うつわ大好き!

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角偉三郎の朱の椀

2006年09月06日 00時46分14秒 | うつわ好きのうつわ

昨日の夕飯のテーマはずばり『さっぱり』でした。

近頃の我が家では、食べ物の話題になると何かにつけて『さっぱり』というのがちょとしたブームになっております。

ってことで、昨日のメニューは炊き込みご飯にあじの干物、オクラの和え物にしじみのみそ汁でした。

我が家の食卓では、ご飯よりもみそ汁に漆の椀を使うことが多いですね。

そして、うつわ好きならいわずと知れた角偉三郎さんの朱の椀。これがやはり一番よく登場、というよりほぼ毎日使っていますね。

漆というジャンルにあって、日用使い品の作家の草分けともいえる角さん。

また、hideが漆に魅せられ、真っ当な人生から道を踏み外すきっかけを作ってくれたと言ってもいい角さんの椀。

日々の器として、純粋に値段だけを考えると2万は高い・・・という思いもあり、金銭的にもっと親しみのもてる漆の器を作りたいとも思った。

とはいうものの、角さんの器は素朴でいて、気品があり、料理を選ばず、やっぱいい。

様々な思いが溢れ出てくる。

角さんが突然亡くなられてからもう1年になるのか・・・

また改めて偉人に敬意を表したい。