思い出よみがえる代官山アパート

昨夜はつい遅くまでTVに見入ってしまいました。
20年前に放送された、ドラマ「やまとなでしこ」。
ドラマの中で松嶋菜々子さんが住んでいた、アパートを見て40年前の事を思い出しました。
代官山駅側にあった同潤会アパート。懐かしいアパートの入り口。
一階にレストラン、真向いにはお風呂屋さん。　レストランのオーナーの奥様、お風呂屋さんの番台に座り必ず声を掛けて下さった女将さん。元々主人が住んでいた所に2人の友達が転がり込んで3人で住んでいました。
私は渋谷区猿楽町にアパートを借りて住んでいましたので、お風呂に行きながら4人で食事をしたりと、一間でトイレ、台所は共同でしたが、楽しい事ばかりでしたね。そのうち2人が同じ同潤会アパートを借りて、出ていき、私と結婚する事が決まり、住む事になりました。
都会の中にその場所だけが、自然に囲まれた最高の環境でした。
その当時から、良く撮影が行われていました。その当時芸能人を見れた事は、青春時代の思い出の一つ。
一年後には子供が生まれるので、引越ししましたが、子供を連れて遊びに行った時は未だお風呂屋さんも営業していましたね。
アパートの敷地に小さな公園があり、子供と遊んでいると、そこに女優の浅野温子さんが息子と一緒に来てブランコで遊んだ思い出が蘇ってきました。とても綺麗で気さくな方でした。
都会に居ながら、窓にはヤモリなどが窓に張り付いているのは、当たり前の光景。
数年前に代官山に行ってみると、美味しいケーキ屋さんが残っていましたね。　道は余り変わりが無く、今でも何となく思いは出しながら歩けます。建物が壊されたと聞いた時は寂しかったです。
それが、昨夜の再放送で懐かしい代官山の同潤会アパートを見れて、思い出にしたれました。