前回に引き続いて、荒挽き作業を紹介しております
今回は、お椀で言うところの料理を盛る側、内側の加工です。
内側を挽くにはまたそれ専用のハメがあり、外側のカーブを利用してはめ込みます。
やっぱりこれも作るものの大きさによって何種類もあります。
ほんと、ハメだらけ
前回外側まで挽いた木地の内側を挽いているところです。
もうお約束ですが、またやっぱり内側を挽くのにも専用のカンナが数種類必要になります。
こうやって書いていると、改めて 道具が沢山必要な仕事だなと感じますね。
さあ、ついに荒引きの完成!
でーす
これ位おおざっぱな形にしておくと、たいていどんな形の仕上げにも対応できます。
そしてこれから数ヶ月の間、乾燥室で余分な水分が飛ぶのを待つことになります。
気長~な仕事。
さあ、この荒挽きからどんなうつわが生まれるのでしょうか?楽しみですね
漆器の製作過程ってなかなか見ることがないので、
こうやって順に写真付で教えていただけると、
おもしろいですね。
ものがつくられていく過程って、
どんなものができるのかすごくワクワクしますし。
この後、どんな器になるのか、楽しみにしてますね。
そうなんですよね。漆器の工程、特に木地を挽くところって、きっと見たことがない人がほとんどだと思います。
だから、少しでも身近に感じてもらえるようにと思って、紹介しています。
楽しみにいてもらえてうれしいです。
次の工程もレポートしたら是非ご覧くださいませ。