散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

くつろいだような、そうでもないような

2021-01-16 15:15:11 | 食べ歩き
ギャラリー巡りと本の購入を済ませて、チカホを歩く。そういえば、チカホ直結のビルに喫茶店があったような気がするので、そのビルに近づき、入口看板を見るとあるね。土曜日の営業時間は短いが、まだ開いている模様。

ビル内の地下1階フロアに上がり、喫茶店「CdN」へ。先客は無し。奥に長いカウンターを真ん中ほどまで進むが、インテリアや店内の本棚にある本のセレクトも悪くない感じ。

メニューは飲み物中心で、本日のコーヒーというのもあったが、まずはブレンドのフレンチ(濃い目の方)で。



おお、これはなかなか私好みの苦さと濃度だね。実は入れたてでなくて、温めなおしだったようだが、美味いコーヒーといい雰囲気の店で体の疲れが抜けていくようだ。

と、ここまでは良かったのだが、次に来た常連のしゃべりが微妙にうるさい。「静かにしてください」と指摘したら、「そんなにうるさいですか?」と返されそうなくらいの、微妙な音量だ。これはしゃべり続けていることと、内容が下らないことも原因の一つなんだろうなあ。

いただけない常連のおかげで良さも半減したが、今度、アレがいないときに来ますわ。

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20210116ギャラリー巡り

2021-01-16 15:05:56 | 美術・アート
本日は芸森→さいとう→SONY→三越→富士フイルム→大通り→紀伊国屋の7か所。

結構早い時間に家を出る。地下鉄、バスの乗り継ぎのことを考慮して行動していたら、予定より1本早いバスに乗ってしまい、かなり早めに到着。たまに写真でも撮影するか。



芸術の森入口では私以外に3人ほど降りたのだが、芸術の森センターのほうに歩いて行ったのを見ると、お仕事の人達なのかも。美術館方面に歩いているのは私一人である。



美術館入口についたのも、まだ開場10分くらい前である。入口に立っていると「観覧はまだですが、寒いので中に入ってください」と親切な応対で、先に手の消毒と連絡先の記入を済ませる。トイレに行き、リーフレットを物色してから、「ポスター展は大丈夫ですから」ということで、第2会場のポスター展を先に見る。

会場では芸術の森で開催された、展覧会のポスターが展示されている。一番古いものがこの「ロダン展」「ムンク展」だろう。私はまだ美術に興味のない時代だったので、どっちも見てないんだよな。



展示されている中で、最大入場者数は「男鹿和雄展」の137,467人、最少入場者数は「北の創造者たち'91」の1,636人である。4桁入場者の展覧会というのも結構あって、やりきれないだろうなと思う。

■札幌芸術の森美術館「札幌ミュージアム・アート・フェア」。



阿部典英「手の塔」:大丸藤井セントラルから出品。良いアート作品であっても、購入して家のどこに置くかというのは別問題である。



川上りえ「Element of Earth(Glass Type)」:GALLERY門馬から出品。確か、クロスホテルのアート展でも見たことがある作品だが、かなり欲しくなる造形で、売れ行きも良いようであった。
下沢敏也「Re-birth[虚]」:GALLERY円山から出品。陶板だが、絵画的な作品。



板津邦夫「飛行船と彫刻のある風景」:ギャラリーシーズから出品。あっさりしたシンボリックな版画。抽象寄りでセンスが良い。
上嶋秀俊「いのちのかけら-1~5」:ギャラリーレタラから出品。色彩がカッコ良く、全部売れていた。売れる売れないは値段のゾーンと人気で、あからさまに差がつくね。
風間雄飛「やまやま」:様々な山が描かれており、どれを購入するかはセンスが問われるような気がする。


→写真右奥は、武田浩志「portrait」。動く作品なので、ぜひ監視の方に動かしてもらうといい。

ちなみに、現実の物体欲には欠け、作品を置くスペースもない私はささやかながら、久野志乃作品の絵ハガキセット(全8枚)を購入。




→こちらは展示されている作品。

私以外の観覧者は時間が早めということもあり、3~4人だった。安心してご覧あれ。



バスの時間待ちでクラフト工房へ(工芸館は開いていなかった)。仕切りだらけで、何となく風情がない。



■さいとうギャラリー「New Point vol.18」。
畑江俊明「人をくったハナシ…」:ワイヤーのようなもので作った口と歯のある造形。
水戸麻記子「北海の三大怪獣終結!」:カジカとゴッコとアマビエを怪獣チックに取り上げた作品。ゴッコは腹の中央にある吸盤が、ベムスターを思わせる。
小川豊「心のひだ」:小品だったが、淡いピンクで筆のタッチが柔らかい(例のウロコのようではない)作品に変貌。さて、この先どうなるのか。

今年の冬は雪祭りの準備がない。



■大通美術館「楢原武正展」。今回は「墨によるインスタレーション、壁面20m、他」ということで、壁面に書道ではないが、文字を描いた作品が所狭しと張ってある。あちこち見ながら、自分の好きな字を探すのが良いのではないだろうか。私は白色が混じり、吹雪を思わせる「風雪」、まさに混沌とした「混沌」が気に入った。

「馬」と書いてあるものが多いので、後で楢原さんに「馬が多くて、今年は何年なのか分かりませんね」と言ったら、「十勝地方に住んでいた時、開墾のための馬を見たのが忘れられなくてね。子供のころだから漠然と見ていたのだろうけど、今でも印象に残っている。少し上手く表現できるようになった気もするけど、まだまだです」とのことであった。後は「花」という字も「野に咲く花もあれば、売物の華やかなものもある。それを表現しようとすると、どうしていいのか難しい」と。

私もかなり続けて毎年伺っているので、名は名乗っていないが(芳名帳は書いてます)顔を覚えてもらっているようだ。「今年もありがとうございました。また、来年伺いますから」というと、「来年もやる予定ですよ!」とお元気な楢原さんであった。

■紀伊国屋ギャラリー「路地裏探索 道草画報 松本浦作品集」。札幌を中心に、北海道内・外も含めて、懐かしい建物や通りを描いたスケッチ展。札幌の建物はだいたい記憶にあるもので(無くなった建物もある)、こういう記憶のとどめ方も写真と違う意味で重要であろう。
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贅沢な昼食(7)

2021-01-16 12:09:46 | 食べ歩き
今週末は外で飲まないので、ランチを少し贅沢にする。去年の年末から始めた、この「贅沢ランチシリーズ」だが、最初のうちはどこまでやれるのか分からなかったので、記事に共通のタイトルや番号を付けていない。ま、大した内容ではないので気にしないでおくか。

※20210129 このシリーズを「贅沢な昼食」としてタイトルを改題。ほかの記事にも通し番号付きでシリーズ名を入れました。

芸術の森から札幌市の中央部に戻ってきて、今日は天ぷらの店「EB」へ。11時半過ぎだが朝食が軽かったので腹が減った。ちょうど先客2名が入った後から店に入り、カウンター席の奥の方に着席。一応下調べはしてあるのだが、メニューを見て少し考える。

特上天丼にしようかと思っていたのだが、なんか高価そうなメニューって少し品がないような…(気のせい?)。一般論だが、松竹梅とランクのあるメニューの場合、おおむね「竹」を注文しがちだよね?(私には珍しく保守的な発言…)。いや、メニューにあるのだから頼んでも良いではないかなどと考えていると、先に入った2名が奥のテーブル席から「特上天丼2つ!」と注文したので、「私も特上天丼で」と便乗することになった。

先にお茶と漬物がでてくる。



そして特上天丼の到着。作るのを見ているとご飯が少なめに感じたが、上が重厚だ。海老2本、鱚、鮭、イカ、春菊、さつまいも、舞茸の天ぷらが乗っているのだ。ここは2本ある海老天から手を付けよう。



私はこの店で普通の天丼と上天丼を食べたことがあるのだが、やはりそれよりも大ぶりの海老で、食べた時の歯ごたえもプリッとしている。後は鱚は天ぷらにすると美味い魚で私の好みでもある。イカは普通、鮭も普通なのだが、たまに天ぷらで鮭に出会うと、新鮮味があるよね。

野菜類は舞茸の歯ごたえと香りが秀逸。春菊は普通、さつまいもは後半にはちょっとヘビーだったかな。やはりご飯が少なめで、バランスとしてはもう少し欲しいところなのだが、天ぷらがたっぷりで腹具合としては満足。大盛でなくて良かった。なめこの味噌汁と漬物もいい。漬物は最初に出てくるので、軽く酒と合わせたい気もするが、今日は昼飲みはやめておいた。



というところで、今日も良い昼食だった。私以外の客はトータル7名かな。結構奥が広い店なので、人が近い感じは皆無であった。
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