優柔不断後の決定 その2

日々つらつら書き留めます。ネガティブでポジティブ。
決定力と、前向き思考を手に入れたい。

陽気なギャングが地球を回す

2009-05-28 23:23:21 | 小説
「陽気なギャングが地球を回す」読みました。

どうもイグです。

最近伊坂さんの小説読みまくってます。
やっぱり読書だよ読書。通勤は読書だよ!
通勤、最近めっちゃ寝てるけど。


えっとね、4人組のギャング(泥棒)がいてね、銀行強盗なんだけどね。

・嘘を正確に見抜ける人
・体内時計が正確な人
・スリの達人
・演説が得意な嘘ばっかり言ってる人

の4人がね、銀行強盗するってお話。

こんな人達だからさ、ねらった獲物は逃さないんだよね。

今回も銀行を狙うんだけどね、
なんと逃走中に他の銀行強盗に強盗されて、
売上金(パクったお金)を横取りされるんですよ。

まさかそんな事があり得るのか!?

しかしそれに怒った4人。いざ取り返しに行きましょう!


みたいなお話。


途中で殺人が出てきたり、死体が出てきたり
「いじめられなきゃいけないんだ」なんて言い出す
メンバーの子どもがいたり。

果たして取り返せるのか!?みたいな。

そしてやっぱりある裏のお話。


そんなてんやわんやな中、物語は進んでいきます。


面白いのは、やっぱテンポがいい事ですよね。
サクサクっと物語が進行していくので、非常に読みやすいしわかりやすい。
それに、まさかそのアレが後でこうなるの!?ってのが面白い。
見落とすべき点が重要点。みたいな。上手いんだよなぁ。


更に面白いのは、次の作品の「重力ピエロ」に繋がるように
今作中で、遺伝子のお話が出てきたりしてるところがあったり。

そういうの大好き。


でも、やっぱり一番は「陽気なギャング」って所。
もうね、登場人物4人とも愛せるね。
愛してやまないね。すごく魅力的なキャラクターなんですもん。
何であんなに読み手が嫌わない人を描けるのかが不思議。

めっちゃ面白かった。


伊坂さんの中では、アヒルと鴨の~に次ぎます。今んところ2位です。

いや、3位以下は優劣付けられんけどさw


そんな感じ。


実はコメにあった「ドミノ」を読もうとしたんですが、
本屋になかったので、今は「となりまち戦争」読んでます。

A=B、B=C。よってA=Cって言う
論理的な思考が鍛えられる気がします。


最近思ったんだけど、
やっぱり大学時代に僕の周りにいた人頭良いよ。よすぎだよ。
帰ってきて思った。

う~ん、でも、一人を除いてかなぁ。

ま、でも頭の良さが人生を決めるワケでもないと思うこの頃。
価値観なんてたくさんあって、
その人しかその人の幸せなんてもんは決められないんだろうね。