地方経済は厳しいな

　久しぶりに少し離れた隣の隣の隣町のスーパーまで買い物に行った。買い物かごをレジに出して待っていたら、少し離れたところに友人の姿がみえた。お客さんとしてではなく、レジでレジ打ちの見習いをしていたので、そこで働きはじめたようだ。
　ここにいるはずないのに、、、彼は、会社を経営する立場にあったはずなのだが、夏以降は、音沙汰がないなと思っていたら、こんな場所で出会うとは、、、。
　複雑な心境である。古くから小学生時代からの友人なので、どういう立場であろうと、友人関係は変わらないつもりなのだが、その場は、全然気づかぬふりをして立ち去ることにした。
　よく三人で一緒に遊びに行く私の仲間二人のうち、一人は失業中、一人はレジ打ちの修行中と、今後が少々心配である。自分ではまだ若い気でいるが、私も含め、傍から見れば、もう下り坂のオヤジでしかないのに、、、。
　最近私の地元でも大型店がどんどん入ってくる。消費者としては選択の幅が増えるかもしれないが、地元経済に与える影響はあまりにも大きいことを実感する。地方経済はガタガタだ。
　救いは、レジ打ちの彼の顔が平安だったこと。会社を経営していたときは、いつも厳しい顔をしていた。もう少し落ち着いたら、励ます会でも開こうか、、、。
　二人の再出発を応援しよう。