遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

まあ、とにかく、ビタミンDです

2024-06-16 23:31:27 | BIONEWS
暑かった? 今日はスーツ着て室内仕事だったので、どーにもわからん。
北陸は太平洋岸よりも梅雨入りは遅れるんだが、ほんまに梅雨入りすんのかいな?

もう7勝目だ。
彼のピッチングスタイルがユニークなのは高めの球も効果的に使ってるところだと思う。あんだけ高めに投げて、よくボコボコにされないなと感心する。変化のキレがいいんだろうな。失投で上にいってるんじゃなくて狙ってそこに投げてる。
相変わらず、彼のインタビューは米国でも愛されてるようでして、ウイットに飛んでるというより、やっぱ天然が正直にしゃべってるだけなのが好感もたれてる。もちろん、仕事で結果を出してるからこそなんだが・・・・。
1点リードの7回2死一、二塁でドノバンとの対決のときに何を考えていたか聞かれると、「お腹が減ってたんで、こういう栄養素を取らなきゃいけないなと頭の中で考えてました。ちなみにこれは本当です」と答え、「しっかり糖質を多めにとって、タンパク質もとって、ビタミンも取って…。これとこれとこれを食べないといけないな」と・・・・そんな正直に答えんでもええのに。
自分自身に対する評価に対しては、「自分がどういう投手であるかというのは自分が評価するよりも人に評価してもらった方が正確だと思うので、自分で自分のことをいい投手だと思ったことはないですし、これからも思うことはないと思います」とのこと。ほんで、米国と日本のマスコミのどっちがいい質問してるか聞かれると、「僕は敵をつくるのは嫌いなのでノーコメントでお願いします」と爆笑をとったりして。

こっちは対照的。325ミリオンドルピッチャーがスタートしてすぐにマウンド降り立って言われてる。
おそらく故障者リスト入りすると報道されてます。米国メジャーリーグで日本人投手は高く評価されていますが、"fragile(割れ物注意)"だと言われています。まあ、しょうがないね。

寿命の研究で、どのような遺伝的背景が寿命に不利益かと問われれば、遺伝学者は迷わず「それはオスであることだ」と答えます。
厳しい自然環境でメスの方が出産子育てというリスクを背負ってます。それなのに、寿命はオスの方が短い。なんで?
〈以下引用〉
寿命が数か月ほどの「ターコイズキリフィッシュ」に着目。遺伝子の働きを操作して、生まれつき生殖細胞をできなくすると、オスは寿命が平均13%延びたが、メスでは逆に7%短くなり、差がほぼなくなった。
 精子をできなくしたオスを詳しく調べると、肝臓でカルシウムやリンの代謝と深く関わる活性型ビタミンDが多く作られ、筋肉の再生能力や骨の量などが維持されていた。
〈中略〉
一方、生殖細胞のある魚では、適量の活性型ビタミンDを投与すると、オスで平均21%、メスで7%寿命が延びた。人でも100歳超の長寿者では、ビタミンDと関わる遺伝子に特徴的な変化がみられる場合があるという。
てなわけで、詳細はまだわからぬですが、ビタミンDです。ビタミンDといえば、カルシウムと骨の関係ですが、実は免疫系にも重要な働きがあって、新型コロナで重症化した患者の血液にはビタミンDがえらい少なかったと注目されたことも記憶にあります。だからといってビタミンDを与えても新型コロナウイルス感染による重症化を防げるとはいかなかったみたいですが・・・・。
まあ、とにかく、ビタミンDです。男のみなさんシイタケ食いましょう。

本日のお酒:KIRN SPRING VALLEY シルクエール 白 + 立山 特別本醸造
コメント
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