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「ブログ人」終了なので引っ越してきました。

映画2本鑑賞

2012-09-22 | 映画

昨日の休み、映画を2本観てきました。

1本目は三船敏郎と石原裕次郎主演の「黒部の太陽」です。
特別企画で期間限定上映していた、ワーナー・マイカル・シネマズユーカリが丘に行ってきました。
電車で行ったのですが、乗ったのが京成の電車じゃなくて、なぜか「石原車」と呼ばれている都営地下鉄浅草線からの乗り入れ電車。「石原」はもちろん裕次郎の実のお兄さんで東京都知事の石原慎太郎から来ています

「黒部の太陽」ですが、裕次郎の遺言により長らくテレビ放送やビデオ・DVD化されてこなかったのですが、今年3月にBSプレミアムで特別編が放送されたほか、来年か再来年あたりにDVDで発売されるようです
公開が1968年と40年以上前の作品でしたが、映像も音声もとてもきれいで、ストレスなく楽しめました。

「黒部の太陽」は黒部ダム本体じゃなく、今はトロリーバスが走る大町から黒部ダムに通じる関電トンネル工事の話ですが、トンネルのセットを実際に工事を担当した建設会社の土地に建設して破砕帯から土砂が溢れ出してくるシーンも実際に大量の水や土砂を流し込んだそうです。
今の映画だったらVFXで再現されるところだろうけど、その破砕帯シーン撮影時に想定外の圧力で土砂が噴出したため裕次郎以下多数の重軽傷者を出す事故が起きてしまったけど、今の映画では色々な意味でできないような迫力あるシーンでした。
迫力溢れる工事現場のシーンだけでなく、登場する人たちの様々な人間模様のドラマ部分も時には切なく時には凄まじく、また時にはドロドロとしていて見応えがあり、途中休憩込みで約4時間近い映画もあっという間に感じました。

映画館を出て、同じビル内のパスタ屋で昼食。食事中にTOHOシネマズのサイトを調べていたら、今から間に合う時間帯に「踊る大捜査線 THE FINAL」の上映があるみたいだったので、ネットで購入しておいたムビチケを使って座席を抑えてから八千代緑が丘のTOHOシネマズへ

「ODF」、当然ユーカリが丘のワーナー・マイカルでも上映していたのですが、上映開始時間があまりよくなかった以外にもTOHOシネマズのシネマイレージを貯めていたので移動したけど、何となく落ち着くような気が
2回目鑑賞だったので、初回鑑賞で見落としたり聞き逃したところとか、ストーリーをわかった上で見る真犯人の表情やセリフにああなるほどと合点がいったりとそんな感じで観ていました。

朝8時半過ぎに家を出て、映画2本観て帰ってきたのが18時過ぎ。
正直疲れたけど、「黒部の太陽」を映画館で観られたのが非常によかった。また久しぶりに黒部ダムに行きたくなりました


THE FINAL 初見(ネタバレなし)

2012-09-07 | 踊る大捜査線

今日から、「踊る大捜査線 THE MOVIE FINAL 新たなる希望」 が封切りでした
せっかくだから舞台挨拶行きたいと思って応募もしていたのですが外れてしまい、地元のららぽーとにあるTOHOシネマズで朝1番の回を鑑賞してきました。

朝の通勤ラッシュの余韻が残っていて道路が混雑気味だったけど、何とか開映15分前に到着し、チケットの発券やトイレや飲み物の購入を済ませていたらギリギリでした

映画の感想…

ラーメンよりもバナナと手羽先が食べたくなる作品でしたw
リーフよりも旧型マーチが大活躍していた印象が強いです。
重たい作品という宣伝だったので、「秋SP」やスピンオフの「容疑者室井慎次」みたいに観るのも辛いようなのになるかとおもったら、そうでもなかったです。

でも、テレビシリーズから15年にわたる「踊る」シリーズの最後の作品、総決算、閉店セールとして相応しい作品だと思います


桃を買いに福島ドライブ2012(その2)

2012-09-07 | ドライブ

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【8月19日】

幸いお酒は残らなかったけど、頭にちょっとコブをこしらえた朝。
朝食をとって、ロビーで貰った新聞を読んでテレビを見てから出発しました。
ホテルの駐車場、JRの線路沿いにあるので、福島駅を出発する普通列車やドナドナされてきた東海道線の電車を眺めてから出ました。

給油をしてから、矢野目にあるJAの直売所へ。
今年も家庭用でしたが美味しそうな桃を箱で買っちゃいました

それから何となく行きたくなった国見SAまでひとっ飛び。お昼に会津名物のソースカツ丼を食べたのですが、ソースカツ丼といえば信州も有名なのですが、会津の蕎麦は初代藩主の保科正之とともに信州高遠から伝わってきて「高遠そば」と呼ばれているらしく、何か関係あるのかなぁと思ったけど、ソースカツ丼はあまり関係ないか(^^ゞ

白石ICで降りて、このままどこかに行こうかとも思ったけど、結局そのまま白石ICから乗って福島に引き返しました。
途中、福島飯坂ICの手前付近から渋滞が始まって、福島トンネルからのUターンラッシュがここまで繋がったのかとビックリしたけど、反対の下り車線でプリウスが単独事故なのか当て逃げなのか知らないけどスピンして停車していて、それの見物渋滞でした。

福島西ICで降りて、金谷川駅に寄り道をして懐かしい景色を見てから、福島松川スマートICから東北道に乗って向かったのは三春でした。

Dsc_0222まずは滝桜にご挨拶。この時期だから当然葉桜で観光客も誰もいなかったのですが、その佇まいは満開の時期の華やかさを想像されるには十分なぐらいでした。
去年の満開の時期は震災直後で訪れる人が少なく逆に言えばゆっくり見られたようですが、余震が今よりも活発だったしこちらも少なからず被害が出たショックであまり見に行く心境になれなかったので。機会があればいちどは満開の滝桜も見てみたいものです。

Dsc018121続いて訪れたのは三春ダム2006年に訪れたことがあったものの、あのときは日没直前で資料館も閉館間際で駆け足でしか眺められなかったので、今回初めてゆっくりと眺めることができました
まずは資料館を見学して、ダムのあらましを勉強。
三春ダムは阿武隈川水系三大ダムのうちいちばん上流にあるダムで、堤体は城下町三春をイメージした石垣模様、ダム湖は滝桜から「さくら湖」と命名されています。なんでも、地域に開放された最初のダムということで、宮ヶ瀬なんかにも繋がっていったのかなぁ?
ちなみに、ほかは福島市にある摺上川ダムと宮城県七ヶ宿町にある七ヶ宿ダムというともにロックフィルダムで、どちらも訪問済みです。

資料館の1階にある喫茶店で買ったソフトクリームをなめながらダムの天端を散歩したあと、クルマで展望広場に行き高いところからダムを観察。草が生い茂っていて意外と眺めはよくなかったけど、ダム全体の風景は楽しめました
展望広場からさらにお城跡に登れる階段もあったのですが、暑かったのと階段付近をスズメバチが飛んでいたのでやめておきました。

Dsc_022515時近くなったので三春ダムを出発し、船引三春ICから磐越道へ。
いわきJCTから常磐道に入って、途中休憩をはさみながら明るいうちに谷和原ICに到達。R294やR6を通って手賀沼のほとりにある道の駅しょうなんに寄り道したら見事な夕日だったので、思わず1枚撮ってしまいました。
昼間はクソ暑かったけど、夕焼け空は秋の気配も感じられて季節が巡っているのを実感。

船取線をノロノロ走り、R14に出て幕張ICから京葉道路に乗って幕張PAで最後の休憩して、いつも行くセルフスタンドで給油してから家にたどり着いたのは19時55分でした。
ちょうど家族が出かけていて不在だったので、ギリギリ間に合った「平清盛」を見てから、近所の吉野家に行って夕食をとりました

2日間で863.6kmのドライブ。
久しぶりに裏磐梯や三春に行ったり、去年よりも活気が戻りつつあった福島に安堵したりもしたのですが、去年は気付かなかったけど松川近辺の小高い丘の上に仮設住宅があったり、三春では原発事故からの避難者向け仮設住宅団地の案内看板があちこちに立っているのが見えて、首都圏に住んでいると日常生活ではあまり意識しなくなりつつある震災も福島ではまだまだ現在進行形なんだと渇を入れられた気分にもなりました。

そして、桃は今年も美味しかったです\(^o^)/