■「記憶の中の誘拐」大山誠一郎
■「北海道うまいものうまい店300選」重森直樹
これも小樽で購入した1985年出版のガイドブック。懐かしいところではESTAの四川飯店、天一、よし田。四川飯店は最近まであったものの、それ以外にこんな有名店が札幌にあったんだなと。個人的には北2条辺りにあった、マグロ料理専門店ばるばてが懐かしい。社会人になってすぐの宴会でこの店に行ったら、当時の部長がマグロの兜焼きを予約していて「社会人ってスゴイ」と思ったものであった(バブル期の話)。それから、西18丁目付近にあったSIG(他にも札幌市内にもう一か所あったはず)。豚肉加工品の店だったと思うが、ラーメンも出しており、あっさりながら美味かった記憶がある。またこの本によると、駅弁の「鰊みがき弁当」が500円、かにめしが700円で隔世の感がある。
■「洋酒物語」藤本義一
昔、酒はみんなで飲むもので、酒席における狼藉は皆が一人酒を覚えてからではないかと書いてあるが、いやいや当時の酒席こそ狼藉そのものであったろうと思う(筆者の周りは違うのかも)。そうは言いつつ、約40年前の本だが、当時これほど酒に明るかった人も少なかろう。
■「O.tone Vol.159」
丼特集。
■「NSA 上下」アンドレアス・エシュバッハ
ナチスがインターネットとAI(っぽい)ものを武器に世界制覇とユダヤ人弾圧を進める別の時間線の話。最初に象徴的な話として出るのが、この世界は現金廃止で全てが電子決済化しているのだが、その購買データから記録にない人物をかくまっている家が容易に分かるというもの。これ現代でもデータさえそろえば容易く起きる話であって、電子決済主義者はそのことを理解しているのかと思う。ポイントをもらって喜んでいる場合じゃないよ。
■「地獄のソトム ペリーローダン656」エーヴェルス、エルマー
■「オール・クリア 上下」コニー・ウィリス
タイムトラベルによる時間線の改変は出来ないはずではなかったのか? 現代に戻れなくなった主人公たちの記憶と現実にはどうやら乖離が生まれつつあり、来るはずの助けも来ない。このままでは自分たちのせいで、第2次世界大戦においてドイツが勝利してしまうのでは? 前作から「長いなあ」と思いつつ読み進めたが、最後の最後に来てすべてが繋がってくるところで読書のスピードも一気にアップ。そうか、それでこれだけの長さが必要だったのか。申し分のないタイムトラベル物の大傑作。素晴らしかった。
■「ファニーフィンガーズ」R・A・ラファティ
■「北海道うまいものうまい店300選」重森直樹
これも小樽で購入した1985年出版のガイドブック。懐かしいところではESTAの四川飯店、天一、よし田。四川飯店は最近まであったものの、それ以外にこんな有名店が札幌にあったんだなと。個人的には北2条辺りにあった、マグロ料理専門店ばるばてが懐かしい。社会人になってすぐの宴会でこの店に行ったら、当時の部長がマグロの兜焼きを予約していて「社会人ってスゴイ」と思ったものであった(バブル期の話)。それから、西18丁目付近にあったSIG(他にも札幌市内にもう一か所あったはず)。豚肉加工品の店だったと思うが、ラーメンも出しており、あっさりながら美味かった記憶がある。またこの本によると、駅弁の「鰊みがき弁当」が500円、かにめしが700円で隔世の感がある。
■「洋酒物語」藤本義一
昔、酒はみんなで飲むもので、酒席における狼藉は皆が一人酒を覚えてからではないかと書いてあるが、いやいや当時の酒席こそ狼藉そのものであったろうと思う(筆者の周りは違うのかも)。そうは言いつつ、約40年前の本だが、当時これほど酒に明るかった人も少なかろう。
■「O.tone Vol.159」
丼特集。
■「NSA 上下」アンドレアス・エシュバッハ
ナチスがインターネットとAI(っぽい)ものを武器に世界制覇とユダヤ人弾圧を進める別の時間線の話。最初に象徴的な話として出るのが、この世界は現金廃止で全てが電子決済化しているのだが、その購買データから記録にない人物をかくまっている家が容易に分かるというもの。これ現代でもデータさえそろえば容易く起きる話であって、電子決済主義者はそのことを理解しているのかと思う。ポイントをもらって喜んでいる場合じゃないよ。
■「地獄のソトム ペリーローダン656」エーヴェルス、エルマー
■「オール・クリア 上下」コニー・ウィリス
タイムトラベルによる時間線の改変は出来ないはずではなかったのか? 現代に戻れなくなった主人公たちの記憶と現実にはどうやら乖離が生まれつつあり、来るはずの助けも来ない。このままでは自分たちのせいで、第2次世界大戦においてドイツが勝利してしまうのでは? 前作から「長いなあ」と思いつつ読み進めたが、最後の最後に来てすべてが繋がってくるところで読書のスピードも一気にアップ。そうか、それでこれだけの長さが必要だったのか。申し分のないタイムトラベル物の大傑作。素晴らしかった。
■「ファニーフィンガーズ」R・A・ラファティ