岡山、今治の山林火災。被害は565ha、442ha。ようやく鎮圧宣言。まずは良かったですね。
それより早い大船渡の山林火災。ようやく全容が分かってきた。消失面積2,900ha大船渡全体の9㌫。
昨日の地元放送で当時の全体が解明され、具体的に被害全容が伝わってきた。
これまでは全国放送に情報が限られており、地元なのに断片的に短時間放送でしか伝わらなかったのだった。被災者の黙々と焼け跡をかたずける姿。特に被害の多かった綾里、赤崎地域。生業の漁業の道具も倉庫が焼けてままならないという嘆きのこえ。消防団員の津波地震の時はまだ15分、30分時間があったので、避難の声がけができたが。今回は火回りが早く5分ぐらいしかなかったと。どうにもならない状況。
しかも船の船外機が盗まれる被害にあった90才すぎの漁師。これで漁にでられなくなったと。とんでもないことだ。被害者に追い打ちをかける盗難事件。この春、中学に進学する娘を案じる父親。震災でようやく7年前に新築したばかりの家が焼けてまた仮設から出発に、前を向くしかないと。・・・それでも子どもたちは健気に段ボール箱の上で勉強していた。綾里ワカメが最高値段がついたという。嬉しいニュース。ただ、生わかめしか出荷できない悩み。加工すれば10倍で取引できるが資材が焼けてしまったのだ。まだ行政は調査段階で生業への支援がいくらでるか分からないと。支援が急がれる。このままでは漁業を離れてしまわざるをえない。早く手を打たないと。・・・・
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