VOICES+

「ブログ人」終了なので引っ越してきました。

動かざること山の如し

2007-11-27 | 風林火山ドライブ

(つづき)

雨の松原湖

佐久ICからR141を走って向かったのは…松原湖でした。近くを通るので祖父母の墓参りをしたついでにちょっと登ったところにある松原湖に行こうと決めたのでしたが(^^ゞ

野ざらしの鐘 松原湖に着くと、それまで小降りだった雨が本降りになって、雨にぬれる紅葉…という画的には綺麗だったけど歩き回るには難儀な状況だったので、湖畔にある松原諏方(すわ)神社に行って参拝と、武田信玄が寄進したといわれる、野ざらしの鐘を見て帰ってきました。野ざらしと言っても、ちゃんと屋根のついたところに安置してあったのですが…。

南相木ダム


松原湖から降りて次に向かったのは南相木ダム。R141と千曲川を越えて山の方に向かい、相木川に沿って、道幅は1.5車線分ながらもきれいに整備された道路をさらに山の方に進むと、バカーナビに地図情報がないような山奥にダムはそびえ立っていました。

南相木ダムとマーチここは堤頂の標高が1,532mと、日本一高いところにあるダムだそうです。ダム周辺には資料館とかテプコ館(でんこちゃんのダムなのでw)はないけど、クルマでも比較的行きやすいダムでした。奥三川湖と名づけられたダム湖周辺には遊歩道も整備されていて、1周5.5kmほどの道のりだそうですが、寒かったり天気が悪かったり疲れていたりでまわるのはやめました。ちなみにダム上流側の山を越えた向こう側は群馬県。地図を見ると、あの「御巣鷹の尾根」のようです。ダム堤頂から来た道を戻り、ダム下から堤体を眺められるポイントに寄ってから、ダムをあとにしました。

滝見の湯 ダムからR141に戻る途中、南相木温泉滝見の湯に寄り道しました。相木川にある「犬ころの滝」を眺められる露天風呂…のはずが、目隠しのすだれが邪魔であまりよくは見えませんでしたが、こちらも長湯してても全然苦じゃないくらい結構いいお湯でした。お湯は無色透明だったので、本当に温泉かいな?と思ったけど、入っているうちに肌がすべすべになったり、ちょっと痛かった足も痛くなくなったので、間違いなく温泉です(笑)。相木そば 湯上りに、せっかく信州まで来て蕎麦を食べていなかったので、食堂で地粉100%使った相木そばを食べました。戸隠とか開田高原ほどメジャーではないけど、純朴な田舎そばという感じで、めんつゆなしでも風味が味わえましたし、締めのそば湯もおいしかったです。

清泉寮からの眺め


ソフトクリーム 滝見の湯からはナビに従って海ノ口からR141に復帰し、野辺山のJR最高地点で写真を撮ったあと向かったのは清里の清泉寮でした。ここで食後のデザートとしてソフトクリームを食べました(笑)。ここのソフトクリームはいつ食べても本当に美味しいです(^^)。けど、天気があまり良くないせいもあってそとは若干寒め。ソフトクリームを売っている場所にある休憩所ではストーブを焚いているぐらいでした。食後は清泉寮本館などをトイレを借りつつぶらぶら散策し、いつかは清泉寮に泊まりたいなぁと思いながら出発しました。

いつのまにか無料開放されていた清里大橋を経由し、道の駅はくしゅうで南アルプスの天然水を汲んだあと、R20で再び長野県に戻り、すっかり日が暮れて真っ暗になった山道をくねくね走って向かった最終目的地は、JR信濃境駅でした。

JR信濃境駅 この駅、以前TBSで放送されていたドラマ「青い鳥」で、主人公が勤務していた清澄駅として登場していた駅で、ドラマを見て以来いちどは行ってみたいなぁと思っていた駅で、あたりはすっかり暗くなってしまっていたけど今回漸く念願成就しました。駅舎を観察しているとちょうど上りの普通列車がやってきたところで、出発を見送ってから信濃境駅をあとにして、帰路につくことにしました。


帰りは山道をくねくねと走って小淵沢ICから中央道に乗り、あとは談合坂SAで休憩をはさみつつ東京方面へ。首都高速の江戸橋JCT~両国JCT間が詰まっていただけであとは恐ろしいほど順調でした。いつも渋滞する新宿~代々木の急カーブもオーバースピードに注意しちゃったくらいでした(笑)。

で、21時前に無事に家に着きました。

2日間の総走行距離は889.1kmで、燃費もまずまずでした☆。


今回のドライブ、再訪ポイントがメインで、新規に行ったところは1日目の「諏訪湖遊覧船」「プリンス&スカイラインミュウジアム」と2日目の「南相木ダム」「道の駅はくしゅう」「JR信濃境駅」だけでしたが、このエリアは何度来てもいいぐらいのお気に入りの場所で、また機会があったら出かけてみたい、そんな場所でした。


侵掠すること火の如く

2007-11-14 | 風林火山ドライブ

【11月1日】

ホテルの部屋からの眺め 朝は7時に起床。部屋でテレビ見つつぐだぐだしたあと朝食バイキングでいつものように?無国籍風朝食をたしなみ(ぇ、9時ごろにチェックアウトしました。やはり長野だけに、味噌汁がおいしかったです(^o^)。欲を言えば、りんごジュースがあったらなおよかったのに(^^;

チェックアウトの際駐車場は正午まで利用OKという確認をとったので、荷物だけ置いて駅前からバスに乗って善光寺に行きました。善光寺、去年は長野市内に2泊もしながら結局行かなかっただけに、今回はお参りしておきたかったので(^^;。


善光寺仁王門 バスを降りてから参道を歩いて仁王門をくぐり、三門は修復工事中だったので迂回して本堂へ。お参りを済ませて帰ろうかと思ったけど、せっかくだから以前も挑戦した戒壇めぐりに挑戦することにして、拝観料を支払って入りました。暗闇の中腰をかがめ、手探りでルートを探るのは至難の業で、中ほどにあるご本尊と結縁できるという「極楽の錠前」を探し当てるどころではなかったですorz。でも、これだけの寺院で本堂内の内陣参拝と別棟の経蔵参拝以外の、境内に入るだけだったら拝観料なしで拝めるなんてありがたいことでした(^o^)。

長電の電車帰りはバスではなく、少々歩いたところにある善光寺下駅から長電に乗って長野駅に戻りました。やってきたのは、元東急の電車。編成が短くなったりワンマンカー対応の改造がしてあったりする以外はほぼ原型を保っていて、地方私鉄にしては珍しい地下鉄区間でもあったので、まるで東京の地下鉄に乗っている気分でした。このタイプの電車いた、半蔵門線や東急田園都市線は主に大学受験の頃に何度か利用していたのでもしかしたらどこかで乗ったことのある車両だったりして(^^;。


ホテルの駐車場に戻り、こんどはマーチで出発。まずは、長野ICに向かうはずが…ひとつ向こうの須坂長野東ICから、しかも北に向かって小布施スマートICで降りて、道の駅おぶせで昼食と買い物をして、再び小布施スマートICから逆方向に向かいました。

このまま真っ直ぐ南下すれば関越道経由で東京に戻れるのですが、佐久ICで降りてR141を走って次の目的地に向かいました(つづく)。


徐かなること林の如く

2007-11-13 | 風林火山ドライブ

(つづき)

鳥居平やまびこ公園 諏訪湖を出て、次に向かったのは岡谷市内にある鳥居平やまびこ公園。目的はずばり公園内にあるプリンス&スカイラインミュウジアムでした(^^ゞ。

プリンス&スカイラインミュウジアム やまびこ公園の駐車場に駐車し、階段を息を切らせながら登るとミュウジアムはあります。入場券を買って、地下構造になっている展示室に入ると、ここはまさにスカイライン50年の歴史が凝縮された、「聖地」と呼ぶにふさわしい…って生意気なことを言いましたが(笑)、スカイラインはほとんど縁がないσ(^^♪でもすごいということがわかりました。ちなみに、ミュウジアム内に展示してあるスカイライン等展示物はすべて写真撮影OKだったのですが、個人的観賞で楽しむこと限定だったので、掲載は見送ります_(._.)_。

展望広場から見た諏訪湖と八ヶ岳

ミュウジアムの外に出ると、そこは諏訪湖を一望できる展望広場になっていて、ちょうど保育園の子どもたちがピクニックを楽しんでいるところでした。ついさっきまでいた諏訪湖はもちろん、その向こうには八ヶ岳も望めることができて、とてもよかったです(^^)。

本当ならば、スカイラインでやってきて…なんでしょうけど、同じ日産だし、スカイラインが25周年のときにマーチが登場して、初代マーチの開発主担は櫻井眞一郎氏の弟子でR32を担当した伊藤修令氏だし、マーチ買ったのはプリンス店だし…(ごにょごにょ-ぇ)


紅葉の梓湖

キャットウォークで点検中

鳥居平やまびこ公園を出て、ナビに従い岡谷ICから長野道に乗り、塩尻北ICでおろされて向かった先は、昨年も寄り道した乗鞍高原湯けむり館でした。でも、その前に波田町のセブンで昼食という行為をし(謎)、奈川渡ダム周辺の紅葉が非常にきれいだったので立ち寄っていたら、寄るつもりのなかった梓川テプコ館にも寄り道しました(笑)。

梓川テプコ館展望室から見た奈川渡ダム

梓川テプコ館、去年マーチで初長野の時以来なぜか必ず寄っているスポットなのですが、どういうわけかチャレンジしても意外と難しかったクイズコーナーで見事全問正解などクリア条件を満たすことができて、特製プリクラと記念品をゲットすることができました♪

梓川テプコ館を出て、奈川渡ダムを渡って、ダム湖の梓湖を左に見ながら西に進み、前川渡交差点を左折し、一路乗鞍高原方面へ。かなり整備された道ではあるけど、路肩のところどころに花が供えられているところを見ると結構危険も潜んでいるんだなぁと身を引き締めつつ、乗鞍高原湯けむり館に到着しました。

湯けむり館は、乳白色の硫黄泉と露天風呂からの眺めが素晴らしい立ち寄り湯で、去年訪れた時にはまた来たいと思った温泉ですが、今年も素晴らしいお湯と景色をじっくりと楽しむことができました。紅葉は今が真っ盛りといった感じで、体に硫黄のにおいが染み付くほど長湯してしまいました(笑)。ロビーで風呂上りのソフトクリームを楽しんだ後、駐車場からの景色を楽しんだり写真を撮ったりしました。ホント、露天風呂からの景色を写真でお見せできないのが残念なくらいです(>_<)。

ただ、標高1,500mほどのこのあたりはまだ秋だったのですが、乗鞍高原からさらに高いところにある乗鞍岳山頂のほうは、山頂方面のシャトルバスが路面凍結のためこの日限りで今シーズンの運行終了というアナウンスが流れていて、冬の足音も聞こえつつありました…。


乗鞍高原を降りて、一路松本方面に向かい始めたところ、朝からの疲れがここで一気に出たのか奈川渡ダムを過ぎたあたりから急に眠気に襲われ、何とか道の駅風穴の里まで眠気に耐えながら運転して仮眠を取りました。寝たのは10分程度でしたが、だいぶすっきりしたので再び出発。松本ICから長野道に乗り、降りる直前にある上信越道松代PAで給油をして、長野ICから夕方ラッシュ真っ只中の一般道を走って長野駅前のホテルメトロポリタン長野に着いたのは18時過ぎでした。

夕食は、出歩くのが面倒くさかったのでホテルのレストランで済ませ、おみやげも長野駅のキヨスクで七味唐辛子とみすず飴を部屋で飲むビールとあわせて購入(笑)。あとは部屋でビールを飲みつつテレビを見てまったりと過ごしました。(つづく)


疾きこと風の如く

2007-11-05 | 風林火山ドライブ

風林火山の旗

10月31日から11月1日にかけて信州にドライブしてきたので、そのレポートを書きます。


【10月31日】

まだ夜明け前の朝5時に家を出発し、ジャスコで飲み物やお菓子を買った後、京葉道路に向かいました。ETCをつけてカードが届いてからはじめての料金所通過でしたが、無事通過♪京葉道路はもとから割引はなかったけど、首都高速と中央道の均一区間では早朝割引?がありました(^o^)。利用証明書見てみたら、中央道の三鷹料金所のほうは5時58分に通過していたようで…。


こんなに早く出たのは、ETC利用者限定の時間別割引適用させるってのもあったけど、最大の理由は、都心部の通勤渋滞回避だったため、所定の目的は十分に達成できましたが、朝の5時台にも関わらず都心部分は結構な交通量がありました(・o・)。

中央道に入り、八王子本線料金所を過ぎてしばらく走ると圏央道と交わる八王子JCTが見えてきたけど流出入する車もほとんどなく、山岳ハイウェイに様変わりして上り坂の連続する部分をオーバードライブオフにして駆け上がりました。


談合坂SA 小仏トンネルなどを抜けて神奈川県を経て山梨県に入るとぼちぼち休憩したくなったので…というかちょっとお腹の調子がよろしくなかったので6時30分頃に談合坂SAに到着して最初の休憩(^^ゞ。トイレを済ませ、車内でちょっと休憩していたら7時ちょっと前になったので、7時開店のレストランで朝食をとろうかなぁとも思ったけど、次の双葉SAでとることにして出発しました。

双葉SAのほうとう で、甲府盆地をあっという間に抜けて談合坂から30分ほどで双葉SAに着きました。

ここでは軽食コーナーでほうとうをオーダーして食べました。さすが山梨名物だけあって、食券販売機のカテゴリーも麺類コーナーとは別に「ほうとう」として独立していて、しかも注文を受けてから茹でるようなので出てくるまでに少々時間がかかりますが、

今回みたいに早朝に家を出て中央道経由で長野方面に行く時はここで朝食にほうとうを食べるのが半ば恒例になりつつありますが、朝からほうとうというのはなかなか贅沢です(笑)。

満腹になったところで双葉SAからはひたすら走りまくって、9時頃諏訪ICに到着し、当然ETCレーンを通過してR20に出ました。カーナビでは「諏訪湖間欠泉センター」を目的地にしていたのですが、信州に来た挨拶と旅の無事と祈るため急遽諏訪大社上社本宮に寄ることにしてカーナビの指示を無視して向かいました(爆)。


諏訪大社 諏訪大社上社本宮に到着。境内ではちょうど菊の展示会をやっていて、思わず二本松の菊人形を思い出しつつ本殿に参拝。旅の無事と試験合格、それにちょうどこの日入院することになっていたネット上の友達の快復を祈願しました。願いが通じたのか、そのお友達、なんと当日の検査で入院不要になったそうで(・o・)。


諏訪大社を出て、いよいよ諏訪湖畔へ。駐車場にマーチを停めて間欠泉センターに向かっている最中、「諏訪湖遊覧船があと5分で出港します~」という案内放送が流れたため、衝動的に遊覧船に乗船しちゃいました(笑)。

遊覧船の旅は約30分。湖上からの眺めは初めてだったのでなかなか新鮮でした。湖上からセイコーエプソンの本社やタケヤ味噌の本社工場、それに由布姫が武田晴信の側室になってから亡くなるまでの日々を過ごした小坂観音院などを眺めつつ、釜口水門が見えたときはここから天竜川が始まるんだなぁと7月に行った、天竜川の河口にあたる浜松のこともちょっと思い出しながら意外ときれいじゃない諏訪湖を眺めていました。

足湯からの眺め 遊覧船を降りてから、間欠泉センターでタオルを買ってから脇にある足湯に行って両足を湯につけながら諏訪湖を眺めました。気づけば30分ほどは足を湯につけていたようで、浸かっていた部分は赤く火照って見たこともないくらいふやけていました(笑)。けど、それ以上に暑すぎず寒すぎない気候と、足湯からの素晴らしい景色に心身ともに癒されました。


足湯から出て、次なる目的地に向けて出発しました。(つづく)