遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

「信用」のもんだい

2013-06-25 22:54:20 | たわごと
東京の地方行政なんかに何の興味もありませんが、都議会選の結果はドラスティックでびっくりでした。特に民主党と維新の会の負けっぷりといったら、コンフェデでの日本代表以上でしたね。いろんな分析記事がありましたが、一番僕が納得したのは、伊藤洋一さんの解説『2013年06月24日(月曜日) "信頼感"が決め手だった..』でした。そう、"matter of trust"だったのです。気軽に"Trust me."なんて言われても、素直にうんと言えないんですよ。

自民沖縄県連の「県外移設」主張、党が黙認方針(読売新聞) - goo ニュース
自民道連一転、TPP交渉「脱退」を公約明記へ(読売新聞) - goo ニュース
「原子力発電は必要」自民・電力議連が中間提言(読売新聞) - goo ニュース
勝った自民党、公明党、共産党はぶれがなく信用されてたということなんでしょうね。
今日拾った記事だけでも自民党の懐の広さというか・・・マーケッティングの巧みさというか・・・節操のなさというか・・・見え見えでバレバレなんだけど、それが自民党の『信用』なんだろうねぇ。原子力発電も東北の候補者だけは「反対します」とかいうんじゃないかなぁ。(笑)
まあ、参議院選挙までの話しです。それが終われば、本性出すと思うヨン♪

尖閣、盗んだと思われても仕方ない…鳩山元首相(読売新聞) - goo ニュース
中国には中国の主張があるのは知ってますよ。でも、歴史的にも国際法的にもアウトな主張だと思う。そして、首相経験者は、少なくとも日本側の主張を対外的に説くのが役割だと思う。これだと、ホントにハトポッポは馬鹿だと思われても仕方ないと・・・。これが民主党クオリティだと思われているところが痛い。彼が今民主党を離れてるかどうかは関係ないです。民主党はどっかで完全にこれを断ち切るようなことをやらないと、いつまでも負の遺産を引きずることになると思う。

カイロ宣言がどうであれ、日本は無条件降伏して、その国境は戦勝国が決めて、その戦勝国には中国(当時は中華民国)が入っていて、戦後は米国が南西諸島、琉球諸島、尖閣諸島を支配して、その尖閣諸島では米軍が射撃訓練に使ったりしていて(現在も米軍は大正島をレンタル中である)、その何十年もの間、北京も台北も文句いわずに静かにしてたのに、日本に帰ってくる頃近海に石油がありそうだってことになったら、自分らのモノなのにだまし取られたと騒ぎだしたのがことの発端です。野田政権の国有地化は言いがかりのきっかけにすぎません。


中国金利、荒れ模様…人民銀の静観で株価下落(読売新聞) - goo ニュース
中国も資本主義国らしくなってきましたねぇ。(笑) 記事をクリックするとグラフが見れます。いんやぁ、ひどいもんですな。資本主義国(?)はこうでなくっちゃ。バブルはね、弾けさせないと退治できないんよ。これに耐えると中国経済も中国の金融行政も世界で信用されるようになると思います。法制度を無視して政府が危機を抑え込んだら、信用を失うよ。
記事中、『投機マネーが、米国の量的金融緩和策が近く縮小に向かうとして中国から流出したことなどが背景にある』と記述されてますが、今は中国市場の動きが米国や日本に影響し始めてます。先日まで円ドルの為替で日本の株式市場が動かされてましたが、今度は中国の債券市場を見てないといけないんでしょうねぇ・・・

本日のお酒:KIRIN 一番搾り STOUT + 立山 特別本醸造
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コミュニケーションは難しい | トップ | スポーツっていいなぁ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

たわごと」カテゴリの最新記事