不本意ながら、本当に久しぶりの「うつわ探しの旅」です。
今回は、ガラス。
宙吹きガラスの石井康治さんです。
本当に残念なことですが、hideが石井さんのガラスに巡り合ったのは、ちょうど50歳という若さで急逝されたころでした。
石井さんのガラスとの出会いは、もう10年以上前です。
学生時代に、うつわの魅力にとりつかれるきっかけとなった、
広島市内のギャラリー、「サーブ倶楽部」さんでした。
若くして亡くなられたことを嘆きながらも、サーブさんが見せて下さった写真集。
当時、ガラスというと、麦茶をのむコップ位しか知らなかったhideにとっては、本当に驚きと言う他ありませんでした。
「何てきれいな色使いなんだろう・・・」
そして、何よりそのガラスは
まさしく、「うつわ」 だったのです。
今まで、「麦茶のコップ」、「そうめんの鉢とちょこ」、「ビアグラス」
程度にしか考えていなかったガラスという素材のうつわ。
それは、実はものすごい大きな可能性を秘めていた!
ということに気付かせてもらったのでした。
石井さんのガラスには結構ハマってしまいましたねぇ。
特に石井さんは、有名作家となられてからも普段使いの雑器を多く作られました。
これって、うつわ好きにとっては嬉しい限りです。
特にこのような、ちょっと小振りのワイングラスは代表的な作品です。
ほんっとに色使いがきれいなんですよ!
このいびつなのは、酒器として使っています。
ただ、hideが実際にこのうつわたちと出会うのはそれからずっと後のことになります・・・