昨日、ヴァイオリン工房に朝イチで電話・・・と言ってもオープンは10時なので10時過ぎに電話。 立て込んでいて・・とのことだが、終業間際の6時半過ぎに伺うことに。 はやる気持ちを抑えて6時ごろ家を出た・・・・が、迷い子に。 電話番号を入力すればナビOKと思ったらNo。 が住所もワカラン。 プリントした地図を見ながら・・・ヤッパリわからん。 この近くかな? No! 歯医者さんの駐車場に車を止めて尋ねた。 数人が集まって??? で、電話を拝借。 道に迷って遅れていることを詫びて、住所を伺う。 歯医者さん、電話代を支払おうとしたら「ケッコウです。」と。 感謝! で、今度はナビで・・・。 「目的地に到着です。 案内を終了します。」と。 が、二度目のワカラン。 こんどはラーメン屋さんの駐車場に止めて・・・??? 親切なお客さん、常連さんたち、スマホで住所を入力して「50メートルくらい先だよ。 連れてってヤルよ!」 車を置いて歩いて行くと・・あった、「重野ヴァイオリン」! 二度目の感謝・深謝。
歯医者さんの衛生士さんもラーメン屋さんのお客さんも、みんな親切な人たちばかり。 嬉しい。 そして重野さんもステキな方。 作業場は相変わらずの小さな、道具だらけの場所。 修理を待つヴァイオリンがたくさんぶら下がっていた。 駒が大小・・ベースからヴァイオリンまで、ペグもミュートも・・とにかく部品がイッパイ、私は彼の仕事をズ~と見ていたい思いになった。
我が名器は立派に「亀裂」が。 このまま使うのはアブナイと。 ジックリ直す・・となると楽器の上下をはがして・・・・で今月末までかかるがそこまでしなくてもタブンOKと。 スコシ剥がして、膠を裂け目に”落として”上からニスを何回かに分けて塗っていくそうな。 15日まで「入院加療」ということで代車ナラヌ代楽器をお借りして帰宅した。
私はギリギリに行ったのだが、若い方チェリスト(?)二人と応対中だった。 玄関にはチェロが二台。 重野さんご本人は楽器を演奏されない由。 ネットには賛辞のコトバが並んでいたが、電話番号も住所も記されていない。 「名刺を頂けますか?」とお願いしたら、持ってらっしゃらない由。 紙切れにハンコを押して名刺のごとく切って渡して下さった。 いい方だなぁ! 「楽器職人さん」というイメージどおりの方。
因みににニコラス・アマティ作・・・ではナイそう。 修理代を思うとホッとするけど、「夢」だったのね。 「音がきれい・・・」と言うお世辞は、楽器ゆえでなく実力でしょう・・・とはマイスターの”お世辞”?!?!! とてもホッコリ気分で帰宅した。 スマホ・・便利だなぁ・・・・。