IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2021.10.20 奈良観光その4 奈良県立美術館『森川杜園展』

2021年10月20日 15時32分27秒 | イベント・アートなど





正倉院から奈良県立美術館へ。
途中、奈良らしい道路標示や下水道のフタを発見。







奈良県立美術館『森川杜園展』。
特別興味はなかったのですが、せっかく奈良に来たのだからと入ってみました。

森川杜園は江戸時代末期から明治時代に奈良人形(一刀彫)の制作を中心に活躍した奈良出身の彫工。
正倉院宝物の模写や模造にも取り組んでおり、それらの展示に興味が惹かれました。

奈良国立博物館の『正倉院展』を見ることはできませんでしたが、
「檜和琴」など模造品とはいえ間近で見ることができたのは望外の喜び。

特にビックリしたのが「正倉院御物 蘭奢待」。天下第一の名香と謳われる香木。
コミック『信長のシェフ』で織田信長が蘭奢待の一部を切り取らせることをめぐり
ストーリー展開していたのでよく覚えています。
教科書よりもマンガのほうがよく覚えていますよね(笑)。
で、模造品は鹿の胴体ぐらいの大きさ。もっと小さいものだと思っていたのでビックリ。
ただ、実物は長さ156.0㎝、最大径42.5㎝、重量11.6㎏と、もっと大きいようです。

こんな感じで、意外にも楽しめた特別展でした。

ところで、森川杜園は鹿の一刀彫や絵をたくさん残しているのですが、
どれも鹿の子斑点の彩色がほどこされています。
しかし、奈良公園の鹿はみんな茶色一色なのはど〜して?



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