やりました!東京進出決定!です。
hideの予定では、来年辺りかと想定していた関東進出。
何とありがたいことに、東京に新規オープンされる器店のオーナーさんから
hideのうつわをお店に置いて頂けるというお話が!
願ってもない嬉しい出来事。
早速、わざわざ打ち合わせに来て頂いて、
お店に並ぶうつわを決定していきました。
どきどき、わくわくの楽しい時間でした。
それにしても、こんな無名の作家に白羽の矢を立てて下さるなんて、
ほんとに、ほんとうにありがたいことです。
「うぉりゃ~、がんばるでぇ~!」って気持ちでいっぱいです。
そのお店のオーナーは、ブログ薬膳のチカラを書かれている柳田栄萬さんです。
お店について詳しいことはまた後日お知らせします!
前回ご紹介しました、グループ展に出品したうつわ。
ちいさなうつわたちです。
比較するものはありませんが、なんとなく小さいなかな?とは思いますよね。
今回初挑戦したぐいのみです。
だいたい6cm程度の直径しかなく、作るのはたしかに面倒です。
ところがどっこい、
とっても楽しいんですよ。つくるのが。
ちいさいものって、理由もなく
「かわいいっ」
て思えること よくあります。
出来上がっていくうちに、今までのものよりも愛しく思えてくるんです、これが。
自分で作っといて、「ああ~、いいなぁ、これっ」とか。
正に「親ばか」。
ちいさいうつわを作ることにはまりそうなhideです。
ついに、納品しました。四角いうつわ。
京都での個展で、偶然知り合った料理屋さん。
そのとき、このお店はまだありませんでした。
このうつわも。
お正月に、京都へ帰省するのを兼ねて、行ってきました。
何と、個展会場となった千づさんから、歩いて30秒の近さ!
お店はまさに、京都の町屋でした。
小さな店内ですが、とても居心地がいいのです。
無垢板のテーブルや、粋な建具、暖かみのある照明・・・
本当によく考えられた空間です。
こんな素敵なお店で使ってもらえるとは、本当に光栄です。
今度はお客として、コッピーと一緒にゆっくり伺いたいものです。
ちょっとした隠れ家的な、思わず通ってしまう人気のお店になることでしょう。
昨日の30日に、スーパーで買ったちっちゃな鏡餅を仕事場に供えました。
「29日は苦が重なるし、30日に置くのがいちばんいい」
というテレビから得たコッピーの言葉に従い、他に仕事はなかったのですが、工房まで行きました。
なんか、かわいいでしょ。
ふり返れば、今年は本当に忙しかった。
作家デビュー!
はいいけれど、作品づくりに追われる毎日。
まだ自分なりのペースがつかめていないんですよね。
だから結局、大晦日の今日まで仕事がずれ込む始末。
来年からは、もっともっと計画的かつ効率的に仕事を進めるというのが第一目標ですね。
さて、いっつもギリのギリギリ人間にできるのでしょうか?
自分でも楽しみです!
では、みなさま 良いお年を。
きっと、もっとも多感な学生時代を過ごし、またコッピーの故郷でもある広島。
hideがこの道に入るきっかけとなったギャラリー、サーブ倶楽部さん。
この土地、このお店で個展ができるというのも、また感無量です。
個展初日から、学生時代の友人やお世話になった先生方、そして親族等々沢山の方々が駆け付けて下さいました!
全く無名のhideに対して、快く個展開催を受け入れて下さり、何かとご指導頂いたサーブのオーナーさんには、感謝の言葉も言い尽くせません。
今回のDMに一筆頂き、学生時代にサーブ倶楽部さんを紹介してくれたT君も、奥さんと共に遠方から来てくれました。
皆さん、本当にありがとうございました!
考えてみれば、彼の紹介がなかったら、またサーブさんというお店がなかったら今のhideは存在しないわけですから、やはり意味のある土地です、広島というのは。
hideは石川県に戻り、悪化した腰痛を養生しながら、また更なる成長を目指して活動を開始しております。
来年に向けて、また頑張るぞ!
滋賀県大津市のギャラリー「更」さんで、
7月に初めてのグループ展に参加させて頂いてから、
9月、11月と三回目の参加となります。
暑かった今年の夏の盛りに、初めて自分の作品を世の中に発表する機会を得、更に個展を経て、11月の末には広島で二度目の個展。
今年後半だけの出来事とは思えないめまぐるしさです。
春にはまだ何一つ決まっていなかったのですから、現在との変化を感じずにはいられません。
ただ、そんなのん気に感慨にふけっている暇もないのですが・・・
広島での個展の作品づくりも大詰めをむかえています。
というか、元来ギリギリ人間なだけに、
やっぱり今度も全てが「ギリ」。
自分でもイヤになるほど、ほんと、困ったもんです。
展示会前は、逆に遊びに行ける位の余裕を持ちたいものです。
さて、そんな人間大改造が実現するのはいつのことやら。
ちょっと前に、久し振りにカンナを打ちました。
「カンナ」という呼び名は、大工さんが柱などの材木の面を薄く削る道具を思い浮かべますが、この場合は轆轤(ろくろ)で木地を挽くときのものです。
そうなんですよね、こいう道具は市販されていないので、自分で作る以外ないのです。
もともとは炭を使って熱していたのですが、この頃はガスバーナーを使うことが多いです。
真っ赤になるまで熱したら、まずはだいたいの形にたたいて伸ばします。
最後に、木を削る刃となる部分を曲げて終了。
勿論、この後刃を砥ぎ出して使います。
正に「鉄は熱い内に打て!」を実践する少ない機会です。
ですから、カンナ打ちは集中力を要します。
ちょっとした精神統一とでもいいましょうか。
打ち終わった後は、心地よい疲労感と、清々しさが残ります。
この一瞬も、
「あー、この仕事やってて良かった」
と思う瞬間の一つです。
前回ご紹介した、新しい出会いのおかげで生まれた新しいうつわ。
「四角いうつわ」。
あら挽きが終わったところで、これにふたを作る予定です。
縞のように見えるのは、濡れている部分です。
生材の木地は、轆轤(ろくろ)にかけると、飛び散った雫でびしょ濡れになる位に水分を含んでいます。
今回は、残念ながら御料理屋さんのオープンには間に合いませんが、
オーナーさんも出来上がりを楽しみにしてくれています。
また、進行状況をお知らせします!
個展の会期中に、新しい出会いがありました。
個展会場の『千づ』さんに、
偶然にも程近い場所で、割烹料理屋さんを近々オープンさせるという青年が、
偶然にも、千づさんの前を通りかかり、店をのぞいてくれたのでした。
聞けば、彼は偶然にも漆のうつわを探しており、
料理を、うつわから考えていく方だと言うのです。
しかも漆のうつわを、陶器よりも大切に思ってくれているのです。
そしてしかも、hideのうつわを気に入ってくれたのでした!
そしてしかもしかも彼は、hideと同い年!
本当に、いくつも偶然が重なった結果、一緒に仕事をさせて頂く事になったのですが、
何となく、運命的なものを感じます。
そして、話を進めるうちに、hideにとっても全く新しいうつわに挑戦することになったです。
「四角いうつわ」。
最近、ようやく用意が整った四角い木地。
これから轆轤(ろくろ)挽きしていくのですが、外側の「四角」はそのまま残します。
新しい出会いがくれた、新しいうつわ。
これから、仕上がっていくのが楽しみです!