今年も、今井信子さんが小樽でやっているヴィオラマスターコースが開催され、昨年6月に発足した「天道虫の会」のメンバーも、コースの運営に直接携わった方、またツアーに参加してその成果を覗き見た人など、それぞれにできる応援をしてきました。
今年は受講者12名のほかピアノ伴奏などのアシスタントや自主参加のアーティストなど総勢25ほどが合宿して、10日夜の歓迎コンサート、11日のニューイヤーコンサート、12日のヴィオラブーケコンサートと最終の3日間、その成果をツアー参加者に披露いただきました。歓迎コンサートも昨年に増して充実し、ツアー参加者を十分に楽しませてくれました。
歓迎コンサートの席で、発起人の須藤さんから、「天道虫の会」の発足の趣旨と参加の案内があり、若いアーティストを含め多くの方がメンバーに加わり、用意した20個の手作りバッチも足りなくなりました。現在、発起人7名を含め、35名が会員となっています。
今年のマスターコースの目玉は、米国からバロック・スペシャリスト(大槻晃士さん)を講師に招き、新たな研究や解釈をもとに、バッハの世界に迫り、新たなバッハ演奏に挑もうという意欲的な試みがなされたそうです。演奏会ではヴィオラ・ダ・ガンバやヴィオロンチェロ・ダ・スパッラなどの古楽器の演奏も披露されました。
2月17日(火)は、渋谷西原のムジーカ(03-6481-8617 tivc@tvu.co.jp)で大島亮ヴィオラリサイタル(ピアノ草冬香さん)、2月24日(火)、26日(木)、28日(土)は王子ホール(03-3567-9990 http://ojihall.jp/)で今井信子さんのミケランジェロ弦楽四重奏、5月30日(土)~6月7日(日)は上野学園石橋メモリアルホールで今井さんが審査委員長を務める第3回東京国際ヴィオラコンクール(http://tivc.jp/)が開かれます。
どうぞ応援ください。
「天道虫(てんとうむし)の会」のご案内(27.1.10)
―小樽ゆらぎの里での今井信子さんの音楽活動を応援する会―
発起人 高野るみ、諸角憲治、砂岡茂明、樋口義洋、青木真也、須藤正實
【趣旨】 今井信子さんが毎年、正月早々にここ朝里川温泉で主宰する「ヴィオラマスターコース」が昨年10周年を迎えました。この間、多くのヴィオリストがここから育ち、また、先生を慕う俊秀のアーティスト達が参集し、研鑽し、コラボレートし、その成果を披露するコンサートも開かれるなど、世界にも類のない音楽活動の拠点となっています。2年前からANAが企画するツアーも生まれました。
昨年6月、有志が集まり、この小樽ゆらぎの里の音楽活動をより多くの方に紹介し、珠玉の世界に触れていただけるよう応援の会をつくりました。
【会の名称】
「天道虫(てんとうむし)の会」 てんとうむしは、おひさま=天道(今井信子さん)に向かって飛び立つ 習性があるという由来から名付けました
会員には、手作りの竹製天道虫のバッヂをお渡しします
【会の活動】
会員それぞれができる範囲で次の支援を行う(会費不要)
〇自分のもつネットワークを生かして、より多くの方に小樽の音楽活動を紹介し、触れていただく(ツアーも含めて)
〇ヴィオラの世界を高め、若いヴィオリストの育成に情熱を燃やす今井さんの音楽活動に寄り添い、応援する
今井さんが審査委員長を務める、第3回東京国際ヴィオラコンクールが、2015年5月30日から6月7日まで、上野学園石橋メモリアルホールで開催されます
【会のホームページ】 http://blog.goo.ne.jp/igainet
【事務局】(入会のお申し込み)