遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

もうスタビは見なくても掴める。w

2011-07-24 21:39:35 | PARAGLIDER
今日も獅子吼エリアで飛びました。朝のうちは雲が多かったのですが、午後にはそこそこのコンディションで飛べました。1本目は8月にある夏祭り用のテストフライトで風の状態が静穏なタイミングを狙ったんですが、立派にゴツゴツと突き上げられ逃げるように山から離れてカッコ悪いオブジェを空へ投入しました。同じ空域を飛んでいたパイロットは僕がレスキューを出したとおおおおおお思ってビックらこいたそうな。2本目からはフリーフライト。熱上昇風(サーマル)の形が悪くて安定させながら高度をゲインすることが難しかったです。相変わらず北の稜線上のサーマルを使ってトップアウトしたんですが、見事に外翼をたたかれてスタビライザーラインを引っ張って翼を直す羽目になりました。その後、稜線上を飛ぶのを怖がったのが祟って再びトップアウトすることはかなわず着陸。このスポーツ、けっこうメンタルなスポーツなのです。悔しかったので3本目にすぐ挑戦。テイクオフディレクターをやってフライヤーを皆空に送り出してからが僕の離陸の番。基本的に一人で出るのですが、この時はお隣のスクールのスタッフやフライヤーがいっぱいいました。今日はその状況でやらかした! ちょうどテイクオフに入る風に北風の成分が混ざりだしてグライダーを頭上で安定させにくかったといえばそうなんですが・・(苦しい言い訳です)・・引き上げた翼のスピードを抑えきれずにまた翼形をつぶし気味で突っ込んだのです。もちろん、お隣のスタッフの「ストーップー!!!!」という声は聞こえましたが、止まらんのですよ。この翼。
なんと今回は両翼端が内側に巻き込まれたまま翼の中央部だけで滑空して空に出てしまった。ちょうど近くを飛んでいたOzone M4のOさんは不思議な翼形で空へ出てくる僕を見てびっくりしたそうな(ごめん)。
両手でスタビライザーラインを掴んでシェイク。左翼はすぐ戻ったようだが(目は前を向いてます。翼を見上げながら作業しませんよ)、右はちょっとラインの中にひっかかったようで強くラインを引き直すことで翼形形成完了・・・・ふぃぃぃぃ~。なんか飛ぶたびにスタビライザーライン(略して「スタビ」)をつかんでひっぱってるよ。しかも今回は両手にスタビだ。(笑) 今までの翼ではスタビなんか触ったことなかったのにな。選びに選んでこの翼を選んだ自分のアホさに呆れるが、いざ飛んでしまえば小さくクイックに旋回するし滑空比もそれなりに良いし、しかも速いので満足してる。後は僕が上手くなるだけ♪
離陸直後から高度をすごくロスしたんでちょっと苦労したけど、今度も北の稜線上でトップアウト。サーマルは東側の斜面から上がってきており、上げているうちに西側に出て行ってしまう。本流は北東なんだ。そのまま上げれば雲の端っこに引っ掛けられそうだったんだけど、そこんとこは自重して周囲が少し白々としてきた適当なところで離脱。そのまま北高圧線を越えて再びサーマルハンティング。高圧線の向こうにはめぼしいのはなくて、内側の谷の上で弱いのを捕まえて上昇。そのまま育つのを待ってるといい感じに上がりだしてずいずいっと上げていくとそのまま北東風に流されて鶴来町の上に出てしまった。せっかくなのでそのまま鶴来警察署上空を表敬訪問して、赤い屋根の八幡のすし弁をぐるっと回り、手取川沿いに南下。白山さんの駐車場から着陸場へ帰着。40分ほどでしたが、まあ、しょぼかった2本目の敵は取った気分でした。

上の写真は7月20日のエントリーで記述した新兵器Fish-Eye Converterを装着して撮った写真です。北から鶴来町上空を南下している時です。獅子吼エリアの全景が入ってるでしょ。昨日から試してたんですが、なかなか難しいです。これをつけると少しフォーカスが遅くなるようで、タイミングに注意する必要があります。それと、こういう特殊レンズの特徴を生かした表現って、けっこうワンパターンになるんですよねー。面白い画像を撮れるように気を配らないとあきません。
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