ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-42 祈りの灯火

2024年03月12日 | 日記
13年前のあの震災、県内だけでも5000人以上の方々が犠牲になり
まだ1100人が行方不明。宮城、福島3県合わせると22222人の犠牲者数。

その方々に思いをはせて歴史文化会館前でも祈りの灯火が会場いっぱいに
牛乳パックで作られた灯籠に灯りがともされていた。その数1万個。
多くの市民ボランティアに支えられている。

あの日と同じ肌寒い夜だったが訪れる人は絶えなかった。
今回の制作は古代文字をデザインしていると制作者のTさん。
斜め上からみると図形の組み合わせのようだ。
あちまりかむ を表しているとのこと。どういう意味だろう?
アイヌ語にも似ているが。彼の独創性が感じられた。
そういう方なのだ。画家であり、絵はもっぱら抽象画。
見る人を戸惑わせるが独特の感性があるのだ。

前回紹介した水上さんの詩集から

見エナイチカラ

遠くてもこの空は繋がっていて
あなたの声は風になって  この町までやって来る

窓を開ければ  優しく涙を拭ってくれて
急な登り坂があれば  強く背中を押してくれて

丘に上って疲れた時は そっと髪を撫でてくれる

それに触れるためには  気付くためには 
その窓を開ければいい

風は国境を越えて吹いてくる



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