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月に1度のおやつレク。
今月は連休前のどんよりしたお天気の1日でした。
市販のレーズンパンを使い、蒸し器を使ってパンプディングを作りました。
みんなで作るのを楽しんだり、味にメリハリづけをするために上にバナナのキャラメリゼをトッピングしました。
おまけに切り落としたパンの耳を揚げ焼きしてお砂糖をまぶすおやつを作りました。
パンプディングは、施設の普段のおやつにも取り入れられているメニューですが、
施設で持っている電子レンジではなかなか上手にできなかったようです。
シリコン容器を使っていますが、これはたぶん電子レンジのパワーに対して容器が大きく
一度に一気に仕上げるのは難しいのではないかと思いました。
小さな容器で少な目の分量で強火で蒸せば、短時間で一気に仕上がります。
蒸し器は色々活用すると良いですね。
反省点もいくつもありました。
パンプディングは利用者の皆さんにとって食べやすいメニューですが、
味や食感が平坦になりやすく、離乳食や病人食に近くなってしまいます。
この点の解消としてキャラメルバナナを加えましたが、ちょっと苦いと感じた方もいらしたようです。
私自身が感じたのは、パンプディング本体の部分に味と食感のふくらみをつけたほうが
変化に富んで楽しく食べれたのではないかと思います。
レーズンパンを使う場合はレーズンたっぷり、少な目なら追加でラムレーズンを入れる、ラム酒で風味付けする、
パンを軽くトーストする、卵液はたっぷりなど緩急をつける工夫を手抜きせず丁寧に積み重ねることで
簡単なお菓子もみんながおいしいと思うお菓子に仕上がると改めて実感しました。
施設の環境、おやつレク という限られた時間はついつい簡単に作れるようにしてしまいますが
準備しっかりを改めて実感した一日でした。
おやつで気分が盛り上がらないとちょっと沈んでしまうのですが、パンの耳に助けられました。
パンの耳の揚げ焼きは、私にとっても利用者のみなさんにとっても懐かしい味です。
歯ごたえも良く、みなさんうきうきと色んなお話をしながら召し上がられていました。
色々勉強になった1日でした。
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