昨日、ショッキングな寒中お見舞いが届いた。 30年来の友人・知人の息子さんから、”昨年暮れにお母さまが施設に入居した由。 「元気ですが、今後の新年のご挨拶は失礼させていただきます。」とあった。 友人というには余りにリッパで知人と言ったがイイかも。 お連れ合いはムスコの高校の世界史の先生。 PTA関係でソレナリの面識があったが、今関わっている英語塾の研修で先生の奥様と知り合った。 話をして行くと「〇〇先生の奥様」であることがわかり、若い方が多い仲間のなかでは我々は年長者だったこともあり親しくして頂いていた。 彼女はワリと早く、塾講師を辞められたが、その後もお付き合いがあった。 彼女の特徴は圧倒的なリーダーシップ。
4人姉妹の次女、東京下町のご出身で空襲で焼け出されて千葉に移ったそう。 他の姉妹は千葉方面に住んでいらしたが、結局、自分の住む街に引き寄せた人。 ご家庭でもリーダー。 熱心なクリスチャン。 教会でも地域の中でも、お世話役を引き受け・・と言うよりも自然とお世話役になっていた。 地域の高齢者を集まりを企画して・・・と言言いつつ「ワタシがケアされる立場なのに・・・・ハッハッハ」と笑っていらした。 が、一昨年末、お連れ合いを亡くされ、すぐ、電話を入れたがまだ時間が経っていないせいか、いつもの快活な応答ではなかった。 お邪魔するのも憚れる時節が始まっていたのが残念。 で、今年は「オメデトウ・・」と書くのは憚れて、「オメデトウ」は削除して新年の挨拶を送った次第。 昨日届いた寒中見舞いに書かれた住所は彼女の住所と異なっていた。 彼女はドコに居るのかしら? なんだか痛々しい。
少し前には大学の友人がFB上でお母さまが特別養護施設に入所となったと報告。 彼は二年前、鎌倉を引き払ってお父さまの故郷へ引き揚げた人。 周囲の方の温情はあるものの、98歳のお母様を独りで老々介護していたワケで安堵したのも事実。「良かったね!」とクリック出来ない私。
「今後の新年のご挨拶を失礼します」もココんトコ多い新年だ。 賀状が年々減っていく。 さびしいなぁ。
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