8月31日(木)現地雨 帰路 晴
帰路行程
夏沢鉱泉7:30~徒歩~桜平7:55~夏沢鉱泉送迎車~JR茅野駅東口
8:32~茅野駅発各停8:50~塩尻駅9:18着~乗換~特急しなの6号
10:03発~名古屋着12:01着~乗換~新幹線ひかり509号12:19発
~新大阪着13:26~乗換~のぞみ27号13:42発~小倉着15:53~
自宅17:30 (所要10時間)
今回の山行最終日は生憎雨の朝となりましたが
今日は桜平登山口までの20分の歩きですから気楽です。
桜平から駅までは送迎車です。
山中滞在の3日間雨に遭わなかったことが何より良かったです。
何事もなく無事に下山して帰宅の途につけることに安堵です。
7:30 ↑
夜中からの雨は明けても降り続きます
宿の傘を借用して桜平まで空身で歩きます
ザックは後から来る夏沢鉱泉の送迎車です
この道は桜平からの登山道で関係車両のみ通行が許可されている
ようで登山者同乗も厳禁のようです。
登山道沿いの工事看板です
"家に着くまでご安全に" ↑ その通りです
7:55 桜平ゲート ↑
道草食っていたら後ろから ドドド!! 送迎車に
ゲート前で 乗り込みます。
8:32 JR茅野駅東口 ↑
27日の出発点に戻って来ました 雨は上がっています。
これからJR車内の人になります。
8月30日(水)
東天狗岳~根石岳2603m~箕冠山(みかぶりやま)2590m
本日の行程
黒百合ヒュッテ6:10~天狗の奥庭6:37~天狗の奥庭上7:00~
縦走路出会い7:33~東天狗山頂7:56/8:05~白砂新道入口8:28
~根石岳山頂8:45~箕冠山9:00~44~夏沢峠10:12/40~
オーレン小屋11:05昼食11:54~夏沢鉱泉12:46(泊)
昨日の朝と同様にすぐには消えそうにない厚い濃霧の山中です。
今日のメインは東天狗、西天狗の登頂です
そのあとの頂は縦走路上のピークで厳しい登りは無し
行程も最終目的地まで4~5時間です
この程度の行程ですから濃霧が消え去るまで出立を遅らせることも
頭によぎりますが、視界良好になるまではいつも午後からです
とても午後までは待てません。
ならば・・いつものように朝食後身支度を済ませて歩き出します、
天狗岳からの展望は諦めます
のんびり歩きを楽しもう!
5:21 朝食前にヒュッテ外に出てみます ↑
一帯は濃霧に包まれています入山してから毎日この状態です
当分濃霧は消えそうにないです。
6:10 ↑
昨夜の宿泊客は団体さんを含めて40人位だったのでしょうか?
私達は朝の挨拶を交わしながら出立です
気温は11℃ 寒さは感じません ↓
ヒュッテ敷地の一角立つ道標から入山です ↑
6:14
道標の所からいきなり岩場の 急坂です ↓
上部は見えているのですぐに 開けそうです。
6:20
岩上に出ると岩石台地が広がっていました ↑
岩石帯が延々と東天狗山頂直下まで続きます ↓
6:37 「天狗の奥庭」 ↑
相変わらガスって視界不良です、本来ならば前方に
天狗岳がそびえているのでしょうけど・・
7:33 中山峠からのルートにここで合流です ↑
道標の傍で一息入れますが強風でゆっくりはできません
すぐに歩き始めます ↓
7:57 東天狗山頂 ↑
なん~にも見えません!予期していましたから驚きません
目前にそびえる西天狗は全く見えません
この視界に西天狗岳は断念して山頂を後にします ↓
8:08 東天狗から下降です ↑
8:28 本沢(ほんざわ)温泉分岐 ↑
進路は直進で夏沢峠へ向かいます
8:45 根石岳山頂 ↑ 縦走路上のピーク
8:55 ↑
根石岳周辺はコマクサの群落地でロープを張って保護されています
株が点在していますが花期は終わっているようです。
コマクサ 2株残っていました ↓
残念ながらロープ内でコマクサの背後の姿です
正面からお顔を見たかった
9:00~44 箕冠山(みかぶりやま) 山頂 ↑
標識が重複してあちこち行けそうですが要は三方向です。
居合わせた登山者グループと 談笑しながコーヒータイムでした
思わず時間を費やしましたが 時間的に余裕があり安心でした。
10:12 夏沢峠 標高2440m ↑
山小屋(奥)2軒手前は トイレの建物 山小屋は窓、玄関と
シャッターが下ろしてあり今日は 休業?はたまた閉鎖中?
10:38 夏沢峠でツーショット ↓
北八ヶ岳 と南八ヶ岳で境界の峠
昨年南、今回北で南北八ヶ岳を踏破です。
11:05 オーレン小屋 ↑
昨年はここを通過して南方へ向かいました
昼食タイムです ↓
おでんは小屋から調達です
トマトとキュゥリは自宅から持参でこれが最後です
かみさんが今日まで昼食用に三日分保冷バックに入れて
担いでくれました 謝謝!
昼食中に中学生120~30人 が通過して行きました ↑
県内からで硫黄岳に登ってこの山小屋で一泊だそうです。
↑
シラビソ、コメツガ、ダケカンバの登山道を夏沢鉱泉へ
ゆっくりと歩を進めます
明日は帰路、3日間の山歩きで泥んこになった靴、
スパッツを途中の沢で綺麗にします。
登山道沿いの花々をパチリパチリしながら歩きます
12:46 夏沢鉱泉 ↑
ここでまだ標高2060mの高所です
温泉で、電気、水と豊富な 山小屋です
大部屋ザコ寝ではありません個室です。
汗を流してさっぱりです 夕食です
食後外に出ますが冷えてきてすぐに小屋に入ります ↑
18:30 気温13℃でした
午前0時ころから雨予報 明け方は曇りの天気予報
明日の歩行は小屋から桜平まで下り20分のみ
桜平から茅野駅まで送ってもらいます。
zzz・・・
8月29(火)
縞枯山(しまがれやま)2408m~茶臼山2384m~中山2496m
本日の行程
北横岳ヒュッテ6:37~三ツ岳分岐6:43~坪庭~雨池峠7:40~
縞枯山8:18~展望台分岐8:33~茶臼山9:04~中小場9:33~
大石峠9:54麦草峠10:10/15~R299最高点10:32~白駒の池P
10:40白駒の池入口10:46~高見石小屋分岐11:09~高見石小屋
11:50昼食12:28~中山展望台13:50~中山山頂14:06~中山峠
14:39~黒百合ヒュッテ14:44着(泊)
北横岳ヒュッテ一帯は暗く厚い濃霧に包まれています。
今日最初の登頂予定の縞枯山の取付きの雨池峠までぐんぐんと
標高を下げて行きます。
雨池峠までは岩稜山頂の三ッ岳経由を視野でしたが
この空模様では三ッ岳断念が賢明かと小屋の主人です
今日の長い行程と空模様を考えると無理はしなくてもという。
体力的にも時間的にも余裕になる坪庭散策路を経由して雨池峠でした。
縞枯山の登り、中山の登りと緩斜面でしたが岩塊のの折り重なる登攀に
かなり体力消耗でした。
カメさん歩きに徹して30分に一回は休憩してしのぎました。
所要8時間の行程でした・・三ツ岳断念正解でした
5:45 朝食前にヒュッテのすぐ下にある七つ池を散策する ↑
6:04 朝食です しっかり食べて今日の行程に備えます ↑
6:37 北横岳直下にある北横岳ヒュッテを出発です ↑
濃い濃霧が一帯を包んでいます
6:43 三ツ岳分岐 直進の三ツ岳はパスして右折で坪庭方面へ行きます ↑
7:10 坪庭散策路まで下りて来ました一帯はガスって展望はありません
標高2200m位と思います ↑
散策路沿いの植生を見ながら進みます ↑ シラタマノキ
↓ ガンコウランの中に真っ赤なコケモモの実が鮮やかです
7:34 縞枯山荘前を通過ですここはロープゥエイ頂上駅から徒歩10分と
紹介されています ↑
7:40~45 雨池峠 縞枯山~茶臼岳の登山口 ↑
相変わらず濃霧の中です
登山口より登山道は岩ゴロゴロ状態結構足は疲れます ↑
樹林帯にも踏み跡が平行して付いていますので疲れたら樹林帯へ入ります
がこっちもご覧の状態です ↓ どっちも疲れますネ~
8:18 縞枯山山頂 お山のてっぺんという感じは無いです
こっから縦走路が延びていますから稜線上です
枯死した樹林が続きます、縞枯れ地帯の縦走路を歩いています ↑
9:04 茶臼山山頂 縦走路上のピークです 展望台の案内がありますが
この濃霧展望台はパスして先に歩を進めます ↑
9:33~35 岩石台地の中小場 ↑ ↓ 標高2232m
絶好の展望地なのでしょうが・・何にもみえません
9:54 大石峠 縞枯山、茶臼山と縦走路を緩やかに下って来ました ↑
道中何人もの登山者とすれ違います
10:08 茶水の池 ↑ ↓ 麦草峠登山口の道標があります
茶水の池全景 ↑
10:10~20 R299 麦草峠 国道を横断です ↓
国道を横断するとベンチと向かいには山小屋「麦草ヒュッテ」があり ↓
この広場にバス停もあります
10:32 メルヘン国道最高点「麦草峠」標高2127mの堂々とした標識です
白駒池まで山道もありますが最短となる国道を歩きます ↑
10:40 白駒池入口の駐車場 大勢の方が訪れています ↑ ↓
白駒池を巡って高見小屋へ向かいます ↓
11:10 分岐点 ↑
観光客の多い池のほとりを歩いて池最奥になる高見小屋分岐
から山道に入ります 下って来る人は多かったですが私達の
様に登る人は少なかったです
11:50~12:30 高見小屋 ここで昼食休憩です ↑
予備用にお茶2本600円購入です
小屋の背後に高見石展望台です ↓
12:30 小屋の一角に立つ道標 中山・天狗岳へ向かいます ↑
↑
13:06 30分ほど登って来ました登山道は岩塊がランダムに折り重なって
いて緩斜面ですがにかなり堪えます
30分ごとに小休止しながら登ります
13:50 中山展望台 ↑
ここまで来ると登攀終了です疲れました~やれやれ!です
いつの間にかにガスは消えて青空になりました
道中下る登山者と何人もすれ違います聞くと天狗岳まで
白駒池駐車場からピストンしているとの事でした往復7時間くらい
ですから日帰りです
展望台からは今回歩いて来た山々が遠くに見えます ↑
縞枯れ状態の山肌もよく見えます ↓
14:06 中山山頂 この標識がなければ山頂と気付きません ↑
14:30 中山峠 ↑ すっかり青空になり前方に天狗岳見えた ↓
14:45 本日投宿の黒百合ヒュッテに到着です ↑
ここは通年営業の小屋です
標高2400mに位置する山小屋 到着時20℃です快適な気温です ↓
夕食までゆっくり身体を休めます
17:30 夕食 ご飯・お汁はおかわりご自由です ↑
消灯20:30 朝食5:00
zzz・・
8月28日(月)
蓼科山2530.7m~北横岳北峰2480m・南峰2471.6m
本日の行程
ホテル7:25~蓼科山7合目登山口7:37~将軍平8:58/9:08~蓼科山
(たてしなやま)2530.7m9:51/10:04~将軍平10:39/52~枯れ谷離脱地点
11:39~天祥寺平分岐12:07~天祥寺原12:20昼食12:48~亀甲池13:10~
北横岳北峰2480m14:56~南峰2471.6m14:59~北横岳ヒュッテ15:15(泊)
今日の行程で我が夫婦にとって最大の難所は蓼科山の大岩石帯の登りと
亀甲池からの北横岳の登りでした。
大岩石の登りは時間的に短く それほどまでありませんでしたが、
北横岳の登りは所要1時間40分、最初の1時間は急登でヘトヘトでした。
山頂に立てば残りは本日の最終目的地「北横岳ヒュッテ」まで10分の下りのみです。
7:38
宿泊先の送迎車で7合目登山口まで送ってもらいます ↑ ↓
7合目の蓼科神社一の鳥居 ↑
「送迎の運転手さんが記念に 撮りましよう」に甘えます
風もなく寒さは感じません防寒着はいりません。
7:47 ↑
よく整備された登山道です 笹が元気できれいです
鹿さん居ないのか~ 食害跡は皆無です。
7:54 馬返し ↑
じわじわと登っていますが 暑さはあまり感じません。
登山口で先行した長野県内の 某消防署の方々です、訓練の様でした ↑
8:58~9:08 将軍平 標高2350m ↑
蓼科山荘 でひと休みして山頂へ向かいます
9:27 ↑
将軍平から30分位登って来ました山頂まで続く岩石帯の急登
9:41 ↑
大岩が終了すると山頂台地の一角に建つ蓼科山頂ヒュッテ
一帯は真っ白・・残念ながら展望は皆無、強風に急いで
ウインドブレーカー着用 して山頂まで行きます
9:53 山頂標柱 ↑
蓼科神社上宮の祠の位置が 看板に書いてありますが
この状況では動き回れませんすぐに山荘近くまで戻ります
ペンキマークに従って往路を戻ります ↓
往路の岩石帯を下ります ↑
慌てずに足場を確認しながら下ります
10:40 将軍平まで下りて来て一休み です ↑
10:52 ↑
山荘横に立つ道標から縦走開始です
天祥寺原へ向かいます
11:21 ↑
登山道から枯れ沢になります 全く水が無いのが幸いです
岩ゴロゴロに足裏が疲れます、地図上に増水時注意の表記に納得です。
11:40 ↑
枯れ沢の右側に指導標です ガラ場から解放されます。
12:07 分岐道標 大河原峠方面へ進みます ↑
12:20~50 天祥寺原 ↑
亀甲池分岐 ちょっとした広場で昼食タイムです
暑さも寒さもありません 穏やかな山中です。
13:10 亀甲池 ↑ 池のほとりで休憩です
亀甲池から今から登る北横岳を見る ↑
13:18 亀甲池のほとりからシラビソ林の登山道に入ります ↑
13:56 傾斜も徐々に厳しくなり一歩一歩急登をしのぎます ↑ ↓
空が近くになって来ましたが山頂まではまだかかりそうです ↓
14:56 北横岳北峰2480m ↑
周りは白くガスって景色は見えません残念です
14:59 南峰2471.6m ↓
こっちも展望はありません
長居はしませんすぐに北横ヒュッテへ向かいます
15:14 標高2400mに位置する 北横岳ヒュッテ ↑
南峰から急な階段を下って 到着です。
ヒュッテ玄関です ↓
北横岳の登り亀甲池から100 分きつかった!
やっと足を伸ばして休めます。
本日の所要約7時間25分 ではではまた明日・・・
8月27日(日) 自宅~長野県北佐久郡立科町(蓼科牧場)
移動行程
小倉駅新幹線のぞみ14号8:50発~名古屋11:53着 乗換JR中央線
特急しなの11号12:00発~塩尻13:49着 乗換中央線各駅停車
14:16発~茅野駅14:43着下車~送迎バス(池の平白樺高原ホテル)
15:30発~ホテル16:30着
晴天の移動日でした、JRの遅延等無く予定通りに現地到着に先ずは
ひと安心でした。
のぞみ14号に乗車です先ずは定刻到着で安堵です
3割引き適用外のぞみですが移動行程を考えると3割引きのひかりで
移動は現地到着が時間的無理でした ↑
名古屋11:58着在来線中央線特急しなの12:00発に乗換て塩尻迄行きます
塩尻で各停に乗換茅野駅まで行きます ↑ ↓
茅野駅東口に出ます。 ここです:地図参照
送迎バス到着まで時間があるので東口周辺を散策です
駅出口横にある「国宝仮面の女神」の模型 ↑
今日私たちが宿泊するホテルの送迎バスです ↑
15:30発で毎日送迎は朝と夕で時間が決まっているようです
遠方すぎてとてもタクシーでは移動できません
16:02 ↑
観光地の白樺湖付近を移動中送迎バス車内から
明日登頂する蓼科山が見えました
16:30
本日の宿泊先「池の平白樺高原ホテル」↑ ここです:地図参照
茅野駅から北八ヶ岳の登山口は数ヶ所ありますが今回は一番北の端
「蓼科山」 から縦走を開始する事を決めていて交通手段を考慮する
と必然的送迎可能な 宿泊先に限定されここに決定でした。
受付を済ませて付近を散策します。
ホテルに隣接する蓼科牧場 ↓
ここの標高が1530m 山頂駅が1830mと書いてあります ↑
リフトの営業は朝9時からで出立には遅いので7合目登山口まで
ホテルの車で送ってもらう予定です。
移動の疲れをお風呂で癒してバイキングの夕食を楽しみ
明日からの縦走にそなえて zzz・・・