goo blog サービス終了のお知らせ 

うつわ大好き!

日々の食卓とうつわ、工房息吹木のお知らせなど綴ります。お気軽にコメントください♪

つくる日々

2007年10月10日 02時41分48秒 | うつわ好きのうつわ

個展の会期は終了しましたが、

hideのうつわを購入下さった方、わざわざ足を運んで下さった方へのお礼状作成や、会計処理等、予想以上にやるべき事が多いものです。

それもようやく終わらせ、またいつもの日常がスタート。

自分の場合、日常というのは

イコール つくること、なんですね。

自分で選んだ道だし、改めて言うまでもないことなんですが、

今日、轆轤(ろくろ)に向かい、木をけずりながらしみじみ感じました。

つくれる毎日を過ごせることに、感謝しなければ、と。

 

全くの無名作家のうつわにもかかわらず、買って頂いたからこそ、またつくれる。

今日まで当たり前のように支えてくれたコッピーがいるからこそ、またつくれる。

周りの人々が協力してくれるから、またつくれることになった。

 

日常だけど、当たり前じゃない毎日に感謝です。

 


大盛況に大感謝!

2007年09月24日 22時56分47秒 | うつわ好きのうつわ

本日、個展最終日。

大盛況のうちに幕を閉じることになりました。

会場となった『千づ』のオーナーさん、

近所に住む祖母をはじめ、

本当に沢山の方々のご協力によって、

本当に沢山のお客さんに来展頂きました!

大、大、大感謝です。

 

そして、お客さんからうつわのヒントを頂くことも多く、

今回だけでも実際に5種以上の作品に反映させて頂きます。

 

この恩返しは、自分が成長し、更に喜んで頂ける作品を生み出していくしかないと思っています。

終わったばかりですが、更なる成長を目指し、いやがうえにも気合が入るhideでありました。

また、明日から頑張るぞ!


感動の個展初日!

2007年09月17日 23時15分48秒 | うつわ好きのうつわ

さあ、9月15日 初個展、初日。

昨日のうちに作品のディスプレイを終え、意気揚々と迎えた第一日目。

なんと、おばあちゃんと一緒に会場入り!

 

実は、今回の会場の『千づ』さんは、祖母の家のすぐ近く。

もう60年もの間、古き良き京都のたたずまいを守ってくれています。

今は無きhideの生家も、その祖母の家から50mと離れていない所にありました。

『千づ』さんの前の道を、30年ほど前のhideはランドセルを背負って小学校に通っていたのでした。

そして、祖母と懇意にさせて頂いていた千づのオーナーさんのご好意によって今回の個展開催の運びとなったのでした。

 

何十年ぶりかに祖母と歩く、懐かしい通学路。

嬉しいような、はずかしいような・・・

 

そんな、周囲の方々のおかげで実現した個展ですから、

千づのお客さん、祖母、両親やhideの友人・知人と次から次へといらっしゃるのです!

中でも年齢を感じさせない祖母の活躍はダントツ!

そんな訳で、最初から祖母と共に個展のオープンを迎えたのでした。

祖母関係のお客さんは、オープンから絶えることがありません。

会場内でも、祖母は大活躍です。

また、hideの大学時代の友人も遠くは東京、兵庫、大阪と各地から駆けつけてくれました。

そこには10年、20年ぶりの出会いもありました。

そして、

初めて会ったばかりのたくさんの方々にhideのうつわを使って頂くことに。

 

「個展は、たくさんの出会いと再会の場であり、

単なる、一人の人間が行う作品発表の場として終わるものでない、

まさに人生と人生とが重なり合う、劇空間だな。」

なんて、しみじみ感じた長い一日でした。

 


全て終了!

2007年09月14日 10時25分36秒 | うつわ好きのうつわ

年に数回しかないことですが、

ふろ棚は個展の作品であふれかえっています。

 

そして昨夜の深夜3時、「やっと終わった」。

ここ約3ヶ月、「ああ しんどかった」。

とても「やったー!」ってな感情は湧いてこない。

とにかく何とか終わらせ、精根尽き果てた感じ。

何ヶ月も、この仕上がりむけて手をかけてきたうつわたちが

ここを去っていくのがちょっぴり寂しい。

 

新しいご主人のもとで、

愛されながら日々のパートナーとなって欲しいな。

さあ、どいつもいつも、まだ見ぬ誰かのもとでいい仕事してこいよ!

初個展へむけて、京都へ出発。


ついに!

2007年09月06日 14時31分28秒 | うつわ好きのうつわ

ついに出来上がってきました!

個展のDM!

感無量といったところでしょうか。

と言っても、まだまだやることが目白押しで、ひと息つく暇もありませんが。

とにかく、ぎりぎりいっぱいまで頑張ります!

 

個展は、京都市内のギャラリー『千づ』さんにて、

9月15日(土)~9月24日(月)

11:00 a.m.~6:00 p.m.

 

 

 


二度目の企画展

2007年09月05日 08時59分31秒 | うつわ好きのうつわ

7月に引き続き、「更」さんでの企画展『サラノウツワ展』、

初日 9月1日。

またもや、店内へ入ってすぐのテーブルに展示して頂きました!

これは、通常サイズと大き目の2種のどんぶり。

こちらは、同じく2種のどんぶりで、今回初登場の茶色。

 

前回に比べると、お客さんの入りは少な目でしたが、

その分、お客さん一人一人とゆっくりお話しする余裕がありました。

主婦の方、庭師の方、陶芸を勉強中の若者、

実に様々な立場から、うつわは見られているな。

それだけ、「うつわ」って垣根なく大勢の人々を惹き付けているんだなあ。

なんて、しみじみ感じたりもしました。

こうやって、使い手の側の人々と直接会話を交わすことって、本当に貴重だし、何より楽しいです。

 

この企画展は、9月22日まで、滋賀県大津市の「」さんにて。


また、行って来ます!

2007年08月31日 08時42分31秒 | うつわ好きのうつわ

7月の前回に引き続き、滋賀県大津市の『』さんにて、

『サラノウツワ展』に参加します。

今回もDMの中心に、どん!と載せてもらいました。

今回はケヤキのお皿と、

ぼちぼち涼しくなってくるのを見こして、

どんぶりを中心とした、温かいものを食べる、うつわです。

 

9月15日からの個展の準備も重なって、

忙しさとこの暑さにやられて8月はほとんど更新できず。

しかし、ようやく個展の準備も大詰め。

順に仕上がっていく作品たちを、愛おしく感じます。

 

9月1日は終日、更さんに。

また直接、使い手となるお客さんとお話が出来る。

これが本当に楽しみです。

前回買って頂いた方には、また来て頂けるか?

使い心地はどうか?

率直な意見をじかに伺うことができる貴重な時間。

 

こころはずませ、また行って来まーす!


ナイスタイミング!

2007年07月23日 09時27分46秒 | うつわ好きのうつわ

9月は、企画展と個展の2本立て!

そのおかげでここ数週間は、まさに忙殺される毎日。

「休日は休みにする!」

という誓いは、もろくも崩れ去り、

「そんなこと言ってられない」状態です。

 

そんな中、企画展に来てくれた いとこのY子さんの注文を思い出し、

荒挽きしてから1年以上経っている8寸鉢用の木地を中荒挽きすることに。

学生時代の先輩の結婚式に送るという。

 

なんと、次の日。

そのY子さんが、その先輩を連れて

我が工房へやって来たのです。

しかも、事前連絡なしの突然に。

さらになんと、IT全盛のこの時代に、

住所のみを頼りに、ちょうーレトロな方法で訪ねて来てくれたのです。

 

なんとも、すごいタイミング!です。

「これ、昨日中荒挽きしたところ!」とhide。

二人とも、漆器の工房を見るのは初めてなので、

「すごい、すごい!」

と、しきりに感動していました。

 

hideの工房にとっては、希少で貴重な訪問者。

わざわざ訪ねて来てくれるなんて嬉しいじゃありませんか。

 

自分の好きなことやってて、とことん忙しいのも

なかなか充実感があっていいものです。

肉体は疲れても、精神は元気ですから。

さあ、9月に向けて最後の追い込みスタート!


そこは別世界!

2007年07月10日 03時23分16秒 | うつわ好きのうつわ

これ、めちゃめちゃかわいいでしょ?

「サラノウツワ展」と、同時開催の

郡司庸久・郡司慶子 陶展」の一品です。

こちらは二階和室での開催。

 

一歩足を踏み入れると、そこはまさに別世界!

見たことのない、エキゾチックな世界観が広がります。

 

若干30歳のご夫婦とお聞きしてびっくりです。

旦那さんが形造り、奥さんが装飾を施す。

まさに愛の織り成す連係プレーなのでした。

 

 

ほんと、一目見たら全部欲しくなる!

うつわ好きにはたまらない作品の数々をぜひご覧あれ!

郡司庸久・郡司慶子 陶展

 7/1(日)~7/29(日) 更にて

 

 

 

 


夢ごこちの企画展

2007年07月03日 23時55分02秒 | うつわ好きのうつわ

7月1日 サラノウツワ展、初日。

どきどき、わくわくの一日の始まり。

お店の扉を開けてすぐのメインテーブルに置いて頂いた自分のうつわ。

感無量。

これ位しか、この気もちを表す適当な言葉がなかなか見つからない。

 

午前中から、ひっきりなしのお客さんの対応に、

時間の経つのも忘れる。

 

初めてお買い上げ頂いたお客さん。

一枚一枚違う木目を色んな角度から眺めては、

真剣に考え込む。

たっぷり時間をかけて選ばれる。

自分が陶器のうつわを買うときとおんなじだ!

 

「ありがとうございました」の言葉が、

こんなに素直に、

心を込めて言えることも、清々しい発見。

 

この展示会に参加でき、

たくさんのお客さんにお褒めの言葉を頂き、

hideのうつわを選んで頂いた方々の、ほころんだ顔に出会うことができ、

やっぱり、まだ夢ごこちの一日でした。