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「ブログ人」終了なので引っ越してきました。

2011年福島桃買いドライブ♪(その1)

2011-08-31 | ドライブ

Dsc00960

かねてからの予告通り、8月27日から28日の1泊2日で福島に出かけてきました

【8月27日(土)】

朝6時ちょっと前に自宅を出発。柏ICから常磐道に乗り、守谷SAと関本PAで休憩しながら北上しました。常磐道、地震の影響なのか多少うねりがあったけど走りづらいこともなかったです。

まずはいわき勿来ICで降りてR6を通って小名浜へ。
R6はそこそこ修繕されていたけど、うねりや段差が結構あったり、空き地には津波にのまれたと思われる乗用車や船が集められていたりしました。日産いわき工場そばの交差点で曲がるところを間違えてしまったものの、すぐにリカバリーできて小名浜に向かう道路に出ました。
ただ、海に近くなればなるほど道路が荒れてきて、部分的に舗装が剥がされて砂利道になっていたり、ぐちゃぐちゃになった塀とか生々しく残っていたし、信号が点灯していないところもありました。

とりあえず、最初の目的地、アクアマリンふくしまに到着。駐車場は本来の場所が地割れで使用不可の模様で、仮設の駐車場に案内されました。

Dsc009521 アクアマリンふくしま、3月の巨大地震と大津波の被害を受け、建物自体には甚大な損傷はなかったものの、停電や非常用電源の燃料切れで飼育していた魚の9割が死滅、残った魚やその他動物たちも避難を余儀なくされていたようです。
それらのうち、ゴマフアザラシのくららが避難先の鴨川シーワールドで出産。その鴨川で生まれたオスのきぼうが元気に水槽を泳ぎ回っていました
その他避難した動物も、繁殖期等々の都合で戻って来ていないウミガラスと、セイウチ1頭が最近急死した以外は揃っていて思い思いに過ごしていました。
Dsc009731 魚たちも各地の水族館から譲り受けたものやスタッフが採取してきたもので満たされていて、被災前とほぼ遜色ないぐらいに賑わっていました。特に潮目の大水槽では、前日にイワシを補充したようで、迫力ある姿を見ることができました
さらに初めてアクアマリンえっぐや蛇の目ビーチも歩き回ってみたけど、釣り堀でこどもたちが釣った魚を調理してもらったり自分で調理して食べることができるコーナーもあり、生命の尊さを学ぶことができるコーナーだそうですが、揚げ物の匂いが美味しそうでおなかが減ってしまい、本館のレストランでカレーを食べてしまいました

このようにアクアマリンふくしまは再開して賑わいも戻りつつあるものの、周辺を見ると未だ復旧作業中のいわきら・ら・ミュウや小名浜美食ホテル、陥没や隆起している道路や岸壁とそれを封鎖しているフェンス、そのフェンス越しに見える津波で壊れた倉庫等々3月の巨大地震の爪痕が生々しく残っています…。

Dsc009891 アクアマリンを出て、次は三崎公園へ。小名浜の漁港やお土産屋さんなどが立ち並ぶ一角も津波被害からの復旧工事たけなわといった感じではあるけど、崖が崩れてかろうじてフェンスで止まっているところとか、一見無事に見える住宅もよく見れば1階部分の窓ガラスがベニヤ板で覆われていたりしていました。
三崎公園は海望広場を歩き回ったのですが、案外海は見えず、海岸に降りてみたらすごいしぶいていました

それから少し走り回っていわき中央IC~いわきJCT経由で磐越道へ。
中央道や上信越道でもなかなかない急な上り坂を上り、差塩PAを過ぎた頃に強烈な眠気に襲われましたが、何とか頑張って阿武隈高原SAに入って昼寝
昼寝から目覚めて、郡山JCTから混雑気味の東北道に突入し、福島松川スマートICで降りました。
しばらく走っていたら、去年同様左のルームモールが剥がれかかっているのに気づいて、コンビニに行けばいいものをなぜかJR金谷川駅前のロータリーに
ルーフモールを直してボケーッとしていたら、貨物列車や普通列車がやってきたので撮り鉄

ほどよい時間になったので、途中で給油をしながらR4バイパス経由で福島市街地を目指すことに。
いわきのある浜通りから阿武隈山地超えてやってきた中通りだから当然津波は来ないのだけど、こちらは高台にある住宅地が地滑りを起こして、地肌丸見えの斜面や撤去されずに残っている住宅がバイパス沿いにチラリと見えました。
市街地に入る前に昔住んでいたアパートにも寄り道。この辺は何でもなさそうでほっとしつつホテルにチェックインしました。

一息ついてから、これから会う予定の学生時代の後輩に連絡を取り、外出。
福島市も地震被害は結構あったようですが、それ以上に原子力発電所事故の影響で放射線量が高く検出されていて、それが復興や市民生活に暗い影を投げかけているという報道を散々見てきたのですが、歩き回っている限りでは何度も見た事のあるごくありふれた週末といった雰囲気でした。マスクをして長袖長ズボン姿の人はまず見なかったし、普通にベビーカーに赤ちゃん乗せた母親とかも歩き回っていたし。賑わいが少ないのは地震や放射性物質のせいじゃなくてもともと市街地が衰退気味だったのですが…。

後輩と駅で落ち合って、まずはNHK放送センターに行って「生さだ」で使われた小針画伯力作のホワイトボードを拝んでから学生時代にサークルでよく行っていた居酒屋へ。久しぶりに美味しくてリーズナブルな料理とお酒を楽しみながら近況報告。
別れ際に「1ミリシーベルトの空気味わっていってください」などと言われたのだけど、笑っていいのかツッコンでいいのかわからなくてしんみりしちゃったり。

ホテルに戻って、シャワーを浴びてからヨーカドーで買った夜食を頬張りながら持参したネットブックで翌日の情報チェックしたり、テレビを見てダラダラしてからベッドに入りました(つづく)

※旅行の写真

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