6月16日(木)雨 6日目 帰路移動日
湯俣温泉晴嵐荘~高瀬ダム~TAXY~「薬師の湯」大町温泉郷
~JR信濃大町~JR塩尻~JR名古屋~新幹線~JR小倉
今日は長かった山旅も計画通りに踏破して帰宅の途につきます。
暴風雨も雨の日もまた快適な青空の日も全てが思い出に残る山歩き
が出来ました。
踏破した喜びと安堵感をかみしめながら山に別れを告げました。
昨日下山後の雨が降り続いています。
今日は高瀬ダムまで平坦な林道歩きですから楽勝です。
雨支度で傘を差して歩きます。
ダムからはタクシーのみが移動手段です。
温泉で6日分の汗を流して九州まで帰路の旅でした。
6:00 朝食 ↓
6:27 晴嵐荘を出発します 雨が降っています ↓
小屋前方の高瀬川に架かる吊り橋を渡ります 一人づつとありますから
まもります ↓
吊り橋を渡ると古い道標です 昔の登山道です槍の北尾根とあります
昔はここから入山だったのでしょう道標に従うと千丈沢と天上沢の
分岐点千天出会より北尾根に取り付いた様です ↓
今は表銀座の喜作新道から貧乏沢に下降して北尾根が主流と聞く
何れにしても昔も今も難ルートには変わりはない。
吊り橋を振り返ります ↓
7:00 前方より入山者が歩いて来ます ↓
7:20 名無避難小屋 林道沿いにあります ↓
林道からそれて山道みたいな雑木林の中を歩きます ↓
7:35 高瀬川沿いに木道もあります木道の下は川床です ↓
7:50 ダム湖 最奥部が堰堤の様です ↓
東京電力高瀬川第5発電所の送水管 ↓
発電所建屋を通過して振り返ります ↓
8:05 東沢隧道の銘板があります ↓
ワリモ沢と書かれたトンネル ↓
8:48 ダム堰堤が見えます
タクシーが堰堤で待機している筈ですがガスで見えません ↓
タクシー車内からダム堰堤を見上げます このダムはロックフィルダム
(ダム工法の一つ)岩塊を積み上げた堰堤の高さ176mは日本で二番目
に高いとか・・ ↓
9:00 堰堤から下りて来て見上げます ↓
10:50 信濃大町温泉郷で下車して薬師の湯で入浴です ↓
12:20 JR大糸線 信濃大町駅 ↓
13:45 JR塩尻駅で乗り換え特急「しなの」で名古屋へ向かいます ↓
2010秋の山旅も無事完登して帰路につきました。
9月15日(水) 5日目
鳥帽子小屋~ミツ岳2844.6m~野口五郎岳2924.3m~真砂岳2862m~
南真砂岳2713m~湯俣岳2378.7m~湯俣温泉晴嵐荘(泊)
今回の縦走も5日目となります本日の最終目的地は
まだ山奥ですが下界の領域「湯俣晴嵐荘」までです
北アルプス裏銀座コースの稜線に別れを告げて
総行程約8時間半なりです。
晴天に恵まれ良い山歩きが出来ました山小屋到着後に大雨到来!
ラッキーでした!
5:00 鳥帽子小屋 朝食 ↓
5:25 小屋を出発 昨日まで同道の単独男性はこの小屋より
ブナ立尾根を高瀬ダムへ直接下山との事で分かれる ↓
5:40 稜線より雲海を見る ↓
眼下に高瀬ダムが見える明日はダム湖のほとりを歩いて帰路につく
対面の山も近い内に登る予定だ ↓
6:10 小屋方面を振り返る ↓
槍ヶ岳遠望 ↓
6:25 三ッ岳山頂 ↓
三ッ岳山頂から雲海を見る ↓
6:50 青空!が広がります 晴天に感謝!
正面ピークは野口五郎岳 ↓
8:12 山頂直下の野口五郎小屋前を通過 ↓
8:20 野口五郎岳山頂へガラ場を登る ↓
8:30 野口五郎岳山頂に立つ いつものお決まりのポーズ ↑
広い山頂です ザックを下ろして休憩です ↓
9:15 真砂岳分岐点 東へ向かうと水晶岳、私達は南西へ進路で
南真砂岳ピークを踏んで竹村新道を下降します ↓
9:45 正面ピークが南真砂岳 ↓
10:25 いよいよこれより竹村新道を下降して行きます ↓
10:45 右下は谷間で崩壊しています ↓
11:25 登山道の真ん中に大きな”糞”にビックリ! 熊?
クマよけ鈴の音で糞中で退散したのでしょうか? ↓
11:33 樹林帯を進みます ↓
11:55 湯俣岳山頂 樹林帯の中に山頂標識と三角点 ↑ ↓
今日の昼食 ザックの上がテーブル ↓
12:40 登山道の木の根っこに立てかけてありました ↓
13:25 下る途中のピークらしきところにこの標柱です
かみさん岩に腰掛けて小休止 ↓
13:45 長い長い下りにやっと下界の景色を目にします
発電所の取水場? ↓
前方木陰に山小屋見えた!ほっとします ↓
13:50 湯俣温泉晴嵐荘 ↓ 小屋に入ってすぐに雨が落ちだします
17:40 夕食 6名の団体さんと一緒でした 目の前を流れる高瀬川の
水が飲用や料理用に使われているのでお茶や料理が大変美味しかった ↓
長かった山旅も明日で終わり帰路です zzz・・・
今日であったお花たちです ↓
ウラシマツツジの紅葉 ↑
クロマメノキ ↓ 摘まんで口にしながら歩きました甘酸っぱく美味
コマクサ ↑ 夏の花ですが残っていました
コケモモ ↓ これも食べられます
シラタマモキ ↑
ナナカマド ↓
チングルマ ↑ ↓ 花は終わって種が出来ています
以上です ↑
9月14日(火)晴 4日目
船窪小屋~船窪岳2459m~不動岳2601m~南沢岳2625.3m~
鳥帽子岳2628m~鳥帽子小屋(泊)
朝焼けの七倉岳を小屋から仰ぎ見る
遠くに針ノ木岳、蓮華岳もはっきりと見渡せた。
針ノ木小屋から同宿、同道の単独男性と道連れです。
秋晴れの縦走路からの山々の展望は素晴らしく
昨日の暴風雨とは打って変わって
快適な山旅の一日となりました。
5:10 船窪小屋朝食 ランプの灯りにフラッシュで・・↓
5:35 小屋から朝焼けの七倉岳を見る ↓
背後には槍ヶ岳を遠望です ↓
5:36 船窪小屋玄関まえで小屋のおとうさんと記念撮影して出発です ↓
朝陽を受けた小屋全景 若い女性の小屋番さんが手を振って
見送ってくれます お世話になりました~!と返します ↓
昨日出発した針ノ木小屋と蓮華岳を見送ります ↑
針ノ木岳を寄せてパチリです ↓
5:55 七倉岳から下降してして行きます ↓
6:00 この岩を越えると ↑
左は切れ落ちた絶壁です登山道は切れ落ちて右下を歩きます ↓
6:55 船窪岳山頂 縦走路上に山頂標識です ↓
8:07 船窪岳第二ピークの標柱です ↓
高瀬ダムを遠望です 最終日に下山後このダムまで徒歩です ↓
10:50 前方ピーク不動岳山頂です ↑ ↓
不動岳山頂から見る南沢岳(砂の山肌) ↓
12:50 白砂台地の南沢岳山頂 ↑
山頂の三角点 ↓
設置時は上部20cmのみが地表に出ていた筈ですが
石柱はほとんど地表に現れていて山頂一帯年月を経て
風化した証拠です
13:20 前方に鳥帽子岳です ↓
鳥帽子岳目前です ↓ 日本庭園を思わせる中を進みます
尖がったてっぺんまで登ります ↓
岩の基部には注意書です ↑
14:20 てっぺんに立ちます ↓
岩の反対側も覗いてみましたが垂直に切れ落ちて
いて足が竦みます
14:45 縦走路に立つ分岐点に下りて来ました ↓
15:00 高瀬ダムが眼下になる位置までやって来ました ↓
ダム湖が白濁しているのは山肌が崩壊してダム湖に
流れ落ちていると聞きます ↓
15:20 鳥帽子小屋に到着です ↓
17:00 鳥帽子小屋夕食 ↓
本日縦走路で出会った花々です ↓
トリカブト ↑
クロウスゴ(ブルーベリーの近縁種) ↓
シラタマノキ ↑
コゴメグサ ↓
ヒロハツリバナ ↑
マツムシソウ ↓
池塘のほとりのナナカマド ↓
4日目の縦走無事終了です。
明日も好天気を期待してzzz・・
9月13日(月) 3日目(暴風雨)
針ノ木小屋~蓮華岳2798.6m~北葛岳2551m~七倉岳2509m~船窪小屋
裏銀座コースへ向け縦走開始日は悪天の始まりとなった。
昨夜の針ノ木小屋宿泊者は5人だけだった、その内2名が私達と同道となる
その2名はそれぞれ単独男性だ、残り1名若い男性は昨日針ノ木谷を下り
平の渡しへ向かうが朝からの雨天で川の増水が気になり
途中で引き返して小屋に連泊して今日は扇沢へ下山と言っていた。
雨はひどくないが暴風の吹く視界不良の中、私達と男性2人の4名で
小屋を出発する。
別に同道を申し合わせた訳でないが行先は同じなので一緒になった。
その暴風は本日の最終目的地の船窪小屋直前の七倉岳付近まで
続き七倉岳山頂に立った時には晴天の空になった。
単独男性1名は私達と同道で12時前に小屋に着く。
あと一人の高齢(私達より)男性は遅れて到着で小屋前
ベンチで昼食を済ませて七倉尾根を下山して登山口の
七倉山荘に宿泊するという。
船窪小屋泊りは私達3名だけである。
6:26 針ノ木小屋を出発 暴風雨で視界不良の朝を迎える ↓
小屋前から先ずは蓮華岳へ向かう 蓮華岳は昨年夏に立っている ↓
7:20 蓮華岳山頂はもうすぐだ 暴風に一歩一歩だ ↓
足元に夏の名残のコマクサを見る ↓
7:26 蓮華岳山頂 ↓
8:45 ゴロ石続きの蓮華の大下りを下ってまともな登山道となる ↓
9:47 北葛岳山頂 暴風にハイマツの中で休憩だ ↑ ↓
10:35 岩稜に取り付く ↓
10:46 岩稜が続く ↓
眼下に見えるは大町ダム湖か? ↓
11:00 岩稜の登攀が続く相変わらず暴風雨だ ↓
七倉岳山頂付近から眼下にダム湖を見る ↑
11:30~36 七倉岳山頂 ↓
朝からの暴風雨と視界不良も七倉岳で解消して眼下に安曇野の人里を
目にすると何故か心も休まった ↓
11:46 眼下に本日の目的地船窪小屋が見えた ↓
先ほどまでの暴風雨が嘘のようだ
船窪小屋玄関 ↓
16:00 小屋前から歩いて来た山々を展望 ↓
16:45 夕食 ↓
夕食とデザート 小屋周辺の山菜とブルーベリーの仲間のデザート ↑
どれも逸品だった この小屋は自然環境を汚さない為に灯油使用の
自家発電等無く灯りはランプのみだ
外が明るい内に夕食となる。
夕食後のひと時を小屋の囲炉裏で小屋のおとうさん達と談笑する ↓
今日はおかぁさんは下界だそうだ
明日の好天を期待してzzz・・
9月12日(日)2日目
JR糸井川駅~大糸線信濃大町~バス~扇沢~針ノ木小屋(泊)
糸魚川で下車して大糸線始発に乗り換えです。
朝食は列車内で持参して来たもので済ませます。
予定通りに扇沢に到着しますが生憎の雨です雨具を着て登山口より入山です。
針ノ木谷の大雪渓は高巻きの夏道を歩きます眼下には融けかけた
雪渓が所々で大口を開けたクレバスを眺めながら登ります。
登山口から針ノ木小屋まで登山者に遭遇する事はありませんでした。
5:30 糸魚川駅で「きたぐに」下車します ↓
大糸線始発まで時間があるので改札を出て駅舎をパチリです ↓
大糸線始発で南小谷まで行き松本行に乗り換え予定です ↓
8:25 JR信濃大町駅 下車 ↑
バスで扇沢まで行きます ↓
扇沢ターミナル 移動中から雨になります ↓
9:28 バスターミナルで雨具を着用してターミナル左端より入山 ↓
9:53 空き地広場に出会いここから山道となります ↓
10:40 大沢小屋 ↑
今期の営業は終了の張り紙あり ↓
11:23 沢を渡る ↓
12:00 針ノ木雪渓の末端部ですこの時期雪渓上を歩くのは危険で
右側へトラバースして山裾の夏道へ行きます ↓
12:30 雪渓上部の夏道から眼下にクレバスを見ます ↓
雪渓上を歩くのは不可です
雪渓上部付近上部ガスがかかっているところが針ノ木峠でしょう ↓
12:50 夏道から谷中央部へ下降して来ました 雨は小康状態 ↓
13:25 谷最上部付近まで登って来ました ↓
13:45 針ノ木谷最上部付近から谷を見下す ↓
14:05 針ノ木峠2536m 本日の登攀終了です ↓
峠に建つ針ノ木小屋 雨の中やれやれ・・(-。-)y-゜゜゜ ↑
15:00 小屋前から見る裏銀座の山々 やっと明るい空になります ↓
登山道で出会った花 ↓
トリカブト ↓
ミヤマダモンジソウ ↓
リンドウ ↓