う〜ん・・・次の週末はダメそうだな。前の週末に頑張って飛んでおいて正解だったな。
週間 土日は広く本降りの雨 晴れる日は気温7月並み
北日本と西日本に少雨情報 水不足懸念 (tenki.jp)
〈以下引用〉
しばらく雨の少ない状態が続く予想のため、農作物や水の管理に注意が必要です。ダムの貯水量をみてみると、きょう11日現在の福岡県の主要ダム(18ダム)の貯水率は46.9%。同じ時期の平均貯水率が83.3%ですので、福岡県ではかなり水が少ない状態といえます。生活においても、節水を心がけた方がよさそうです。
福岡心配だ。この街の最大の弱点は水です。隣接している郡部には水あるんですけどね・・・明治時代から続く「利水権」ってやつです。Q大時代に大渇水の年があって苦労しました。職場である医学部キャンプスには水があるので(地下水を使えるようになっている)、仕事には支障はありませんでしたが、生活は大変でした。なんせ、10時から10時まで取水制限がかかるのです。ついうっかり無意識にトイレの後、ジャーって流しちゃうんだよね。
さて、Q大の面白いお仕事をばご紹介。
クローバーでウニを育てる技術、九大と宮城大が開発 商用化目指す(財経新聞)
ウニって大発生するとこの海域の海藻を全部食べちまって焼け野原みたいにしてしまうんだって。これを「磯焼け」といいまして、ウニがいっぱいいるんだから採って食えばいいんだが、磯焼けのウニは痩せていて食えたもんじゃないらしい。
てなわけで、太らせてから食おうっていう研究がQ大と宮城大の共同研究です。東北勢はともかく、九州の方はウニについてどうなんだろ? まあ、理学部ではけっこう水生生物使って研究してるの知ってますが・・・ウニ? まあ、レタスやキャベツの葉っぱ食べるっていうから、安くていっぱい手に入る葉っぱを見つけたらええわけやね。ほんでシロツメクサ♪ 従来の餌はコンブだったそうなんだけど、味も栄養価も変わらんとのこと。将来、養殖シロツメクサ・シーアーチンが市場に出て来るかもな。
日本海の味覚も養殖を考えた方が・・・ホタルイカは無理か。
ホタルイカ不漁続く 富山湾、過去10年で最少の425トン(北國新聞)
〈以下引用〉
県内のホタルイカの漁獲量は年々減少傾向にあり、昨年は688トンと12年以来、1千トン未満の水揚げとなった。今年は3月1日の漁解禁日に滑川漁港での水揚げが1・5キロと過去10年で最少となるなど不調が続く。
滑川市の滑川漁港では、3~5月の漁獲量は130トンと昨年より89トン減少し、同時期の過去10年平均となる488トンの3分の1以下となっている。
漁の最盛期とされる4月も昨年の半数以下となる225トンにとどまった。県水産研究所は、2月下旬に実施したトロール船調査ではホタルイカが1匹もとれなかったことから、過去に比べても少ない水準になると予測していた。
ウニだと高く売れるんだけど、ホタルイカはねぇ・・・稀少価値が出て来るまで待った方がいいのかな。いや、水産物を希少にしてしまうのはもうあかんで。絶滅するまで食べようとするのはもうやめよう。
水産資源だけじゃない
自然災害に盗難・殺人 銀より高い「バニラ」その知られざる裏事情 (NEWSWEEK)
バニラアイスがダントツ1番は日本人だけ
〈以下引用〉
この5年足らずで、バニラの卸売価格は500%近く上昇している。世界的に高まる健康的な天然原料への需要が背景にある。
だが、供給面で問題もある。産地マダガスカルは近年、サイクロンや干ばつ、さらには盗難の被害に見舞われており、バニラの質や生産量が落ちているのだ。
〈中略〉
バニラが貴重なのは、生産に多大な手間がかかるからだ。
新芽が花をつけるまでに3-4年かかるほか、受粉できるのは年間数日だけで、夜明け前の4時間に手で行わなければならない。開花から出荷までは平均して16-18カ月必要で、600輪の花を手作業で受粉しても、乾燥バニラビーンズは1キロしか取れない。
芽が花を付けるには、土台となり日陰を提供してくれる木に根を絡ませなければならない。また生産地は、赤道付近に限られる。
マダガスカルでは、この貴重な作物を守るために暴行や殺人事件まで起こっているらしい。日本でも高級果物(さくらんぼとかラフランスとか)の盗難がニュースになります。
アイスクリームの好みでバニラ大好きの日本人は、この世界的なバニラ不足に責任あるかもしれません。特にアイス大好き金沢人。
本日のお酒:インドの青鬼 INDIA PALE ALE + 連峰白山