映画『アマルフィ 女神の報酬』を観てきました。
事前にフジテレビの『トリビアの泉』のアマルフィ特別編をたまたま見たのと、さんざんCMが流れているので、たまには観てみようかと。シネマぴあでの評価も高かったし。
イタリアのローマとアマルフィが舞台ということで、かなり景観が美しいとの前評判だったのも注目したいところ。
ちなみに『トリビアの泉』のアマルフィ特別編ですが、事前に映画のメイキングを見ることができて面白かったです。トリビアで出たシーンが映画で出るたびにちょっと嬉しく思いました。
ちなみに上の写真のうち佐藤浩市の写真だけは締め切り前に本映画内での写真が間に合わず、『ザ・マジックアワー』でのものを使っているとのこと（背景は差し替え）。
今後、他の映画でも同様の企画をして欲しいものです。
さて、ストーリーはサスペンスものなので、あえて伏せさせていただきますが、なかなか面白いストーリー展開。ただ、犯人の犯行理由がテレビ朝日の『相棒』のスペシャル番組かなにかで似たようなものを観た気がします。
出演者の中では、やはり織田裕二の演技が光っていたように思います。
戸田恵梨香は後半よかったのですが、前半のタクシーの中の会話はセリフをほとんど棒読み状態。ちょっと残念でした。
そして、前評判の高かったローマとアマルフィの景観の映像ですが、カメラが悪いのかカメラワークが悪いのかよくわかりませんが、不鮮明なシーンが多く、ガッカリ。景観そのものが歴史的美しさを放っているだけに残念でした。
いろいろ難癖をつけましたが、全編イタリアロケで撮った豪華版であること、ストーリー展開が面白いことを考慮して★3.5。
