昨日の休み、映画を2本観てきました。
1本目は三船敏郎と石原裕次郎主演の「黒部の太陽」です。
特別企画で期間限定上映していた、ワーナー・マイカル・シネマズユーカリが丘に行ってきました。
電車で行ったのですが、乗ったのが京成の電車じゃなくて、なぜか「石原車」と呼ばれている都営地下鉄浅草線からの乗り入れ電車。「石原」はもちろん裕次郎の実のお兄さんで東京都知事の石原慎太郎から来ています
「黒部の太陽」ですが、裕次郎の遺言により長らくテレビ放送やビデオ・DVD化されてこなかったのですが、今年3月にBSプレミアムで特別編が放送されたほか、来年か再来年あたりにDVDで発売されるようです
公開が1968年と40年以上前の作品でしたが、映像も音声もとてもきれいで、ストレスなく楽しめました。
「黒部の太陽」は黒部ダム本体じゃなく、今はトロリーバスが走る大町から黒部ダムに通じる関電トンネル工事の話ですが、トンネルのセットを実際に工事を担当した建設会社の土地に建設して破砕帯から土砂が溢れ出してくるシーンも実際に大量の水や土砂を流し込んだそうです。
今の映画だったらVFXで再現されるところだろうけど、その破砕帯シーン撮影時に想定外の圧力で土砂が噴出したため裕次郎以下多数の重軽傷者を出す事故が起きてしまったけど、今の映画では色々な意味でできないような迫力あるシーンでした。
迫力溢れる工事現場のシーンだけでなく、登場する人たちの様々な人間模様のドラマ部分も時には切なく時には凄まじく、また時にはドロドロとしていて見応えがあり、途中休憩込みで約4時間近い映画もあっという間に感じました。
映画館を出て、同じビル内のパスタ屋で昼食。食事中にTOHOシネマズのサイトを調べていたら、今から間に合う時間帯に「踊る大捜査線 THE FINAL」の上映があるみたいだったので、ネットで購入しておいたムビチケを使って座席を抑えてから八千代緑が丘のTOHOシネマズへ
「ODF」、当然ユーカリが丘のワーナー・マイカルでも上映していたのですが、上映開始時間があまりよくなかった以外にもTOHOシネマズのシネマイレージを貯めていたので移動したけど、何となく落ち着くような気が
2回目鑑賞だったので、初回鑑賞で見落としたり聞き逃したところとか、ストーリーをわかった上で見る真犯人の表情やセリフにああなるほどと合点がいったりとそんな感じで観ていました。
朝8時半過ぎに家を出て、映画2本観て帰ってきたのが18時過ぎ。
正直疲れたけど、「黒部の太陽」を映画館で観られたのが非常によかった。また久しぶりに黒部ダムに行きたくなりました