室蘭市議会議員 児玉智明の徒然日記

日々の様子をしたためています。

PTA全道大会 2

2008年06月28日 | インポート
PTA全道大会2日目の今日は岩見沢東高校を会場に分科会が行われました。私は滝川工業高校のPTAが担当した「PTA活動が抱える現状の課題とは?」という分科会に参加してきました。やはり役員のなり手がなかなか見つからない、PTA活動に参加してくれる保護者が少ない、など、どこの高校でも同じ悩みを抱えている実態が報告されていました。そして、都市部の学校と郡部の学校とでは保護者の認識の違いなどもあることが分かりました。その中で宮崎県の知事が提案した「げんこつ条例」の話が出て、ある学校の副会長さんから、「賛成の方はこの分科会出席者の中に何人いるか挙手してください」、との提案がありました。が、私は基本的に大反対なので「自分の子どもは自分たちで責任を持って教育するのが第一で、命にかかわるようなことを除いて、先生に愛のムチをお願いするなどということには反対です、仮に、あなたが仕事上のミスで上司から注意をうける際に愛のムチという名目でたたかれても、文句を言わずに従いますか?自分がいやなことは子どもだっていやなことに変わりはありません。愛情をもって言葉で説明するのが親や教師の務めではありませんか?言うことを聞かないからたたいてでも教える、というのは違うとおもいます。」と発言しました。それに対し、「昔は自分たちも悪いことをしたらたたかれて育ってきた、なので今の子どもたちにもそうするべきだ。」との意見もありましたが、「今と昔とでは社会環境が大きく変わっています。そのように主張している方々も、そんな昔に戻った生活ができるとは思いません。子どもたちにやっていいことと悪いことを教えるのは私たち親の責任です。その責任が果たせていないのが現在の私たちの世代です。そこのところを踏まえて子どもたちと真剣に向き合うことが大事で、先生に何から何まで要求するのはいかがなものですか」と発言したところ、参加されていた副会長をされているお母さんから「愛のムチ」は「愛の無知」という発言もあり、やはり体罰につながる恐れのある問題を条例化することには反対だとの意見が多数で、ほっとしました。

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