6月21日から2泊3日でドライブに行ってきました
2泊3日ドライブは一昨年の信州以来でしたが、目的地は黒部ダム以外では初上陸となる富山県方面でした
【6月21日(日曜日)】
早朝5時に家を出て、一般道を延々と走り三郷南ICから外環道に乗って関越~上信越経由で北陸道に出ました。
家を出た時点から強い雨が降っていて、外環道や関越道は飛沫で視界がかなり悪くなるぐらいでしたが、藤岡JCTから上信越道に入ると幾分弱まりました。
最初は横川SAで休憩。レストランで朝食バイキングをやっていてかなりおいしそうに見えたのだけど、家から持ってきたお稲荷さんだけで朝食を済ませました
続いて、松代PAでも休憩。計画当初はガソリンの残量が読めなかったので、北陸道に行く前最後の給油ポイントだったので場合によっては給油する予定でしたが、まだ十分にあったので給油はせずに売店に行ってみすず飴買ったついでに信州味噌ラーメンを食べました
対面通行区間に入ったあたりから少々疲れが出てきて、上越JCT付近でピークに達したので、北陸道に入ってすぐにある名立谷浜SAで昼寝休憩。1時間近く寝て、ジェラートを食べながら散歩したりしつつ、すっかり天候が回復した中のんびり過ごしました。
MDをセットしたら、大音響で「風林火山」サントラの武田軍にピッタリな音楽が流れてきたので、春日山近くじゃまずいと思ってそそくさと出発しました
親不知子不知などの断崖絶壁が続く区間、トンネルだらけでしたが所々見える日本海の絶景をチラ見したり、道中新潟県内の近いエリアで2ヶ所捕食中なのを見かけた覆面に警戒しながら駆け抜け、魚津ICで降りました。休日特別割引の日だったので、三郷南からここまでたったの2,200円でした
最初に向かったのが、魚津の埋没林博物館。
簡単に言えば、古代の森林が土砂崩れ等で埋もれて木の根っこだけが残り、その後の海面上昇で海面下に沈んだものだそうで、魚津の埋没林は日本の地質百選、国の特別天然記念物に指定されているそうです。
その埋没林が保存されている埋没林博物館、見所は何と言っても発見された状態で展示してある水中展示館。プールの中に根っこが置いてある様子は幻想的でした。プールの中の水は地下水をくみ上げているほか、実際に地下水も湧き出ているようで中はひんやりとしていました。
あとはハイビジョンシアターで蜃気楼のメカニズムや実際の映像を眺めてから、埋没林博物館をあとにしました。
続いて向かったのが立山ですが、アルペンルートは2日目に行くことにしていたので、2日目だと月曜休館日に当たってしまう立山カルデラ砂防博物館へ。
館内に入るとちょうど講演会が始まるとかでそのまま会場のホールに通されました
講演は昨年の岩手宮城内陸地震で山崩れが起きたときその土砂が原因で荒砥沢ダムで津波が起こったという話と、特別展に関連して有珠山噴火による洞爺湖温泉街の被害や復旧についてのお話でした。
講演会の資料がなかったのがちょっと残念ではあったけど、専門的な話を写真や図を示しながら一般人にもわかりやすい講演で、ギリギリ間に合って聴けてよかったです。
講演会終了後、特別展を見てから常設展示館へ。講演会のおかげで通常は有料のところも無料で見れてよかったです
立山カルデラのことはアルペンルートのことを調べていて存在を知ったのですが、その規模のでかさ、果てしなく続くであろう砂防事業への取り組みなど、見ごたえのある博物館でした。
博物館を出て、隣接する立山砂防事務所の裏手にあるトロッコ基地ややや濁った常願寺川を眺め、この線路の終点&この川の上流では…とちょっと想いを馳せてから出発しました。
途中、本宮砂防堰堤も見学。砂防上重要な施設のようですが、まるでナイアガラの滝みたいに濁流が流れるさまは迫力満点でした。それにしても河原には比較的大きな岩がゴロゴロ転がっていて、当地の自然の厳しさを垣間見たような気がしました
岩峅寺からほぼ1本道で富山市内へ。南富山駅付近からはいきなり車線が減って、その減ったところに市電と呼ばれている富山地鉄の市内線の線路が。都電荒川線の専用軌道区間と並んで走ったことはあったけど、軌道と道路の併用区間を走るのは初めてだったのでちと興奮しつつ、「じゃらん」で予約しておいたダイワロイネットホテル富山に着きました。
ホテルチェックインのとき、プラス500円でツインルームにアップグレードしてくれるというのでしてもらいました
部屋で暫し休んだあと、市電に乗って富山駅へ。ここで学生時代の友人と6~7年ぶりに再会
ドトールでお茶を飲んだ後、総曲輪フェリオにある大和デパートのレストラン街で夕食。短い時間でしたが積もる話をいろいろとして楽しかったです。ついでにコロプラデビューも果たしちゃいました
友人と電停で別れ、コンビニで買い物をしてからホテルに戻り、翌日のアルペンルートに備えて、というよりは朝早くから動いていた疲れでさくっと寝てしまいました
(つづく)