遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

久しぶりに南北往復

2009-05-04 22:35:23 | PARAGLIDER
朝は大学に出て酵素処理していたDNAを処理。それから獅子吼へ。

今日の予想は曇りでしょぼいコンディション。行ってみるとまさにしょぼしょぼ。POISON黄久蔵を担いでテイクオフに上がると赤毒さんはすでに空を飛んでいて弱い上昇風を使って奮闘している。11時過ぎに空に出てみるとさらに上昇風は弱くなっていた。しかも一番条件のいいテイクオフ前の空域は長居すると次の人が離陸できないのであまり使えない。しびれが切れて北の谷を越えて次の尾根につけたところでずぶずぶと沈下。結局15分ほどの滞空に終わった。グライダー担いでパッキングゾーンに着いたら「あれ?どうしたの??」「あはははは。足取り見たら分かりますよー。」とバカにされ、無言で手早くグライダーをたたんだ。昼食はとらずにグライダーザックをすぐにハイエースの後ろに積み込んで、乗客は僕一人だったが出来るだけ早くテイクオフに上げてもらう。これ以上ランディング場にいて、あいつらの姿が見えたり声が聞こえたら気分が悪いし、午後は遅くなるにつれて急速にコンディションが落ちていくと読んでいるので、飛び直すのなら早くテイクオフに上がった方がいい。
ゴンドラ駅は観光客で大行列。おかげで再フライトまでだいぶ時間がかかった。GWだからしょうがないね。離陸して空に出ると僕の他はビジター。Apco社の年季の入った赤いグライダーに乗ったフライヤーはなかなか巧い。実は昨日の夕方から風に雨の匂いがして気になっていた。そういうことがあって発達しつつある上空の雲のおかげで高度を上げることができても安心感はなかった。しかし、飛んでいるうちに北風が獅子吼エリアに入りだしてきて雨の味も香りもなくなった。南にずらしながら高度をゲインしてテイクオフ裏の山の上に出た時には、空がすっかり明るくなっていた。これでもう大丈夫。南に飛んでいって、一本目の高圧線の上空で上昇風を漁り少し滞空してからひょろひょろとテイクオフ前に戻る。これでかなり高度を失ったけどガマンガマンで上げ直し。今度は強くなってきた北風に逆らいながら北高圧線を目指して滑空。コースを慎重に選んで北高圧線上空に到達するとピーキィーな上昇風が出ていて使いこなせず離脱。帰りに街側に出ずにそのまま尾根を越えて谷に入ったので、北風の巻き込みにたたかれて翼を半分潰され冷や冷やドキドキしながら帰着したのでありました。

上の写真は獅子吼エリアのあちこちで群生している著莪(しゃが)です。ランディングで咲き誇るサギゴケとならんで、獅子吼の春真っ盛りを彩る野花です。

今日のお酒はYONAYONA BEERで知られているヤッホー・ブルーイングのTOKYO BLACK。真っ黒なポータービールです。こういうビールは香ばしい香りが決め手なんですが、香りは控えめで味は口の中でまったりもったり。まあ、こういうのも有りだと思いますが・・・・日本ではちっと難しくね? もう一つはイタリアのキァンティ。CARPINETOのは初めてです。ちょっとドライな出来ですね。もう少し軽快なものを期待しましたが悪くない味です。

明日は北風の予想。飛べるかな? 微妙なのでARTIK林檎君の出番になりそうですよ。

本日のお酒:TOKYO BLACK + CARPINETO CHIANTI CLASSICO 2004
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