遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

荒れ荒れだ

2021-12-01 23:59:11 | たわごと

荒れ荒れでした。
石川県内、荒天の師走入り(北國新聞)
gooニュース
北海道や東北、北陸は暴風高波=日本海側山沿いは大雪か―気象庁

北陸で激しいあられ
明日にかけて雷や突風にも要注意(ウェザーニュース)

今も外はビュービュー風吹いてます。明日、寒いやろなぁ。

まだわからんこといっぱいや。我々は静観していた方がええと思うで。
Japan escalates Omicron emergency as airlines halt reservations, 2nd case found (REUTERS)
でも、政府の仕事は静観じゃ飽きません。即鎖国するとは決断早い。批判もいっぱい流れてきますが、それくらいじゃないと一国の責任もてません。わかってから調べたんじゃ遅いんですが、それでもわかったら即決断して行動すべき。

南アフリカで報告されたからといって、その前まではいなかったというわけではないです。欧州ではすでに市中感染していることがわかっています。
「オミクロン株、20カ国226例確認 重症化リスクの判断は尚早」=ファウチ氏 (NEWSWEEK)
オミクロン株、アフリカ渡航歴ない人から検出…「これまで考えていたより前から」欧州で感染者か(読売新聞)
オミクロン型、10月採取分からも検出 ナイジェリアで(日本経済新聞)
gooニュース
すでに国内に感染者?専門家指摘第6波抑え込む鍵は「覚知」

オミクロンによる死者はまだ確認されていない。そういうこともちょっと頭に入れておきましょう。甘く見るのはよくないかもしれないけど、過度に恐れてもしょうがない。我々がやれることは限られているから。

面白い見解です。
ワクチン「スプートニク」を開発した研究所の所長が日本におけるオミクロン株とコロナ禍収束の見通しについて語る(SPUTNIK日本)
日本で感染者数が少なく抑えられている理由:
日本が4か月から5か月の間に、少なくとも7割の国民に対してワクチン接種をすることができたのなら、現在の状況は、疫学の法則に完全にあてはまるものだ。感染は落ち着いていく。もしワクチン接種のプロセスが伸びてしまうと、今、他の国で起こっているように、感染状況の評価を見直さなければならない。
オミクロン株の影響:
重要なのは、オミクロン株がデルタ株と同様に、感染してから重症化するまで3、4日間なのか、またはデルタ以前にあった、武漢株を含むウイルスのように、12日から14日間なのか、見極めることだ。もし後者であれば、何も恐れることはなく、細胞記憶による防御、または抗体を作ることができる。もしデルタ株なみにオミクロン株の進行が早いのであれば、それは感染状況に大きな影響を与えるだろう。
他にも面白い点は、もし十分抗体を持っているのであれば、マスクなしの方がその人の免疫を維持するのに有益だと言っていること。抗体を持っているのであれば、感染しても発症することはなく、それを他人に移して病気にさせることもないので、ちょくちょく感染した方が免疫を強くできるとゆうてます。もちろん、抗体を十分持っていないのであればマスクは徹底的につけるべきともゆうてますな。
彼が考える日本の低レベルの感染状況についての説明は、かなり頷けます。同じ国民の七割がワクチンを接種するにしても、それにかける時間が短期間である方がウイルスを駆逐するために有効で、だらだら時間をかけると集団免疫の効果が薄くなる。これは確かにそうでしょう。

本日のお酒:SUNTORY THE PREMIUM MALT'S 〈香る〉エール芳醇

コメント
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