市民意見広告運動事務局だより

9条の精神に立ちかえり、核のない社会を実現しよう!
5月3日の新聞に意見広告を載せよう! 

被爆体験講話

2013年08月23日 14時33分40秒 | ひとりごと
ブログ担当の地元の話です。
地元自治体は、核兵器廃絶平和都市宣言の町。
その予算を使って
(正確には、基金)平和事業というものを行なっている。
そのなかに、子どもたちを例年
八月に被爆地へ送る平和学習がある。今年は、小学生から高校生までの25人が長崎に。6組の親子が広島に派遣された。
今日は、その学習成果を市長以下、保護者、関係者に発表する日。

広島でも長崎でも参加者は、被爆体験講話を聞く。
その感想を話してくれた高校生がいた。
彼女が聞いた体験談は、ここには、書かない。(うまく、伝えられないと申し訳ないないので)
しかし、その話をしてくれた彼女の感想は、書いておきたい。
被爆者の方々にとって原爆投下の直後のことは思い出したくない、本当に怖い、酷い、むごい、出来事なのだ
それを、でも伝えないと、いけないからと気力をふりしぼって、お話して下さっていると。
話すたびに、同じ酷い出来事を心のなかで繰り返し体験しなければならないのだと。
私たちに伝えるために、毎回苦しんでいらっしゃる方々に本当に感謝しなければならないし、伺ったことは必ず活かさなくては、と。

ただ、聞いただけではない、話しを聞いて人の悲しみに寄り添い、それをまた、次の人に伝えてくれた彼女に拍手。
やっぱり、現地にいくのは、すごいなあ。
日本の国会議員一年生と、核保有国のトップには、必ず被爆地に訪れてもらいたい。
核の抑止力なんてくだらないこというまえに。

自分の居住地の自治体がどんな平和事業をしているのか、チェックしたことありますか?
参加してみたら?

ひとりごとでした。