いけふくろう通信(発行人=ムッシュ)

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『雪に願うこと』(いけふくろう通信第183号)

2006-06-15 23:29:45 | 映 画
先週末、『雪に願うこと』をテアトル・タイムズスクエアにて、
鑑賞してきました。

作品の概要は以下の通りです。

貿易会社・社長の矢崎 学(伊勢谷 友介)は薬事法違反の医薬品を輸入してしま
う。
そして、その医薬品を服用した顧客が死亡してしまい、多額の損害賠償を負う
ことになってしまった。妻からは絶縁され、行く当てもなく戸惑っていたが、
無意識のうちに、故郷・北海道の帯広に帰ってきた。

そこは、兄・威夫(佐藤 浩市)が「ばんえい競馬」の厩舎を運営している
ところであった。

学は、そこで、何枚もの馬券を買うが、全く当たることはなかった。
そこへ丹波(山崎 努)という競馬場の客が寄ってきて、彼の薦めで、
残りわずかの全財産を「ウンリュウ」という馬に賭けてしまった。

が、最後のところで、抜かれてしまい、当たらなかった。

彼は途方に暮れるも、プライドがあり、厩舎の入り口の警備員に、北海道の食材
の買い付けに来たと話していた。

そこへ、兄・威夫がやってくる。兄は弟が会社で何か問題を起こしたことを
うすうすながら、察していたのではないだろうか。

しかし、そんなことはいわず、「ばんえい(競馬)の開催中は、人手が足りない、
飯を食うなら、ばんえいが終わるまで、ここで働け」と言う。

学は「母さんに会いに来た」と言うも、兄は「もう遅い、あれだけ、母さんを
苦しめたくせに、今頃なんのつもりだ」と怒鳴る。

実際には「東京へ帰る」ことを考えていたのだが、現実には厳しかった。

会社からは須藤(小澤 征悦)がやってきて、会社は倒産させる、と言ってきた。
学は、「必ず東京へ戻る」と言うも、須藤は「おまえは甘い」といって、一喝す
る。

学は、迷いながらも、ばんえい競馬の開催中ということで、毎日、忙しく働く。

そして、そこに、様々な仲間(加藤 テツヲ〔山本 浩司〕、富永〔岡本 竜汰〕、
湯原〔出口 哲也〕、藤巻 保〔でんでん〕、田中 晴子〔小泉 今日子〕、
首藤 牧恵〔吹石 一恵〕ら)がいた。

そのような生活のなか、成績が振るわずに処分される運命のウンリュウの世話を
任せられる。
ウンリュウは、成績がふるわず、このままだと引退を迫られることになっていた。
学は、そんなウンリュウを、自分とだぶらせながら、可愛がる。

学は、そういった毎日の厩舎での生活から、どのように自分を見つめ、
復活への第一歩を進めていくのか。

<感 想>
随所に感動する作品です。あれこれと考えたり、悩んでいる時に見ると、
おそらくボロボロ泣いてしまうでしょう…。

<参 考>
オフィシャルサイト http://www.yukinega.com/index.html

~ムッシュ・いけふくろう~

「6/16は麦とろの日」(いけふくろう通信第182号)

2006-06-15 22:00:37 | イベント・お祭
読者の皆さん、こんばんは~。

さて、早速ですが、明日は、「麦とろの日」です。

って、なんで?と思いますよね?

何でも、「麦ごはんの会」が2001年に制定したようです。

「む(6)ぎとろ(16)」という語呂合わせなんでしょうが、
少し、いや、かなり無理があるような気が…。

しかし、時期としては、これからの夏に向け、夏バテをしないように、
栄養をつけるという意味では、最適ですね。

「麦とろ」はなんといっても、「スルスルッ」と勢いよく食べられるところが、
いいですよね。こんな鬱陶しい季節に、一瞬の爽快さを呼んでくれます。

ちなみに、明日6月16日(金)、六本木ヒルズでは、11:00~15:00に、
「麦ごはんの会」代表の枝元なほみさんが主催したイベントがあり、
試食ができるようです。

また、「浅草むぎとろ」でも、むぎとろを616食限定でなんと100円で
食べられるということです。ちなみに、時間は朝8:30からです。

<参 考>
「麦ごはんの会」ホームページ http://www.mugigohan.com/top.html
「浅草むぎとろ」ホームページ http://www.mugitoro.co.jp/

<編集後記>
ということで、明日、6月16日は、「麦とろの日」ということでしたが、
ほかにも、6月16日は、家庭裁判所創立記念日(1949年)、和菓子の日
(全国和菓子協会・1979年制定)、無重力の日(北海道上砂川町・1991年制定)、
ケーブルテレビの日(郵政省・1991年制定)と色々な記念日があるようです。

それにしても、梅雨でジメジメとした6月になんで祝日がないんでしょうね……。
有力候補としては、6月5日の「環境記念日」です。

近年、地球温暖化、クールビズ(COOLBIZ)等、環境問題が注目されているので、
それを一過性のもので終わらせるのではなく、継続的に注目してもらい、
真剣に環境問題を考えてもらうためにも、ぜひ、祝日法を改正して、
国民に「地球に優しい生活」を呼びかけてはいかがでしょうか、小池 百合子 環境大臣 殿。

前向きな検討ではなく、真剣に、かつ、早急に取り組んで下さい。

~ムッシュ・いけふくろう~