いけふくろう通信(発行人=ムッシュ)

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2009年・秋「都電・都バスのある風景」(いけふくろう通信第544号)

2009-09-21 20:00:17 | 鉄道・バス(交通)
今日は、昨日撮影した都電荒川線のある風景をアップします。

まずは、こちら。



都電荒川線で唯一??の高架箇所。
場所は、鬼子母神前と都電雑司が谷の間です。




下からも撮ってみました。迫力あるかな??


続いて、都電雑司が谷付近の写真です。


都電がすれ違う場面。ぴったりと平行になる場面を撮ろう、
と思いましたが、ちょっと早すぎました…。


踏切、都電、サンシャインをすべてフレームに入れてみました。
ちょっとしつこいかな?


再開発中の東池袋付近。
電柱がほとんど写っていないここは、
数年後には、道路が開通し、区役所の新庁舎が建つ予定だとか。

次は、東池袋四丁目から向原付近の写真です。


これは、結構良く撮れたと思っています。
ほぼ平行になってるでしょ??

それにしても、ビックリしたことは、
ちょっと前まであった都営バスの操車場はなくなっていたこと。

以前から池袋駅東口から東池袋四丁目までの利用客が少なかったこと、
また、副都心線の開通に伴う池86系統の同区間の廃止により、
操車場の必要性がなくなったことが原因なのでしょう。


ちなみに、この路線は、以前、サンシャインが発着点でした。

続いて、お気に入りの場所。
東池袋四丁目から向原までのカーブ部分。




おじいちゃんとお孫さんが都電が通り過ぎるのを
楽しそうに見ています。

ここからは、連続写真。
都電が奥のカーブから出てきます。

でしたが、自分で見ていたら気持ち悪くなったので、
納得できる写真だけをピックアップしました。

構図は普通でも良かったのですが、
なんとなく軌道と平行にしてみたらと思って、
ナナメになっています。
でも、ちょっと見づらいですね…。






こちらは、普通の構図です。







最後は、
今では珍しいバス路線(上60系統)の紹介。

以前は、池袋駅東口から御茶ノ水駅までを運行されていたが、
今はその終点を上野公園へ変更。

年を重ねるごとに。池袋駅東口から大塚駅までの運行本数は減少し、
今では一日、朝夕合わせて10本程度(土日は15本程度)に減ってしまいました。







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~ムッシュ・いけふくろう~

2009年・秋「鬼子母神界隈」(いけふくろう通信第543号)

2009-09-20 23:06:24 | イベント・お祭
初のシルバーウィーク二日目の今日は、
久しぶりに鬼子母神界隈を散策してみました。

お目当ては、鬼子母神と大鳥神社で、
毎月1回行われている「手創り市」を見ること。



場所は池袋から歩いて、だいたい15分程度。
お昼過ぎに行ったのですが、会場はかなり賑わっていました。

会場である鬼子母神、大鳥神社には、
出展者が畳2畳分くらいのスペースに、手作りの商品を並べ、
販売していました。



商品の種類はほんとうにたくさん。
優柔不断?な私は、かなり目移りしてしまいました……。

イラスト、ポストカード、ブックカバー、お財布、
コップ、アクセサリー、自家焙煎のコーヒーなど、本当にいろいろ。
そして、どれも市販の大量生産されている商品と異なって、
自然を感じられる優しい風合いの商品が多かったのが特徴でした。

ちなみに、出展者の方は若い方々が圧倒的に多く、
服装も個性的。さすが芸術家の方々です。

今日の気持ちの良いお天気、そして場所もあるのだと思いますが、
心地の良い雰囲気でした。

で、何か買ったの?と尋ねられそうですが、今日は初回ということもあり、
まずは、全体の下見?ということで見ただけでした。

なお、次回の「手創り市」は10月11日とのこと。
詳細は、下記をご覧ください。
http://www.tezukuriichi.com/

(余 談)
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが、鬼子母神の「鬼」の文字は、
上に「角」(ノ)がありません。

その理由は、

その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、
王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。

しかし、その性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、
人々から恐れ憎まれました。

お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、
その末の子を隠してしまいました。その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、
お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。
いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。

そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、
その後、安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるように
なったとされています。

とのことです。





それから、下の写真が鬼子母神の境内に鎮座していた阿吽(あうん)の獅子です。

右側に座っているのが「阿」。



左側に座っているのが「吽」。



物事の始めと終わりを表すようですが、
よく聞く、「阿吽(あうん)の呼吸」という言葉の語源も
この獅子からきたようです。

最後に、地元愛を謳う当通信。
これからもしっかりと地域に根ざした活動をしていきたいと思います。

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~ムッシュ・いけふくろう~

2009年「アジア・パラアートTOKYO」(いけふくろう通信第542号)

2009-09-14 00:57:39 | イベント・お祭
週末日記というわけではありませんが、
今日は2009「アジア・パラアートTOKYO」を紹介します。





このパラアート展は、アジア(遠くはカザフスタンやイスラエル)で暮らす
障害者の方々が日頃、描いた絵画を展示するもので、
なんと今回が記念すべき第一回目だということでした。

作品は200点近くもあり、
油絵、水彩画、貼り絵、紙を何層にも重ねた絵など描く方法もさまざま、
その素材も動物、建物、自然など、とさまざま。

なかでも特に私が惹かれた作品は、
1)石本章子さんの「阿波おどり」と
2)花松れいなさんの「八福神」。

石本章子さんの「阿波おどり」は、貼り絵で色づかいがとてもキレイで、
また、その躍動感も伝わってきました。

すると偶然にも、作者の石本さんから声をかけていただきました。
そして、石本さん曰く「そんなに上手くないですよ」と、とても謙虚。
私は「いやいやそんなことはありません、今にも絵から踊っている人たちが
飛び出してきそうです」と返答し、貼り絵の描き方を詳しく、教えていただきました。

また、花松れいなさんの「八福神」は、その描き方がとても印象的でした。
つまり、七福神ならぬ八福神が描かれているのですが、
じっくりと近づいて見てみると、なんと漢字の「福」の字が、いろいろな色で、
描かれ、それが模様となり、キャンバスいっぱいに描かれ、
一つの絵となっていたのでした。
(伝わりますかね?描き方?)

その他にも、素敵な作品がたくさんありましたが、
ここではすべてをご説明することは、残念ながらできません。

ただ、一つ言えることは、
「作者の気持ちが絵にまっすぐに反映しているな」ということ。

たくさんの絵、しかも作者が大勢の展示会を見る機会がなかった
私にとって、今日はとても印象に残る日となりました。

それは、「絵」という一つの作品をとっても、
描き方、素材などが作者の数だけあって、
どれが最高というのではなく、それぞれに味わいがあり、良いところがある訳で、
それは、言ってみれば、「人」の個性に繋がるということを
改めて、実感することができたからです。

ぜひとも会場にて、ご覧いただくことをオススメします。

場 所:西武ギャラリー(池袋西武旧イルムス館2階)
日 時:9月16日15:00まで
*入場無料

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~ムッシュ・いけふくろう~

2009年・初秋「百日紅」(いけふくろう通信第541号)

2009-09-06 00:19:10 | 四季折々
季節が移り変わるのも早いもので、もう9月。
今年もあと3カ月なんですね。

ところで、百日紅(さるすべり)の花が近所で咲いています。





漢字が表すように、
百日紅は百日(100日)も、という位、
長い期間、紅色の花が咲きます。

また、読み方が表すように、
その幹がツルツルしていることから、
猿も登ろうとすれば、滑ってしまうようです。


それはそうと、花は癒されます。

いつも感じることですが、
やはり人というものは常に自然界と接し、
それを肌で感じとることが大切だな、と思います。

ところで、友人から教えてもらったのですが、
散った後、下に落ちてる小さなヒラヒラが一つ一つのお花だと
思っていたのですが、
あれが花びらの1枚というか、いくつものかたまりの中に
雄しべと雌しべがあるのを初めて見ました!
ということ。

早速、じっくりと観察し、写真に収めることが出来ました。

その写真がトップにある1枚目の写真。

おかげさまで、じっくりと観察をすることの大切さも学び、
改めて、心の底から、花が好きな自分を実感することができました。

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