今年も10月20~23日の2泊3日で長野県にドライブ旅行してきました。
今回はNEXCO中日本から発売されていたETC割引の速旅信州ハイウェイ周遊プランを使っての旅行でした。中央道高井戸からの往復と、中央道小淵沢~中津川間、長野道全線と上信越道更埴~長野・坂城IC間が3日間乗り放題で6,500円という安さだったので申し込みついでに、以前から行きたかった南信にも行ってみる事にしました
【10月20日(日)】
朝起きたら見事なまでの大雨の中6時くらいに家を出て、お客様感謝デーのイオンで飲み物を調達し、京葉道路へ。流石に雨だから空いているだろうなあと思ったら、首都高の三宅坂で事故渋滞。千鳥ヶ淵付近でワンボックスがスピンしてました
中央道に入っても雨は相変わらず、八王子料金所を過ぎて山岳地帯に入ったら霧も出始めてコンディションとしてはあまりよろしくなく、談合坂付近でもトラックが、小淵沢付近の上り線でもプリウスが単独事故を起こしていました。
まずは双葉SAで最初の休憩。ほぼ順調ならば家から2時間弱のところなんだけど、ものすごく遠い場所のように感じます。家で朝ご飯食べてきた事もあって、トイレと飲み物調達ぐらいでしたが。
諏訪湖SAにも寄り道して、相変わらずの土砂降りの中諏訪湖ビューを楽しみながら、小腹が空いたのでキッチンカーで販売していた伊那のローメンを食べました
諏訪湖を眺めようと試みたのですが、激しい雨とどうせ最終日は諏訪をまわるのだからとそそくさと退散しました
岡谷JCTから西の中央道は昔夜行バスで通った事はあるけど自分で運転して走るのは初めて。駒ヶ岳SAで休憩しつつ松川ICで降りて、最初の目的地、元善光寺を目指しました。
この地に住む本田善光が、604年に今の大阪で拾った阿弥陀三尊を自宅に安置したら光り出したので「坐光寺」としたけど、その後勅命で本尊が長野市に遷座し、その地が「善光寺」となったので、元善光寺になったのだとか。だから、善光寺と元善光寺両方参拝しないと片参りといわれているのですが、今回元善光寺の方に参拝できてよかったです。
こちらにも戒壇巡りがあって、極楽の錠前を見つける事が出来ました
元善光寺をあとにして、飯田ICから中央道に乗って東へ。ちょうどお昼時だったので小黒川PAに寄ったのですが、売店に並ぶ地元の非公式ゆるキャラグッズコーナーにやや引きつつ、軽食コーナーで南信州ジンギス丼を食べて、昼寝をしてから出発しました。
伊那ICで降りて次に向かったのは高遠。最初はまっすぐ道の駅南アルプスむら長谷に行くつもりでしたが、高遠城址公園に寄り道。突然寄り道したので何も下調べはしていなかったのですが、駐車場が勘助曲輪だった場所というだけでちょっとテンションが
高遠はさほど大きくない街だけど、戦国時代には武田勝頼や仁科盛信が治め、会津藩祖になった保科正之ゆかりの場所で、保科家が転封になったあと高遠藩を治めた内藤家の江戸屋敷が返上されて整備されたのが新宿とか、結構すごいところかも。
それから道の駅南アルプスむら長谷に寄り道して、いろいろ見ていたら中央構造線露頭が近くにあるというのでいってみることに。
美和湖に面した崖にそれはありました。
まずは崖の上の公園をぐるっと回ってから、露頭部分に。中央構造線に限らず、分水嶺とか都道府県境、市町村境などここで分かれ目だと思うとなんだか興奮してしまうのはお約束です
中央構造線は関東から紀伊半島や四国を経て九州に至る断層系で、フォッサマグナとは別物、そのフォッサマグナも断層ではなくて糸魚川から静岡への構造線と新発田や柏崎から千葉への構造線に囲まれたエリアだそうで、もうちょっと地学や地理をまじめに勉強しておけばよかったと思いました…。
ついでだからと美和ダムにも寄り道。この美和ダムが作る美和湖自体が中央構造線の真上にあるようです。土砂降りだったので管理事務所の資料コーナーを見て、天端をちょこっと歩いただけで退散しましたが、初めてダムカードなるものをゲットしました。
この美和湖はダム湖百選にも選ばれていて、長野県内では美和ダムのすぐ下流にある高遠ダムの高遠湖、木祖村にある味噌川ダムの奥木曽湖、そして大町市の高瀬ダムの高瀬ダム調整湖が選ばれています。
雨もひどくなって、時間もいい感じになってきたので、高遠ダムはスルーして伊那ICに戻り、1日目の宿泊地松本へ。
いろいろ悩んだ末に予約しようと思ったら満室でいったん諦めたけど、出発2日前に別の宿取ろうと思いつつ何気なく見ていたら1室空室が出ていたので速攻で抑えた宿でしたw
夜はホテルのレストランでなんて贅沢なことはせず、隣にあるアリオ松本で弁当でも買ってこようかと出かけたものの、結局フードコートで夕食。ついでに食料品売り場でジュースとアイスクリームを買って戻り、テレビを見たりパソコンいじったりして1日目は終了しました。
(つづく)