桜ん坊の山歩物語

近郊のお山から遠くのお山まで夫婦で徒然に山歩きを楽しんでいます

2018夏  尾瀬の山々  3日目 

2019-06-17 16:53:47 | 白山・荒島岳・尾瀬

7月26日(木)
燧ケ岳(ひうちがたけ) 双耳峰
柴安嵓2356m(しばやすぐら) 俎嵓2346.2m(まないたぐら)

本日の行程
檜枝岐小屋~見晴新道~燧ケ岳~御池登山口~檜枝岐村 民宿「尾瀬野」泊

早朝でも涼しさは感じない標高1500mの登山口から入山です。
入山地点に登り4時間、下り3時間雨天は滑り易く要注意と
注意書が標柱に付けられていた。

樹林帯の登行が延々と続く急登にはただただ忍の一字で
一歩一歩です。

明るく開けた稜線に出会うのは9合目付近でそれまで展望は無く、
涼風も無い中を約3時間の登りは心身ともに疲れました。

最高点柴安嵓に立ち三角点のある俎嵓の頂で展望を楽しみながら
ゆっくりと身体を休めます。

下山は広々と緑の草原広がる中に走る木道が印象深いです。

登りは樹林に囲まれ視界の遮られた中を歩き、下山は広々と開けた草原帯
の歩きで登り下り全く相反する景色を楽しんだ燧ケ岳でした。






6:37 檜枝岐小屋を出立 ↑






6:52 分岐点を左で見晴新道で燧ケ岳です、右は尾瀬沼方面 ↑






7:18 山頂まで3km標識  ↑






笹が刈り払われた登山道に感謝です ↑





8:17 コメツガの大木に標識です5合目標識標高1900m ↑  







9:18 やっと頭上に稜線が見えて来た ↑





岩塊の道を登って稜線へ出ます ↑






9:36 9合目 ↑
歩き出して3時間やっと樹林帯を抜けます 


9:42 背後の樹林帯を抜けて来ました ↓ 






















明るい稜線に出るとお花畑が続きます ↓










10:20 柴安嵓(しばやすぐら)山頂 ↑ “嵓” グラは岩の意 

山頂石柱 ↓もう一峰の俎嵓(まないたぐら)の頭がのぞいている











10:44 
柴安嵓から一旦鞍部に下りて対面ピークに俎嵓の標柱だ ↑ 

俎板嵓山頂 ↓ 三角点はこっちにある




山頂の一角から尾瀬沼が見渡せた ↓



尾瀬沼を背景にツーショット ↓









先ほど立ったもう柴安嵓はガスに覆われて姿を 隠します ↑





11:35 山頂を後に下山を始めます ↑

12:00 歩きにくい岩礫の道がしばらく続く 









清々しい草原の中を気持ちよく歩く  ↑





12:50 熊沢田代 ↑
池のほとりのベンチで休憩です          
この付近トンボがやたら多いです
歩き出すと一緒についてきます









一本道が延々と続いています気分はのんびり疲労感は皆無です ↑  ↓









直径1mほどの池塘 周りにはワタスゲやキンコウカです ↑





13:40 前方に浅い林です ↑



13:45 広沢田代 湿原です ↑ 






草原のルンルン歩きから一転して大岩の重なる  
下りが出現ですこの岩塊の下りが長く続きます  ↑






14:25 ↑
大岩の下り時間にしたら30分くらいだったでしょうか
体感的には1時間 くらいに感じましたやっと1合目に来ました。




 


14:38 登山口案内大看板と大駐車場  ↑ ↓       
     ここです:地図参照










14:40~15:20 ↑ 
駐車場入口前にある「山の駅売店」(正面右の建物)前で
本日 投宿の迎えの車が来るまでゆっくり休憩です







今日のお宿はせせらぎの宿「尾瀬野」です
明日の会津駒ケ岳登山口に 近いのと登山口まで
送迎サービスが助かります。 ここです:地図参照

汗を流して  zzz・・・ 







2018夏  尾瀬の山々  2日目 その2鳩待峠~尾瀬ヶ原~檜枝岐小屋

2019-06-17 16:22:41 | 白山・荒島岳・尾瀬

2018/7/25(水) その2

 12:10 
全身にエネルギーを補給して鳩待峠をスタートです 
至仏山は西へ向かいましたが尾瀬ヶ原は北になります ↓  












鳩待峠から尾瀬ヶ原へは下りが続くので楽ちんです ↑
逆に鳩待峠へ向かう人は 登りが延々と続くわけですから
みなさん所々で休みながら歩いています
多くの方々とすれ違いながら歩きます 










途中で大勢の小学生や歩荷(ボッカ)人とすれ違います 
  ↑ ↓









13:10~15 
山小屋の立ち並ぶ「山ノ鼻」に着きます ↑
大勢の方が休憩中です ↓





「山ノ鼻」標高1400m 気温24℃ ↓
今年は日本列島が連日夏日の異常気象で当然ながら尾瀬も
例年になく 高温状態とのことです
しかしここは高所です下界のような夏日とは無縁です 









尾瀬ヶ原のど真ん中を突き抜けます 目的地はまだまだ遥か先です ↑
お花の時期はこの木道も人人人で数珠つなぎとか・・
ミズバショウ、ニッコウキスゲ、オゼソウ、ワタスゲ等々は今は ありません
咲き乱れる時期に訪れてみたいものです。
その時は“山”抜きとしましょう! 



小屋の到着時間も気になりますがここは湿原を存分に堪能しながら歩きます ↓









ヒツジグサ ↑ ↓<未草> 未の時刻に咲くから・・です









ミズギボウシ ↑ 








「見晴」(みはらし)に立ち並ぶ山小屋が見えて来た ↑





15:10 ↑
見晴十字路近くに立つ本日の投宿先「檜枝岐小屋」着く 
早速お風呂で汗を流してさっぱりです


 本日の所要約11時間 明日は燧ケ岳です
              
              zzz・・・











  


2018夏  尾瀬の山々  2日目 その1戸倉から鳩待峠~至仏山往復

2019-06-17 14:27:54 | 白山・荒島岳・尾瀬

7月25日(水) その1

本日の行程
戸倉~鳩待峠1591m~小至仏山2162m~至仏山2228m~
鳩待峠~山ノ鼻~尾瀬ヶ原~檜枝岐小屋(泊)

晴天の夜明けを迎えます。
朝一番のシャトルバスで至仏山登山口の鳩待峠へ入ります。
バスを下りて徒歩2分で山荘や休憩所のある広場の鳩待峠に入ります


標高1591mの峠で早朝です多少寒いかな~と思っていましたが
全く肌寒さなどありません。

バスから降りた登山者が広場のベンチで朝食です。
私達も宿で用意してもらった朝食を食べます。

登行して標高が上がるたびに涼しさを期待しますが
むしろ陽射しで暑いくらいです。

本日は投宿先までが長丁場です熱中症にならないように
水分補給と休憩をしっかりとりながらの歩きでした。
 






4:20 ↑
宿の前に切符売り場とバス停です、
4:40発と調べていました 開いたばかりの切符売り場で待機
していた乗客7人が購入して乗車
するとすぐに発車でえっびっくり!?
まだ出発時刻前なのに・・なぜ?
ここから数分走った所に一般車大駐車場と
乗合タクシーの乗り場があり
そこにもシャトルバスのバス停があり乗客が待機していました。
ここが 4:40発だった様でほぼ満席で定刻に出発でした。
宿の人は目の前だから出発間際に出てOKと言っていましたが
早めに待機していて良かったです。






5:15 鳩待峠
シャトルバス発着場から徒歩2分 売店と無料休憩所や ↑ 
鳩待山荘 ↓ のある広場です













宿で今朝出発に合わせて朝食を弁当にしてもらった ↑
大きなおにぎりニケとゆで卵、他おかずいろいろあり
これが一人分 我が夫婦はこれで充分で残りの包みは
下山後昼食とする。
山荘前のベンチでは多くの登山者が朝食をしていた。








 登山口前の大看板の前で記念撮影 ↑






5:50 鳩待峠広場にある至仏山登山口から入山   ↑






木道あり石ゴロゴロの道ありです ↑ ↓










樹林帯から草原に出会います ↑
黄色いキンコウカと白いワタスゲが咲いています ↓




キンコウカ<金黄花・金光花> ↓











7:30~35
休憩ベンチで展望です  前方ピークは小至仏山  ↑

眼下遠くに尾瀬ヶ原が広がっています 
その向こうの山は明日登る 予定の燧ケ岳2356m(ひうちがたけ) ↓




ベンチの前にはヒオウギアヤメです ↓ 
花の最盛期は過ぎた様です















7:47 小至仏山の登りです ↑ かみさん登って来ます







8:05 小至仏山(こしぶつさん)山頂 ↑






8:09 ↑
小至仏山を後にして前方の至仏山へと意気揚々と向かいましたが
ただのピークで
至仏山山頂はまだ先でした 






8:37  ↑
最初のピークを越すと目の前に岩稜のピークが現れます
この てっぺんが山頂と思いましたが違いました
もう少し先でした







8:48~9:05  至仏山山頂です ↑ 
山頂に着いたとたん疲れた~と思わず石柱に 寄りかかります 







山頂から見る尾瀬ヶ原と燧ケ岳 ↑ 
ここから尾瀬ヶ原の入口「山ノ鼻」へ下山ルートがありますが
近年植生保護目的で下りは禁止となっています
  
このルートを下山出来ると今日の行程は2時間短縮となるが・・
下山禁止では仕方がないです往路を予定通り引き返します  ↓









眼下に出発点の鳩待峠の建物が見えます ↑
右端はシャトルバス発着場 






11:15~12:10 鳩待峠へ下山です ↑ 
休憩昼食をして山ノ鼻経由で本日の最終目的地 見晴十字路に立つ
「檜枝岐小屋」へ向かいます










 









2018夏  尾瀬の山々  1日目 移動日 自宅から登山口まで

2019-06-17 09:54:03 | 白山・荒島岳・尾瀬

7月24日(火)
移動日 自宅~入山地:群馬県片品村戸倉

現地周辺の滞在中の天気予報を注視する毎日でした
幸いに良好に推移して滞在中は全て晴れの予報になり安堵です。

毎年の事ながら日程優先の山行ですから空模様を気にしても
仕方がないのですが今回の様にお天気が味方してくれると
それだけで気分はルンルンです。

現地に入るまでのルートとしては群馬、新潟、福島などがあり
移動手段も空か陸地か(公共交通機関)ですが結局のところ
無難な陸地移動としました。

また進入ルートも群馬県側からとしました。
移動は全て順調で予定通りに宿泊地へ到着でした。





本日の行程

新幹線のぞみ2号小倉6:27発⇒終点東京⇒上越新幹線とき319号
11:40発 ↓




のぞみ2号 6:27発入線です ↓  ↑





上越新幹線高崎駅で在来線上越線に乗換13:02発水上行乗車 
 上越線高崎駅 ↓ ここです:地図参照




JR高崎駅で乗り換え沼田まで行きます  ↑ ↓





13:54 沼田駅下車して駅前より関越バスに乗車です ↑ 
        ここです:地図参照  




14:00発 沼田駅前より関越バスに乗車で途中まで行きます 
 本来ならば最終目的地の戸倉までこのバスで行けますが
この時間帯は途中の鎌田営業所止まりで戸倉行は15:27発となり
喧噪の駅前で待つより少しでも標高の高い涼しい所で待とう・・で
14時発に乗車です  ↓












14:57 鎌田営業所で下車 ↑ 戸倉行は16:20発です
 沼田駅前より随分涼しい
たっぷり待ち時間がるので
バス営業所の事務員さんが近くの道の駅が 3日前オープン
したばかりだから行ってはと勧めてくれた、
ザックを待合所に置いて行く ↓

バス停からすぐの道の駅「尾瀬かたしな」 ↓ 
ここです:地図参照



  







店内でアイスコーヒー飲んで休憩です ↑



道の駅「尾瀬かたしな」から見る国道に架かるつり橋を見る 
   ↓ 









鎌田バス営業所で16:20発戸倉行を待つ ↑






16:43 
戸倉バス停 鳩待峠行きシャトルバス発着場に到着です  ↑    
 ここです:地図参照







本日の最終目的地のお宿はバス停の真ん前でした ↑
遅延も無く予定時刻に到着です 早朝自宅を出て約12時間です

明日早朝始発の鳩待峠までシャトルバス利用です
尾瀬の代表的な玄関口の一つ鳩待峠までシャトルバス乗車します。





2017初秋 北八ヶ岳  登山道で出会った花々

2019-06-15 16:44:04 | 南アルプス

8月28日、29日、30日、31日 登山道で出会った花々を並べます。






オオシラビソ(マツ科) ↑

 シラビソ ↓

 







ダケカンバ 別名(草紙樺) ↑
標高の高いところに生えることから"岳樺”
別名は樹皮が紙のように薄くはがれるからその昔は
色紙や
書物の表紙に利用した。






タカネナナカマドの実 ↑

イブキジャコウソウ ↓




    ↓ アップ  







イワベンケイ 花はすでに黄色から赤く秋の色です ↑






ガンコウラン(岩高蘭)ガンコウラン科 ↑
花期すでに終わって実の時期ですが 実は見えません







キバナヤマオダマキ ↑







コケモモの実 食べれます ↑






コバノコゴメグサ  ↑






シナノオトギリ(信濃弟切) ↑






シラタマノキの実  ↑






トウヤクリンドウ ↑





 ハクサンフウロ 






ミヤマアキノキリンソウ ↑







ミヤマシャジン ↑






ヤツタカネアザミ ↑






ヤマハハコ  ↑
アップ ↓






 以上でした。