桜ん坊の山歩物語

近郊のお山から遠くのお山まで夫婦で徒然に山歩きを楽しんでいます

016秋 南アルプス 八ヶ岳 3泊4日 4日目

2019-06-05 19:48:53 | 南アルプス

10月6(木)
本日の行程
編笠山2523.9mm~西岳2398m

昨夜午前0時ごろ風音に目覚めた、
台風18号の強風圏通過は午前3時頃 の予報と聞いていたが、
早めの到来か・・?  

であれば夜明け頃は既に台風は通過して穏やかな早朝かと
内心期待します。
ところが強風は夜明けまで続いた、

まだ薄暗いなかカーテンを開けて 外を見る、
薄明りに白い濃霧が真横に流れている、木々も大きく揺れ ていた。

雨粒が混じっているのか、濃霧の滴か、時折窓ガラスに水滴が付く

この状況では編笠山登頂は難しいかもと思ったが朝食後に様子をみて
決める事にした。

朝食後1時間ほど様子を見て外に出た
強風だが空は明るくなって濃霧も薄くなりつつなったので

編笠山登頂を決め、 小屋を後にした、ザックは小屋に置いて行く。

登り30分、下り20分の行程だ。

亀さん歩きの私達でも 1時間の所要だろう。

登行中に次第に明るくなり青空も見えだす!
強風の吹く山頂に立つ、7峰目登頂だ。

 展望良好の山頂だが強風に寒さを感じて 急ぎ下山を開始した。

当初予定より1時間遅れで青年小屋を後にする。

青年小屋を後にすると、台風一過の青空が広がった。

明るい陽ざしの西岳山頂に立つ八峰登頂達成だ!

山頂標識の前で二人でバンザ~イ!

厳しく辛い縦走路でしたが八ヶ岳八峰すべて登頂を達成出来た
喜びは言葉になりません。






6:14  ↑
編笠岳を小屋前から見ますが山は全く見えません。 もう少し待機します








6:48  ↑
少しガスも薄くなり、岩塊の斜面も見えてきます。
まだ山頂方向は全く見えませんが風も多少おさまって来ました。
登山を開始します。





6:57  ↑
岩塊の最上部まで登ってくると眼下に小屋が見えました。








岩塊の斜面が終わると樹林帯の登山道となります ↑
ガスは流れて明るくなり ます。









7:05 ↑
すっかり明るくなってきました、
樹間から振り返ると昨日歩いて来た山々が見ました。








7:15~20  編笠岳山頂  ↑
樹林帯を抜けると広い岩塊の山頂に飛び出しました。
強い風です台風の余波でしょう上空は澄んだ青空です。

あまり長居は出来ません体温が下がり寒くなってきました ↓










7:39 ↑
樹林帯を抜けて岩塊斜面の見えるところまで下って来ました
青年小屋がよく見えます。







7:48  ↑
下山して小屋に戻ります もう防寒着は不要です
小屋番 さんに挨拶をして小屋を後にします。






8:06  ↑
天幕場から小屋と編笠岳を振り返り西岳へ向かいます。
台風一過の青空が広がります。








8:10  「乙女の水」↑
小屋から4分の水場です 「乙女の水」 名前だけでおいしく感じます。
名の由来は?です。 顔を洗ってペットボトル にも調達です









木漏れ日の登山道は風情があります ↑





9:06 広々の西岳山頂に到着です  ↓








9:10 ↑
西岳山頂 八ヶ岳八峰登頂達成バンザ~イ!                  
4日間台風18号を心配しての山旅でしたが、
雨、嵐に遭遇するこもとなく、天候に恵まれ最高の山旅でした。  
また、最終日の本日は台風18号の影響で朝方まで強風でしたが
次第に台風一過となり4日間で一番の 好天気でした。



西岳山頂から富士山が見えました ↓
小話をひとつ
昔々のお話し・・富士山と背比べした山に
富士山が“奴が高い”と言ったから八ヶ岳となたっとか・・・!?








9:20 西岳を後に下山開始です 







11:09~30 不動清水 ↑
2時間下って来ました 広場でベンチもあり、
ゴルフ場からの散策路となっているようで休憩ポイントです。
ここからは平坦な道で登山口へ向かいます。







11:50 登山口の大看板 登山届BOXもあります
    向かいにゴルフ場敷地に入る




 


門扉を入るとこの看板です ↑
下山してきた私たちはクマなど気にしてなかったので
びっくりでした山で遭遇せずに良かった!






11:54  ↑ 秋ですね~
山中と違ってリラックスして歩きます。
標高が下がって気温が高くなり暑いくらいです。







12:00 ↑

富士見高原ゴルフ場 に無事下山でした。
ここです:地図参照

 

3泊4日山旅の汗を流して帰宅の途につきます。

小渕沢~塩尻~名古屋~新大阪~小倉22:00着でした。






2016秋 南アルプス 八ヶ岳 3泊4日 3日目

2019-06-05 19:46:53 | 南アルプス

10月5日(水)晴・曇り 
本日の行程
阿弥陀岳2805m~権現岳2715m

今朝、
朝食時天気予報・・と云うより、
今一番気になる 台風18号の状況を聞く。

今日夕方までは、この山域には台風の影響は無いとの事!
ラッキー! 
台風の進路も当初の予報をずれて私達が滞在する山域の直撃は無く、
強風圏が深夜に通過する見込みと云う。

今日も天は我らに味方してくれた様だ!

投宿している赤岳から、縦走路を西に外れた阿弥陀岳 の登頂を
決行するか中止するか天気予報ににゆだねていた。

阿弥陀岳は縦走路から外れて往復3時間の行程となる。

本日 の最終目的地「青年小屋」までの行程で所要3時間のプラスは
懸案だった。
その懸念が台風到来の時間差のお陰で解消して安心して阿弥陀岳の登頂が
果たせたのは嬉しい事でした。

八峰全ての登頂を目指します。





5:36 ↑
日の出直前赤岳北峰よりそそり立つ阿弥陀岳を見る



赤岳頂上山荘(赤岳北峰)より日の出です  
↓ 5:40













赤岳頂上山荘を振り返る ↑







6:33 赤岳本峰を見上げながら 山頂下部を巻いて行く ↑





6:34 山頂下部より急降下が始まる  ↑





鞍部にザックをデポして空身で阿弥陀岳へ向かいます ↑





7:11
文三郎尾根分岐 この尾根を下ると八ヶ岳の主要登山口の一つ
美濃戸へ向かうルートとなる。









文三郎尾根分岐より見る阿弥陀岳 中岳を越えて行きます ↑








7:49  阿弥陀岳へ早速に梯子から急登の開始です ↑






 8:14 山頂に到着です ↑
クサリ場、ガレ場を急登して来ました 
広い山頂には石仏、祠等あちこちあります
雲海に頭を出した富士山をアップパチリです ↓    
展望を楽しみ8:28下山開始です。
往路を縦走路分岐まで 戻ります。









9:45  ↑
ザックをデポしたキレット・権現岳分岐に戻って 来ました。
一息入れて縦走開始です






9:54 キレット小屋へ向かいます ↑





 9:57  ↑
雲がかかり始めた阿弥陀岳を振り返る
次第に青空が 白い雲に隠れます。







10:26  ↑
岩稜を登ったり下ったり が続きます
かみさん上部で待っています。







11:08  キレット小屋です ↑
やっと小屋が見えました ほっとします
岩場、ガレ場の下りが約1時間連続でした
小屋前で休憩ついでに昼食としました。

11:33
腰を上げて午後の縦走開始です。
もう青空は望めません、ガスで視界不良の縦走路です。






13:16 ↑
権現岳直下の20mの鉄梯子を登ります。    
縦走路のアップダウンを繰り返して来て、
この梯子は長く、大腿部に堪えます







13:29  権現小屋、青年小屋分岐  ↑
権現岳山頂はこの先3分 とあります






13:32 権現岳山頂 ↑
登山道から山頂らしき巨岩は望めるのですが 取付く目印とか
道標が無く手間取りますが一番高い所 を目指してよじ登りました。     
 




14:25
のろし場 縦走路の通過点です。 青年小屋までもう少しです ↑







14:51  ↑
青年小屋(標高2380m)に到着です 
キレット小屋から長かった~~! ツルネ、旭岳のピークそして権現岳 でした
それぞれ目の前にそびえるピークを急登しては急降下に体力消耗でした。

青年小屋のスタッフがガラス窓に板を張っていました
今夜の台風通過に備えてと・・・










16:23   ↑
青年小屋も宿泊者のキャンセル相次ぎ今日の宿泊は私達だけ
炬燵のある居間でくつろぎます。
2005年に皇太子殿下も登山で青年小屋に宿泊されたそうです。
そのときもこの居間で小屋関係者と一献酌み交わしたとの事で
記念の写真が居間にかけてありました。




 食後は早めにzzz・・・ です 
台風午前3時頃この辺を通過する予報です。





2016秋 南アルプス 八ヶ岳 3泊4日 2日目

2019-06-05 17:17:38 | 南アルプス

10月4日(火) 
本日の行程 夏沢鉱泉スタート-
峰の松目2567.6m~硫黄岳2760m~横岳2829m~赤岳2899.4m

昨日の雨は上がって白く明るい空が広がっています。
今日の天気は雨は無い予報にラッキー!

雨を覚悟していたので嬉しい限りです。

気になる台風18号はまだ我が居住地九州まで到達していません、
まだ遥か遠方の海上のようです。
こっちに到来が遅れるかも・・これも嬉しい限りです。

今日から本格的に縦走を開始します。
八ヶ岳の盟主最高峰の赤岳を含めて4峰の頂に立ちます。

一歩一歩山道を確実に踏みしめて歩きます。

 





6:38 「夏沢鉱泉」全景  ↑
通年営業で積雪期は雪上車で送迎するそうです。
水力、ソーラー、風力 の3電源で充実しています。







7:24  オーレン小屋に着きます ↑
    ベンチで小休してすぐに歩き始めます








7:43 硫黄岳(左)と峰の松目(右)のY分岐点 ↑
   右方向へ向かいます。






8:23~30 峰の松目山頂(2567.6m) ↑ 

樹林に囲まれた山頂で展望はありません 周囲はシャクナゲの群生地でした。     


 



9:25 赤岩の頭(2656m) から西に峰の松目を振りかえる ↑








9:32
赤岩の頭ピークから下りてきた分岐点 中央ピークが硫黄岳 ↑







分岐点から南にこれから向かう山々を展望 ↑
右端の阿弥陀岳は明日登頂予定ですが台風次第・・







10:02 硫黄岳山頂 ↑
広い台地の山頂です山頂標識 ↓ 










10:29 縦走路に建つ硫黄岳山荘







11:20  横岳へ岩稜を登る ↑
険しい岩場、緊張の登り下りが続きます







11:31~12:05 横岳山頂2829m ↑
雲海に富士山を眺めながら 昼食です。








12:21 ↑
横岳を下山です岩稜の歩きが続きます    
富士山が正面に霞んでいます。






12:50 厳しい急登の縦走路が続きます ↑
目前に「地蔵の頭」ピークです。






13:16 赤岳天望荘 ↑
小屋前のベンチに座って 目前の赤岳山頂までの急登を眺めます
本日最後の急登が待っています







13:32 急登が続きます ↑
赤岳山頂はまだ見えません 頂上山荘の背後です。







14:04  ↑
赤岳北峰  
赤岳山頂の一角に登って来ました、
まずは目と鼻の先の本峰行きます。








赤岳本峰全景 ↑







14:16 赤岳本峰に到着です。







14:22 赤岳頂上山荘に入ります やっと一息つけます ↑







17:32 山荘前から赤岳山頂と夕空  ↑



台風接近で宿泊客すべてキャンセルで私達二人
だけです zzz・・・