20211004最近読んだ本

■「銀幕のメッセージ」鯨統一郎
■「哲学探偵」鯨統一郎
読んだ本の記録ということで、意識的にけなさないようにしてきたが、それにしても酷い。読むのが苦痛。

■「自然のしくみがわかる地理学入門」水野一晴

■「不吉なことは何も」フレドリック・ブラウン
今あえて、ブラウンを読む。

■「めしばな刑事タチバナ４３」坂戸佐兵衛、旅井とり
シェイク（飲み物）など、小ネタが多い回。

■「フラッガーの方程式」浅倉秋成

■「あまんじゃく」藤村いずみ

■「迷宮駅を探索する」渡瀬基樹
東京駅周辺はもはや論外で（駅というより地下街という感じもある）、私にとっての迷宮駅というと大阪かな。何しろ、大阪のど真ん中の駅が「梅田」というのがもうキツいのだ。この本を買った理由の一つに、予想外なことに札幌駅が入っていたということがある。どこが迷宮なのかと思ったら、パセオ、エスタを通って東豊線に至る辺りだが、あそこは確かに分かりにくいと思う。さらに、新幹線の大東案で、割と整然としていた札幌駅もぶち壊しになるというのが、筆者の主張である。

なぜ大東案に至ったかという考察も、①現ホーム数に新幹線を乗り入れると運用が困難になるから、②１、２番ホームに新幹線を乗り入れるとパセオが一部閉鎖になるから、という説が挙げられている。しかし、大東案にしてもパセオは長期間休業になるから、真の理由は①なのだろうか。この先、通常の列車も減ってくる可能性が高いし、名鉄名古屋駅が３面２線で運用しているのに、４面８線で在来線を運用できないとしたら、JR北海道の力は推して知るべしということになるだろう。