このところ持病の腰痛の再発に苦しみ、ブログの更新も滞っておりましたが、何とか復活!
そしてついにやって来ました、この季節。
材料調達の材木市!
冬に入るに従って、木を買うにはいい季節になります(冬に切った木は腐りにくいのです)。
前日の朝3時半(これって夜ですね)に家を出発して、岐阜県は各務原まで行ってきました。平野木材さんの定例市です。
市のスタートは な、な、何と7時(は、速い、速過ぎる)。
これは今回ゲットした材(栃)の一つですが、板ものはこんな風に何百枚も並んでいて、どれもだいたい長さが3m、幅が70~80、厚みが10cm程度と
「どでかい!」
板ものは全てセリで行われますので、自分の欲しい材が手に入るかドキドキものです。
でもこの仕事が非常に重要で、言ってみれば作品作りの原点でもあります。
今回はほぼ思い通りの材が結構安く手に入り、大満足です
中にはこのような素晴らしい杢(もく)をもった木もあるのですが、高いものは10万円にもなるので、hideにはとても手が出ません。
ちなみにこちらが原木の方で、入札制度で落とされるのですが、いやあ 壮観。
で、セリで木を買うところまではとっても楽しいのですが、いっぱい買った木を持って帰るのが、それはもう、地獄の苦しみなのです。
「とにっかく、重い!」
先にも書いたように、板一枚の大きさはかなりのものでその重さは大人の体重を軽く超えます。hide一人でその板を何枚もバンに積み込んで、積み降ろす作業は尋常ではない位の重労働。
ほんと、10年分位働いた様な疲労感です。
でも帰り道の九頭竜湖で、終わりかけの紅葉を見てリフレッシュ!
何とか無事帰り着きましたが、またこの木を製材するという更なる仕事が待っています。
好きでなきゃやってられない重労働ですが、
「今回はどんな木があるんだろう?」 「この木がセリ落とせるかな?」
というわくわく感が味わえるのは幸せなことです。
さあ、次は製材だ!