今年も五月に恒例の「従姉妹会」があり弟宅に集まった。母方のいとこたちも皆、亡くなってしまい今、
元気でいるのは六人と寂しくなってしまった。でも年一回83才~76才の従妹たちと会えることは
楽しみで幸せなことだと思っている。幼いころの呼び方で○○ちゃん、○○くんとその日だけは子供の頃に
帰れる。自分がすっかり忘れている話も誰かが覚えていたりしてとても懐かしい。
あくる日、私は予定があるから一足先に帰って来たがその後、従姉妹の希望で「小学時代まで住んでいた
所へ行って見たい」という話から弟が連れて行ってあげたらしい。そこは私たちの祖母の家がある所で
母や叔母が育った所である。小学校も2016年に閉校になりその後「泊まれる学校」として宿泊施設になって
いる。施設の方に今日訪れた訳をお話すると「昔からの卒業生アルバムがあります」と卒業生名簿を見せて
頂けたとか。亡くなった母もここの卒業生なので探してみるとあった!!大正10年卒業生として写っている。
私も弟も母はこれだ!と思った。小学生の子供のころの母の姿を初めて見る事が出来て感激する。
100年前の写真が今もこうして大切に残っている事、それを見せて頂けた事に感謝している。
他にも叔父・叔母・従兄妹達のもあって懐かしかったと弟が・・・そして今度は私を連れて行って
くれるらしい。写真に残っている少女時代の母に会えるのを楽しみにしておこう。