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「ブログ人」終了なので引っ越してきました。

いざ出陣!甲斐の国へ

2007-12-31 | 風林火山ドライブ

10月から月またぎで「風林火山ドライブ」と題して長野県内のゆかりのありそうな場所を周ったけど、肝心の山梨はほとんど行ったことがなかったので、12月8日に日帰りで出かけてきました(汗)。

甲府駅前の武田信玄像


甲府へは当初はJRで行くつもりだったのですが、きっぷを買う暇がなかったのとあちこち行きたいなぁということで、結局マーチで行くことに前日決定しました(笑)。


で、当日。本当はもうちょっと早く出るつもりだったけど、前日の残業疲れでちょっと寝坊したりテレビ見たりしてて出発したのは8時でした。

自分の中ではちょっと出遅れた感があったので行楽渋滞がちょっと心配だったけど、混んでいるところは首都高の錦糸町料金所~両国JCTと途中寄り道した談合坂SAの駐車場ぐらいで、京葉~首都高~中央道はいずれも順調でした♪。けどσ(^^♪の方は順調じゃなくて、談合坂で30分ほど休憩したにもかかわらず、出発後何となく眠気を催したので、釈迦堂PAに入ってちょっと寝ました(^^;

中央道を風林火山博会場甲府南ICで降りて甲府の市街地に入りました。甲府駅そばの民間駐車場に車を止め、風林火山博会場になっている県民情報プラザへ行…く前に、斜め向かいにあるりそな銀行で軍資金を調達し(笑)、改めて会場に入りました。

まずは、山梨の物産展会場のようになっている1階の無料ゾーンを駆け足で眺め、無料ゾーン奥にあるチケット売り場でチケットを購入して、エスカレーターで地下の有料ゾーンに下りました。

有料ゾーンは武田信玄や山本勘助を中心とした武田氏にまつわる展示と、大河ドラマ「風林火山」に関する展示の2本立てでした。特に、山本勘助は謎が多い人物で北海道で古文書が見つかるまではその存在すら怪しまれていたような人だったのでかなり見てて面白かったですが、武田二十四将の絵から勘助の声を再現したというコーナーはちょっとやりすぎかなぁという気がしないわけでもなかったけど(^^;。

一方の大河ドラマコーナーは、三条夫人と由布姫の衣装内野聖陽・市川亀治郎・千葉真一・宍戸開のインタビューを収録した映像が流れていたり、オープニングの騎馬武者の行軍シーンや戦闘シーンなどの撮影秘話を紹介したり、出演者の衣装をはじめ山本勘助の眼帯とか肌身離さず持ち歩いていた摩利支天のデザイン図など貴重な品々も公開されていて、山梨での「風林火山」の盛り上がりはすごいなぁと思ったのと同時に、武田信玄という全国区の有名武将が存在した 山梨が羨ましく感じたりもしました(^^;

有料ゾーンを出た後、無料ゾーンの物産展を冷やかしつつ、出店していた清泉寮のソフトクリームをなめながらJR甲府駅へ。ここで昼食を…と思ったけど、ほとんど全国チェーンのお店ばかりで、昼食は諦めて駐車場に戻り、武田神社に行くことにしました。


武田神社車場から中央線の線路を越え、駅北口から真っ直ぐ伸びる武田通りを山の方に向かった正面に武田神社はありました、というか、今の甲府の街並みを眺めるように聳え立っていました。

ここはかつて武田信虎から信玄を経て勝頼までの3代が過ごした躑躅ヶ崎の館跡地に建てられた神社で、神社周囲に張り巡らされた濠が昔はお館だったことを物語っていました。参拝を済ませてしばし境内を歩いたあと、次の目的地に向かいました。


次に向かったのは北杜市内の高原地帯。バカーナビに案内させたところ一般道を通るルートを出されたので、強引に韮崎ICから中央道に乗り、小淵沢ICから山に向かっていくこと数分。ついたのは八ヶ岳牧場内に造られたオープンセット、風林火山館でした。

入場券を買って中に入り、風林火山館まずはドラマの資料や北杜市の観光案内を展示した資料館を見学。風林火山博会場同様に、勘助が持ち歩いていた摩利支天のスケッチや出演者のサインがありました。続いて濠にかかる橋を渡って門をくぐると、そこには躑躅ヶ崎の館が再現されていました。建物の中には入れなかったけど、お屋形様がお出ましになりそうな、いい雰囲気でした。

実はこの時点でまだ昼食をとっていなかったので、とりあえずみやげ物店でおやきを買って食べました(^^;。


風林火山館を出て、高原の林の中を走る道を下っていって三分一湧水 三分一湧水に行きました。その昔、水利権争いが絶えなかった3つの集落に均等に水を分けるために武田信玄が整備した施設だそうです。泉から湧き出た水がいったん溜められて、そのため池の真ん中にある三角石によって均等に分けられるそうですが、それにしてもこれを考えた人はすごいなぁと思いながら、三分一湧水館のみやげ物店で白州のミネラルウォーターを買ってあとにしました。

次の目的地に向かう前、さすがにおやき1個ではお腹が持たなかったので小淵沢駅に寄り道し、駅併設の駅弁屋で、1月の北海道旅行のとき、「北斗星」車内で食べた思い出深い?まんぷく甲斐? 「甲州ワインで育った牛と豚の弁当(まんぷく甲斐?)」を買いました(^o^)。でも、食べる場所がなく、弁当を携帯したまま山梨~長野県境を越えて、ふらっと信濃境駅に寄り道してから、富士見町内にあるゆーとろん水神の湯に寄りました。ここは硫黄泉ということで寄ってみたのですが、確かに硫黄の臭いはするし湯の花も漂ってはいたし、打たせ湯とかいろんな湯船が楽しめたけど、肝心のお湯がどうもしっくり来なかったこともあって、早々に退散(汗)。でも、日帰りでスキーやトレッキングを楽しんだ後の汗流しや疲労回復には良さそうな感じでした。

R20を東に戻りつつ、山梨との県境に近い、道の駅信州蔦木宿のつたの湯に入ってみることにしました。その前に、小淵沢で買った駅弁を完食♪昼食というよりは早めの夕食でした…。

お腹がいっぱいになったところで、入浴。こちらは、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉ってことで、どんな湯なんだろうと思ったら、ちょっと泥みたいなにおいのする透明なお湯でした。でも、内湯と露天風呂は加水加温で循環しているらしく、別にあった源泉の湯に入ってみるとほのかに硫黄のにおいがするややぬるめのお湯でした。時間帯、すでに夜になっていたので星空や上空を飛ぶ飛行機の明かりが結構きれいでした。

風呂から上がって、売店でおみやげのみすず飴と、北海道のまりもっこりの姉妹品?まりもっこりともっこりんご 信州もっこりんごを買ってから出発しました。そいえば、千葉にもまめもっこりなるものがあったけど、結局見かけなかったなぁw

今回はお風呂と売店しか利用しなかったのですが、ほかにも食堂があって長野や山梨の郷土料理がたのしめるので、ドライブ途中にふらりと立ち寄って温泉で運転の疲れを癒してお腹も満たして…という使い方が結構いいかもしれません。


帰りはほうとう R20から大きく外れた山道をくねくねと進んで小淵沢の市街地に出て小淵沢ICから中央道に乗って、双葉SAで早速夕食(爆)。軽食コーナーでほうとうを頼みました。食券販売機のメニューカテゴリーが「ほうとう」で独立している点と、注文を受けてから出来上がるまで時間がかかるのは下り線と一緒ですが、丼で出される下り線と違ってこちらは鉄の鍋でぐつぐついっているのがでてきて、かなり得した気分になりました(^o^)。具もかぼちゃや豚肉など大きめのやつが入っていて、はっきり言って下り線よりも本格的です(笑)。

他にも数グループいたのですが、すべてのグループ誰かしらほうとうを頼んでいたので、厨房は大変なことになっていたようですが(^^;。


双葉SAからは中央道をひたすら飛ばして、談合坂SAにも石川PAにも寄らず、家までノンストップで走破しちゃいました。本当に双葉から家の最寄IC降りて信号に引っかかるまで完全停止ナシでした(^^;


今回のドライブ、走行距離は471.7km。燃費は14.1km/Lでした。

相変わらず、遠出するとたとえ山道を走りまくろうが燃費が急激に向上するマーチでした…。


動かざること山の如し

2007-11-27 | 風林火山ドライブ

(つづき)

雨の松原湖

佐久ICからR141を走って向かったのは…松原湖でした。近くを通るので祖父母の墓参りをしたついでにちょっと登ったところにある松原湖に行こうと決めたのでしたが(^^ゞ

野ざらしの鐘 松原湖に着くと、それまで小降りだった雨が本降りになって、雨にぬれる紅葉…という画的には綺麗だったけど歩き回るには難儀な状況だったので、湖畔にある松原諏方(すわ)神社に行って参拝と、武田信玄が寄進したといわれる、野ざらしの鐘を見て帰ってきました。野ざらしと言っても、ちゃんと屋根のついたところに安置してあったのですが…。

南相木ダム


松原湖から降りて次に向かったのは南相木ダム。R141と千曲川を越えて山の方に向かい、相木川に沿って、道幅は1.5車線分ながらもきれいに整備された道路をさらに山の方に進むと、バカーナビに地図情報がないような山奥にダムはそびえ立っていました。

南相木ダムとマーチここは堤頂の標高が1,532mと、日本一高いところにあるダムだそうです。ダム周辺には資料館とかテプコ館(でんこちゃんのダムなのでw)はないけど、クルマでも比較的行きやすいダムでした。奥三川湖と名づけられたダム湖周辺には遊歩道も整備されていて、1周5.5kmほどの道のりだそうですが、寒かったり天気が悪かったり疲れていたりでまわるのはやめました。ちなみにダム上流側の山を越えた向こう側は群馬県。地図を見ると、あの「御巣鷹の尾根」のようです。ダム堤頂から来た道を戻り、ダム下から堤体を眺められるポイントに寄ってから、ダムをあとにしました。

滝見の湯 ダムからR141に戻る途中、南相木温泉滝見の湯に寄り道しました。相木川にある「犬ころの滝」を眺められる露天風呂…のはずが、目隠しのすだれが邪魔であまりよくは見えませんでしたが、こちらも長湯してても全然苦じゃないくらい結構いいお湯でした。お湯は無色透明だったので、本当に温泉かいな?と思ったけど、入っているうちに肌がすべすべになったり、ちょっと痛かった足も痛くなくなったので、間違いなく温泉です(笑)。相木そば 湯上りに、せっかく信州まで来て蕎麦を食べていなかったので、食堂で地粉100%使った相木そばを食べました。戸隠とか開田高原ほどメジャーではないけど、純朴な田舎そばという感じで、めんつゆなしでも風味が味わえましたし、締めのそば湯もおいしかったです。

清泉寮からの眺め


ソフトクリーム 滝見の湯からはナビに従って海ノ口からR141に復帰し、野辺山のJR最高地点で写真を撮ったあと向かったのは清里の清泉寮でした。ここで食後のデザートとしてソフトクリームを食べました(笑)。ここのソフトクリームはいつ食べても本当に美味しいです(^^)。けど、天気があまり良くないせいもあってそとは若干寒め。ソフトクリームを売っている場所にある休憩所ではストーブを焚いているぐらいでした。食後は清泉寮本館などをトイレを借りつつぶらぶら散策し、いつかは清泉寮に泊まりたいなぁと思いながら出発しました。

いつのまにか無料開放されていた清里大橋を経由し、道の駅はくしゅうで南アルプスの天然水を汲んだあと、R20で再び長野県に戻り、すっかり日が暮れて真っ暗になった山道をくねくね走って向かった最終目的地は、JR信濃境駅でした。

JR信濃境駅 この駅、以前TBSで放送されていたドラマ「青い鳥」で、主人公が勤務していた清澄駅として登場していた駅で、ドラマを見て以来いちどは行ってみたいなぁと思っていた駅で、あたりはすっかり暗くなってしまっていたけど今回漸く念願成就しました。駅舎を観察しているとちょうど上りの普通列車がやってきたところで、出発を見送ってから信濃境駅をあとにして、帰路につくことにしました。


帰りは山道をくねくねと走って小淵沢ICから中央道に乗り、あとは談合坂SAで休憩をはさみつつ東京方面へ。首都高速の江戸橋JCT~両国JCT間が詰まっていただけであとは恐ろしいほど順調でした。いつも渋滞する新宿~代々木の急カーブもオーバースピードに注意しちゃったくらいでした(笑)。

で、21時前に無事に家に着きました。

2日間の総走行距離は889.1kmで、燃費もまずまずでした☆。


今回のドライブ、再訪ポイントがメインで、新規に行ったところは1日目の「諏訪湖遊覧船」「プリンス&スカイラインミュウジアム」と2日目の「南相木ダム」「道の駅はくしゅう」「JR信濃境駅」だけでしたが、このエリアは何度来てもいいぐらいのお気に入りの場所で、また機会があったら出かけてみたい、そんな場所でした。


侵掠すること火の如く

2007-11-14 | 風林火山ドライブ

【11月1日】

ホテルの部屋からの眺め 朝は7時に起床。部屋でテレビ見つつぐだぐだしたあと朝食バイキングでいつものように?無国籍風朝食をたしなみ(ぇ、9時ごろにチェックアウトしました。やはり長野だけに、味噌汁がおいしかったです(^o^)。欲を言えば、りんごジュースがあったらなおよかったのに(^^;

チェックアウトの際駐車場は正午まで利用OKという確認をとったので、荷物だけ置いて駅前からバスに乗って善光寺に行きました。善光寺、去年は長野市内に2泊もしながら結局行かなかっただけに、今回はお参りしておきたかったので(^^;。


善光寺仁王門 バスを降りてから参道を歩いて仁王門をくぐり、三門は修復工事中だったので迂回して本堂へ。お参りを済ませて帰ろうかと思ったけど、せっかくだから以前も挑戦した戒壇めぐりに挑戦することにして、拝観料を支払って入りました。暗闇の中腰をかがめ、手探りでルートを探るのは至難の業で、中ほどにあるご本尊と結縁できるという「極楽の錠前」を探し当てるどころではなかったですorz。でも、これだけの寺院で本堂内の内陣参拝と別棟の経蔵参拝以外の、境内に入るだけだったら拝観料なしで拝めるなんてありがたいことでした(^o^)。

長電の電車帰りはバスではなく、少々歩いたところにある善光寺下駅から長電に乗って長野駅に戻りました。やってきたのは、元東急の電車。編成が短くなったりワンマンカー対応の改造がしてあったりする以外はほぼ原型を保っていて、地方私鉄にしては珍しい地下鉄区間でもあったので、まるで東京の地下鉄に乗っている気分でした。このタイプの電車いた、半蔵門線や東急田園都市線は主に大学受験の頃に何度か利用していたのでもしかしたらどこかで乗ったことのある車両だったりして(^^;。


ホテルの駐車場に戻り、こんどはマーチで出発。まずは、長野ICに向かうはずが…ひとつ向こうの須坂長野東ICから、しかも北に向かって小布施スマートICで降りて、道の駅おぶせで昼食と買い物をして、再び小布施スマートICから逆方向に向かいました。

このまま真っ直ぐ南下すれば関越道経由で東京に戻れるのですが、佐久ICで降りてR141を走って次の目的地に向かいました(つづく)。


徐かなること林の如く

2007-11-13 | 風林火山ドライブ

(つづき)

鳥居平やまびこ公園 諏訪湖を出て、次に向かったのは岡谷市内にある鳥居平やまびこ公園。目的はずばり公園内にあるプリンス&スカイラインミュウジアムでした(^^ゞ。

プリンス&スカイラインミュウジアム やまびこ公園の駐車場に駐車し、階段を息を切らせながら登るとミュウジアムはあります。入場券を買って、地下構造になっている展示室に入ると、ここはまさにスカイライン50年の歴史が凝縮された、「聖地」と呼ぶにふさわしい…って生意気なことを言いましたが(笑)、スカイラインはほとんど縁がないσ(^^♪でもすごいということがわかりました。ちなみに、ミュウジアム内に展示してあるスカイライン等展示物はすべて写真撮影OKだったのですが、個人的観賞で楽しむこと限定だったので、掲載は見送ります_(._.)_。

展望広場から見た諏訪湖と八ヶ岳

ミュウジアムの外に出ると、そこは諏訪湖を一望できる展望広場になっていて、ちょうど保育園の子どもたちがピクニックを楽しんでいるところでした。ついさっきまでいた諏訪湖はもちろん、その向こうには八ヶ岳も望めることができて、とてもよかったです(^^)。

本当ならば、スカイラインでやってきて…なんでしょうけど、同じ日産だし、スカイラインが25周年のときにマーチが登場して、初代マーチの開発主担は櫻井眞一郎氏の弟子でR32を担当した伊藤修令氏だし、マーチ買ったのはプリンス店だし…(ごにょごにょ-ぇ)


紅葉の梓湖

キャットウォークで点検中

鳥居平やまびこ公園を出て、ナビに従い岡谷ICから長野道に乗り、塩尻北ICでおろされて向かった先は、昨年も寄り道した乗鞍高原湯けむり館でした。でも、その前に波田町のセブンで昼食という行為をし(謎)、奈川渡ダム周辺の紅葉が非常にきれいだったので立ち寄っていたら、寄るつもりのなかった梓川テプコ館にも寄り道しました(笑)。

梓川テプコ館展望室から見た奈川渡ダム

梓川テプコ館、去年マーチで初長野の時以来なぜか必ず寄っているスポットなのですが、どういうわけかチャレンジしても意外と難しかったクイズコーナーで見事全問正解などクリア条件を満たすことができて、特製プリクラと記念品をゲットすることができました♪

梓川テプコ館を出て、奈川渡ダムを渡って、ダム湖の梓湖を左に見ながら西に進み、前川渡交差点を左折し、一路乗鞍高原方面へ。かなり整備された道ではあるけど、路肩のところどころに花が供えられているところを見ると結構危険も潜んでいるんだなぁと身を引き締めつつ、乗鞍高原湯けむり館に到着しました。

湯けむり館は、乳白色の硫黄泉と露天風呂からの眺めが素晴らしい立ち寄り湯で、去年訪れた時にはまた来たいと思った温泉ですが、今年も素晴らしいお湯と景色をじっくりと楽しむことができました。紅葉は今が真っ盛りといった感じで、体に硫黄のにおいが染み付くほど長湯してしまいました(笑)。ロビーで風呂上りのソフトクリームを楽しんだ後、駐車場からの景色を楽しんだり写真を撮ったりしました。ホント、露天風呂からの景色を写真でお見せできないのが残念なくらいです(>_<)。

ただ、標高1,500mほどのこのあたりはまだ秋だったのですが、乗鞍高原からさらに高いところにある乗鞍岳山頂のほうは、山頂方面のシャトルバスが路面凍結のためこの日限りで今シーズンの運行終了というアナウンスが流れていて、冬の足音も聞こえつつありました…。


乗鞍高原を降りて、一路松本方面に向かい始めたところ、朝からの疲れがここで一気に出たのか奈川渡ダムを過ぎたあたりから急に眠気に襲われ、何とか道の駅風穴の里まで眠気に耐えながら運転して仮眠を取りました。寝たのは10分程度でしたが、だいぶすっきりしたので再び出発。松本ICから長野道に乗り、降りる直前にある上信越道松代PAで給油をして、長野ICから夕方ラッシュ真っ只中の一般道を走って長野駅前のホテルメトロポリタン長野に着いたのは18時過ぎでした。

夕食は、出歩くのが面倒くさかったのでホテルのレストランで済ませ、おみやげも長野駅のキヨスクで七味唐辛子とみすず飴を部屋で飲むビールとあわせて購入(笑)。あとは部屋でビールを飲みつつテレビを見てまったりと過ごしました。(つづく)


疾きこと風の如く

2007-11-05 | 風林火山ドライブ

風林火山の旗

10月31日から11月1日にかけて信州にドライブしてきたので、そのレポートを書きます。


【10月31日】

まだ夜明け前の朝5時に家を出発し、ジャスコで飲み物やお菓子を買った後、京葉道路に向かいました。ETCをつけてカードが届いてからはじめての料金所通過でしたが、無事通過♪京葉道路はもとから割引はなかったけど、首都高速と中央道の均一区間では早朝割引?がありました(^o^)。利用証明書見てみたら、中央道の三鷹料金所のほうは5時58分に通過していたようで…。


こんなに早く出たのは、ETC利用者限定の時間別割引適用させるってのもあったけど、最大の理由は、都心部の通勤渋滞回避だったため、所定の目的は十分に達成できましたが、朝の5時台にも関わらず都心部分は結構な交通量がありました(・o・)。

中央道に入り、八王子本線料金所を過ぎてしばらく走ると圏央道と交わる八王子JCTが見えてきたけど流出入する車もほとんどなく、山岳ハイウェイに様変わりして上り坂の連続する部分をオーバードライブオフにして駆け上がりました。


談合坂SA 小仏トンネルなどを抜けて神奈川県を経て山梨県に入るとぼちぼち休憩したくなったので…というかちょっとお腹の調子がよろしくなかったので6時30分頃に談合坂SAに到着して最初の休憩(^^ゞ。トイレを済ませ、車内でちょっと休憩していたら7時ちょっと前になったので、7時開店のレストランで朝食をとろうかなぁとも思ったけど、次の双葉SAでとることにして出発しました。

双葉SAのほうとう で、甲府盆地をあっという間に抜けて談合坂から30分ほどで双葉SAに着きました。

ここでは軽食コーナーでほうとうをオーダーして食べました。さすが山梨名物だけあって、食券販売機のカテゴリーも麺類コーナーとは別に「ほうとう」として独立していて、しかも注文を受けてから茹でるようなので出てくるまでに少々時間がかかりますが、

今回みたいに早朝に家を出て中央道経由で長野方面に行く時はここで朝食にほうとうを食べるのが半ば恒例になりつつありますが、朝からほうとうというのはなかなか贅沢です(笑)。

満腹になったところで双葉SAからはひたすら走りまくって、9時頃諏訪ICに到着し、当然ETCレーンを通過してR20に出ました。カーナビでは「諏訪湖間欠泉センター」を目的地にしていたのですが、信州に来た挨拶と旅の無事と祈るため急遽諏訪大社上社本宮に寄ることにしてカーナビの指示を無視して向かいました(爆)。


諏訪大社 諏訪大社上社本宮に到着。境内ではちょうど菊の展示会をやっていて、思わず二本松の菊人形を思い出しつつ本殿に参拝。旅の無事と試験合格、それにちょうどこの日入院することになっていたネット上の友達の快復を祈願しました。願いが通じたのか、そのお友達、なんと当日の検査で入院不要になったそうで(・o・)。


諏訪大社を出て、いよいよ諏訪湖畔へ。駐車場にマーチを停めて間欠泉センターに向かっている最中、「諏訪湖遊覧船があと5分で出港します~」という案内放送が流れたため、衝動的に遊覧船に乗船しちゃいました(笑)。

遊覧船の旅は約30分。湖上からの眺めは初めてだったのでなかなか新鮮でした。湖上からセイコーエプソンの本社やタケヤ味噌の本社工場、それに由布姫が武田晴信の側室になってから亡くなるまでの日々を過ごした小坂観音院などを眺めつつ、釜口水門が見えたときはここから天竜川が始まるんだなぁと7月に行った、天竜川の河口にあたる浜松のこともちょっと思い出しながら意外ときれいじゃない諏訪湖を眺めていました。

足湯からの眺め 遊覧船を降りてから、間欠泉センターでタオルを買ってから脇にある足湯に行って両足を湯につけながら諏訪湖を眺めました。気づけば30分ほどは足を湯につけていたようで、浸かっていた部分は赤く火照って見たこともないくらいふやけていました(笑)。けど、それ以上に暑すぎず寒すぎない気候と、足湯からの素晴らしい景色に心身ともに癒されました。


足湯から出て、次なる目的地に向けて出発しました。(つづく)