気まぐれで鯛焼きの食べ比べをするために、鯛焼きについてネットで調べていたら、2冊の鯛焼きに関する本の存在を知った。
1冊は「たいやきの魚拓」という本。
アマゾンの中古で購入しようと検索したら、プレミアがついているようで、5千円だの1万円だのという値段だったので、図書館で借りることにした。
この本は、全国を回り、鯛焼きの魚拓を採って集めた方の本だ。
鯛焼きって、墨を塗ると、本物の魚拓のようにきれいに形が採れるんだね。
ビックリ。
そんな変わったことを店先で、店主や人目を気にせず行った勇気にもビックリ。
本はずいぶん前に出版されたものだが、今年の1月から2月にかけて、東京で鯛焼きの魚拓展が開催されていたようだ。
その頃は、まだ鯛焼きに興味はなかったので、知らなかった。
今なら、絶対見に行くんだけどなぁ。残念。
本で紹介されている鯛焼き屋は、すでに閉店してしまった店舗も多いが、私が食べ歩いた鯛焼き四天王以外にも、まだまだ天然物(一丁焼き)の鯛焼き屋ってあるんだね。
これは、またそのうち食べに行かなくては! ちょっと遠いけど。
まん丸の形のかわいい鯛焼き(今は無い)や、ムツゴロウの形の鯛焼き、雄と雌の鯛焼きなんていう珍品まであるなんて、面白いなぁ。
鯛焼きを焼いている店主の方の話など、お店の紹介が温かい情緒豊かな内容で書かれてある点も魅力的だ。
それぞれのお店の歴史や、店主の人柄が伝わってくる。
2冊目は、「東京たいやきめぐり」という本。
これもアマゾンで買おうとしたら、電子書籍で購入するのが最も安かったので、ダウンロードしてみた。
こちらは、作られている鯛焼きの写真、値段、全長、体重、お店の所在地、店舗写真、地図などがデータとして掲載されており、タイトルどおり鯛焼き屋めぐりをするのに便利な1冊となっている。
お店の紹介文を参考にして、食べに行きたい鯛焼き屋をピックアップしよう。
まずは、まだ食べていない天然物の鯛焼きめぐりをしなくっちゃ!