散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

函館あれこれ 1日目

2021-01-22 23:59:59 | いろいろ写真館
水産科学館にて「中部謙吉氏胸像」。大洋漁業株式会社社長で、北洋水産研究を支援した方のようである。



「せいうち骨格」:足の付き方が予想外である。寝そべっているのではなくて、立っているのか。



「おさがめ」はく製。



蠣崎波響「巌上鴛鴦図」:市立函館博物館にて。



蠣崎波響「牡丹睡猫図」:同じく市立函館博物館にて。



栗谷川健一「はこだて」観光ポスター。



「石冠様土製品」。



池谷寅一「窓外の風景」:市立函館博物館の階段に飾られていたもの。



伊藤郁子「海底で」。



夜の街に繰り出す。



蕎麦と酒の店。

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仕事で函館(6)

2021-01-22 23:59:58 | 飲み歩き・北海道内
話も弾んで驚くことに4時間経過の22時。X先生がバー好きの私に気を利かして「バーに行きましょう」ということで、タクシーに乗りバー「C21」へ。一応、盛り上がり時かと思って電話を入れてから来たのだが、バーには先客なし。こりゃ函館も大変だ。

レアボトル満載の頭がおかしくなりそうなメニューをほどほどに眺め、珍しいことにアクアビットベースのカクテルが4種類も書いてあるので、「私、異常にアクアビットが好きなんですよね」と言いつつ、コペンハーゲンを注文。



ほんのり甘く、アクアビットの味が効いたカクテルを飲み、豪華な通しをつまむ。



いよいよ24時も近づき、最後の一杯は、グレンリベットアンバサダーである店のマスターが「ちょっとフェアでお出ししていて」という中から、グレンリベットナデューラピーテッドカスクを注文。





グレンリベットは、製品としてはフェノール値(スモーキーな香りを表す)がゼロなのだそうだ。その原酒をアイラモルト(おそらくラフロイグではないか、とのこと)の樽に入れて香りを付けたのがこのウイスキーである。度数も62度超とあって、これはパンチがある。

他のお二人も締めの一杯を飲み、これでホテルに戻ることになった。私は久々の24時超えである。



ホテル手前のコンビニで明日のサンドイッチと水を購入する。自分の部屋に戻り、もうシャワーを浴びることもできず、ほぼそのまま寝る。あ、薬飲むのも忘れた。
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仕事で函館(5)

2021-01-22 22:00:32 | 飲み歩き・北海道内
ホテルまで送ってもらい、チェックインしてから夜の街へ。ホテルの部屋はそこそこ広くて良かった。



1軒目は市電で2駅先のあたりなので、これは歩いていけばよいと思っていたら、予想より距離があった。



こぢんまりした居酒屋「S」へ。入口を区切ってある半個室の4人テーブルになったので、周りの人は全く気にならない状況だ。この後、X先生がやってきて、ハイボールでスタート。通しはカニ味噌豆腐、タラコ少々ということで、ちょっといい珍味である(写真なし)。

最初に紹介いただいたZ先生が到着したところで本格的に飲み会スタート。私とX先生は「最近、燗酒が良いですよね」と意気投合し、確か静岡の酒を燗してもらう。おまかせコースを注文し、最初は刺身(タコ、ヒラメ、マグロ、ニシン)が出る。これは燗酒にぴったりだ。



色々な話(船酔い、魚類の同定、漁の実習)を聞きつつ、私も昔の記憶を掘り起こして数学科の話をしながら、料理はサクラマス煮つけ。少し濃いめだが、酒にはぴったりくる味だ。上に載っている海藻(まつもだったか?)も歯ごたえがいい。



次は豚串。わさびをつけて食べるのは自分でも時々やるが、いい味だね。



そして得意料理らしいやわらかヒレカツ。海に面したところでは、魚ばっかりだと食傷するのかもしれない。タルタルソースのようなもので食べ、最後の1個だけソースをつけて食べる。



燗酒も結構飲んだため、先を危ぶんでハイボールに戻し、締めは寿司とくじら汁ときた。これは函館の味だなあ~。かなり上品なくじら汁にちょうど良い個数の寿司で大満足の飲み会であった。



私がホテルでもらった函館市グルメクーポン2000円分も使い勘定をする。今回の函館出張(旅行ではない)、ホテル2泊の宿泊料が会社の1日分の規定宿泊料で賄えるのだ(2日目の分は私事都合で宿泊するので、会社には請求しない)。さらにクーポン券が付いてくるのだから、申し訳ないくらいの話なのである。

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仕事で函館(4)

2021-01-22 16:10:44 | 美術・アート
さて、日も傾きだし少し寒くなってきたが、市立函館博物館へ移動。常設展(ありがたいことに100円)と、同じ値段で見ることのできる収蔵資料展「はこだての縄文文化」を見る。

■市立函館博物館「常設展」。
「志海苔古銭」:函館市志海苔町で三個の甕に入り発見された、約38万枚の古銭。重要文化財だが、誰が何のために集めたものなのか。



「松前屏風(写)」:1760年~1770年頃の松前城下風景。



「棒二森屋ポスター」:やはり函館といえば棒二森屋。



■市立函館博物館「はこだての縄文文化」。



「函館市尻岸内 日ノ浜遺跡出土 動物土偶」:左上のフクロウ土偶、左下のナマコ土偶など、グッズを作って販売しないものか。



■市立函館博物館「収蔵資料展 箱館戦争」。



結構時間がかかり、ここでタイムアップ。しかし、博物館は観覧料が安いのは良いのだが、観覧室を暖めるのは諦めているようだ。見ているうちに真剣に寒くなって来た。



公園内にある有名な遊園地も冬季は営業停止のようである。

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仕事で函館(3)

2021-01-22 14:43:41 | 美術・アート
H水キャンパスに戻り、まずは博物館へ。


→この建物は今は使われていない講堂。

■H大学水産学部水産博物館分館。博物館には3つの建物があるのだが、本館は耐震性能が足りず、今は閉館中なのである。標本館という所には、資料26万点(但し、同定が難しいプランクトン除く)があるのだが、あくまでも保管庫であって人が見るための建物ではない。現在、週3日オープンしているのが、こちらもかなり古い建物である分館だけなのである。


→閉鎖中の本館。


→割と近年にできたらしい標本館。

分館の前にある「カッター1号」。説明看板の字が薄れて、名前も怪しい。



同じく分館の前にある「錨」。洞爺丸台風の後に国鉄技術陣によって開発された、把駐力の優れた錨。



そして分館の建物がこちら。入口の丸みが優雅である。昔の飲み屋さんの建物に、こういうのありましたな。



分館は主に魚類以外の展示がされているのである。まずは各種海獣類のはく製が目立つが、その中でもひときわ大きいのがトドである。



これはシャチの頭骨。



そして最も大きいのが、ニタリクジラの骨格標本で全長が15m弱ある。カイギュウの骨格模型をたまに見るが、あれが8m程度であることからすると、実に大きな標本だ。分館の建物自体が、この標本を格納することを考慮してサイズ設定されたそうである。


→写真に入らない…

それから有名な疋田豊治のガラス乾板が映像化されていた。これも非常に興味惹かれる資料だ。



念願の水産博物館を訪問できて非常にうれしい限りである。本館は入館禁止であったが、今日はX先生がついているので、分館側から繋がっている通路からちょっとだけ見せていただいた(詳細を秘す)。

この後、北水所有のおしょろ丸、うしお丸を見に港へ移動。船の中はさすがに何か感染するようなことがあってはあまりにも申し訳ないので、パス。


→こちらがおしょろ丸。

近くにある函館市海洋センターを訪問し、展示物を見た。これは普通の観光案内とかでは見たことが無いので、X先生に教えて貰わないと知ることがなかったであろう。



館内には函館出身の画家、高森明の作品「水門のある風景」「エイ」「赤いカスべ」という珍しい画題の作品が展示されていた。

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仕事で函館(2)

2021-01-22 12:20:10 | 食べ歩き
H水(H大学水産学部の略称)に行くにも少々距離があり、今回は札幌で知り合いになったX先生(←イニシャルではない)にお迎えに来ていただくことになった。車に乗せていただき、H水キャンパスへ。私も同窓と言えば同窓なのだが、他学部の学生で水産学部に来たことがある人は極めて少ないだろう。

水産学部の先生を一人ご紹介いただいてから、まずは昼食へ。近くにある津軽海峡フェリー函館ターミナルの食堂「KB」に行き、お手頃な感じのいか耳沖漬け丼(500円)を食べる。



塩辛ほど癖の強い感じではないイカとご飯の相性は良く、味噌汁が熱々だった。他にも天然岩海苔定食などそそられる料理もあったが、なかなかいい値段なのだ。周りの皆さんが食べているのは海産物系ではなく、日替わりの味噌カツ定食の人が圧倒的に多いようであった。


→なかなか立派なフェリーターミナルの建物。右手にフェリーも見えている。

ロビーに宮田亮平「シュプリンゲン-飛翔-」という彫刻があり、すかさず撮影する。

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仕事で函館(1)

2021-01-22 10:49:21 | 旅日記
実は先週末は仕事で函館に行ってきたのである。その反動で今週の仕事がかなり忙しくなり、函館で入手した資料や撮影した写真が大量であることもあり、記事の投稿がなかなかできなかった。また、現在の状況を鑑みるに、ヘラヘラと遊んでいた記事を投稿するのもはばかられる(主目的は仕事だが)。

とはいえ、函館行きから約1週間が経過したので、アレにも感染していないだろうということで(一般に潜伏期間が2週間まである可能性は知っています)、記事の投稿を開始することにした。

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5時前に起床。暗い、寒い。軽く残り物を食べて、5時50分に家を出る。



最近、遠出をするときはバスでJR琴似駅まで移動していたのだが、この時間となるとバスが走っていないのだ。そのため、地下鉄琴似駅に移動し、地下鉄でさっぽろ駅へ。地下鉄は仕事に出る人が結構乗っており、大変だな。お疲れ様です。



JR札幌駅に移動し、あわよくばここで駅弁的なものを買おうかと思っていたのだが、売店の営業時間が短縮されており、コンビニしか開いていない。やむを得ず、チキンカツ巻きとツナ巻き+水を購入し、早くからホームに来ている北斗4号に乗り込む。

そう、今日は仕事の出張で函館に行くのである(しかし、これ以降とても仕事と思えないような内容が続きます)。時間は早いし列車はガラガラだろうと思い、自由席券を購入していたのだが、思いがけず人が座っている。2席単位で空いている場所がいくつか残っている程度なのだ。何とかその一つを確保し、6時52分札幌を出発する。

発車後、少ししてとりあえず朝食。特に感想なし。あ、S食品の商品だったのは良かった。



その後も少し乗り込んでくる人がいてどうなることかと思ったが、苫小牧、東室蘭でかなりの人が降車し、空いていると呼んでいい状態になった。そうか、仕事だと苫小牧まで特急に乗るのか(サラリーマンっぽい人が多かった)。私は苫小牧に行く場合は、ほぼ普通列車にしか乗らないので、そういう発想がなかった。さらに言うと、会社の金で乗るので、自分も指定席にすればよかったのかも。



本を1冊読み、時間があるので途中でうとうとしながら移動する。長万部を超えると道南気分になってきたが、ここで遅れている対向列車待ちがあり、結局は20分遅れて五稜郭に到着。





まずはH大学水産学部(←バレバレ)を訪問するため、(一応)最寄りの五稜郭駅で降りるのだ。しかし、ここはちょっと辺鄙な場所であり、「五稜郭公園に行く方は函館駅までご乗車の上、市電・バス等で移動してください」とアナウンスがあるくらいなのである。
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