遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

それまでは言いたい放題

2021-12-06 23:34:19 | たわごと

寒かったですね。仕事部屋が北側なんで足元から底冷えがするんですよ。
gooニュース
日中も気温上がらず…今季一番の寒さ

火曜~水曜 雨のエリア広がる 本州付近は本降りの雨 関東は水曜にまとまった雨 (tenki.jp)
明日はもっと降りそうです。まあ、雪にならなきゃいいや。

日本では抑え気味ですが、海外ではオミクロン株について大胆な解説が出てきてます。まあクリスマスまでには、データが出そろうと思います。それまでは言いたい放題♪
gooニュース
オミクロン株、感染力は強いが症状は「さほど深刻ではない」…米医療顧問が見解

情報BOX:オミクロン株、新型コロナの「弱体化」版なのか (REUTERS)
新型ではない従来のコロナ型ウイルスの一つは110年前にパンデミック起こしたやつの成れの果てだと言われてまして、同じように早く普通の風邪のウイルスに成り下がるというのが今回のパンデミック終息のシナリオの一つ。

〈以下引用〉
ECDCは、感染症の全体像を正確に見極めるには数百人分のデータが必要であり、数週間かかると推定している。加えて、欧州でこれまでに確認された感染例は、大半が2度のワクチン接種済みの若い世代であり、重症化しにくい層だ。
オミクロン株の感染が急拡大している南アフリカでは、新型コロナに再び感染した、もしくはワクチン接種完了後に感染した患者の症状は軽い様子だ。
〈中略〉
オミクロンが支配的な株に置き換わるが、症状は軽くなるとすれば、このウイルスが最終的にインフルエンザのような季節性の脅威と化す転換点になるかもしれない、とスクリップス研究所免疫学微生物学部(米サンディエゴ)の感染症研究者、スミット・チャンダ氏は言う。
欧州のECDCは2日、オミクロン株が数カ月中に欧州で新型コロナ感染の半分以上を占める可能性がある、と予想した。
オミクロン株の研究は進行中だ。感染症専門家らは、その間もワクチン接種、追加接種、屋内や混雑した場所でのマスク着用、室内の換気、手洗いといった警戒を怠るべきではないと話している。

ウイルスはこれからも変異し続けるよ。

変異だけじゃなくてウイルス間の組み替えもある。
オミクロン株、風邪ウイルスの遺伝物質取得の可能性=米研究 (REUTERS)

〈以下引用〉
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は、同じ細胞内に存在する別のウイルスの遺伝物質の一部を取得することで、少なくとも一つの変異を獲得した可能性が高い、という見解を米国の研究者らが示した。
この遺伝子配列は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の従来株には見られないが、風邪の原因となるウイルスを含む他の多くのウイルスには普遍的に存在し、ヒトのゲノム(人間の全遺伝情報)にも存在するという。

これは重症化する感染者が少ない理由ではないかと今は思ってる。重症化の原因の一つはまるで経験のないウイルスに対する過剰な免疫系の反応なので、ヒトにとって既知の遺伝子配列があって遺伝子産物が出ているとすれば、過剰には反応しないんじゃないかと・・・それでウイルスは我々の免疫を掻い潜って感染してるのかもですが・・・。まあ、わからんね。でも、今くらいの状況が想像を巡らせて考える楽しいタイミング。考えるって楽しいもんな。

時期尚早。時期尚早♪
WHOが解説 新型コロナ「オミクロン株」の感染をどう捉えるか(SPUTNIK日本)
たとえ軽症であっても、重症化率が小さくても、分母の感染者数がドーンと増えたら医療を圧迫するのは間違いない。甘く見るべきではないのだ。

政府が最悪の事態を想定しているのは良しとしましょう。
オミクロン株「最悪の事態想定」 電子接種証明は20日開始(中日新聞)
今日は新首相の所信表明演説だったんですね。このタイミングで首相になったのが、運がいいのか不運なのかは彼次第です。今のところ、耳障りのいいことばっか言ってるので、何の評価もできません。オミクロンくんよりは後になるかな・・・

本日のお酒:KIRIN 一番搾り とれたてホップ + 立山 純米大吟醸 雨晴

コメント
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