今日の天気は下り坂。とうとう雨になった。こんな日は何が起こっても不思議はない。
昼下がり、娘から教室に電話があった。
「ずっと録り溜めていた『 チャングムの誓い 』のビデオ、どこかに片づけたぁ?」
まさに、
「ドキーっ!」
である。
ほかでもない、週末、「朝生」を録画しとこうと、手近にあったテープを放り込んだ記憶がある。
「もしかして、あれだったのか?」
こういうときに限って、直感らしきものが確信に近いものに変わるのが早い、などと分析している場合ではない。
ゆとりなどまるきりなくなりかける意識のなかで、かかる有事に如何に対処するか、冷や汗とともにしぼり出している。
- とりあえずその場をごまかして有耶無耶にする
- 知らんぷりする
- 率直に謝る
娘だからといってあなどると悪行きするのは過去から充分に学んでいる。りんごの木を切ったと正直に打ち明けたのは、ワシントンだったか、リンカーンだったか、まるで思い出せない。いかん、余裕がなくなっている。こうなると選択肢はあまりない。
という訳で、今夜は早終いだが、雨がひとしきり激しく感じるのは気のせいだけではあるまい。夕方から聴いていたレイ・プライスの4ビート・カントリーの高揚がいっぺんに醒めてきた。
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