土砂災害警戒情報発令…

　今日の９時５０分、池田市に土砂災害警戒情報が出されました。気象庁などから送られてきていた予報では、大雨警報予想でしたが、それを大きく上回る気象状況となりました。土砂災害警戒情報とは、大雨警報（土砂災害）のレベルが大きく上回った市町村に発令されるものです。発令を受けて、教育委員会からは給食を食べて集団下校をするよう、指示がありました。
　ですが、ほそごう学園では、朝から古江地区の様子等の情報をいただいていたので、まず、細河地区の様子を調べに行きました。すると、余野川の水量も上がり、場所によっては、水路と道路が同じ高さになってきて、子どもだけで帰すのは非常に危険だと判断しました。
　そこで、集団下校ではなく、メールでお知らせしたように、全校保護者への引き渡しに変更いたしました。１年生から９年生まで最も安全に下校させる判断です。特に細河地区の方々には早めの引き渡しのお願いをいたしました。給食が１１時半頃届くので、１２時頃からの引き渡しとなりました。給食を食べずに下校する子もいましたが、夕方には全員無事下校が完了いたしました。前回の地震に引き続き、本当にありがとうございました。

　現在、細河地区では人権文化交流センターが、伏尾台地区ではほそごう学園の体育館が、それぞれ避難所として開設されています。避難されている方もいらっしゃいます。自然災害の恐ろしさを改めて実感いたします。危険地域の方々の無事を祈るばかりです。

平和集会…

　土砂災害警戒情報が出される前、予定していた前期課程の「平和集会」が体育館で実施されました。６年生が広島修学旅行で学んだことを１年生から５年生までに伝えました。寸劇も交えながら、戦争の恐ろしさ、爆弾の怖さを訴えました。その後、日常生活の平和についても、劇を通して、下級生に伝えました。１年生から６年生までが全員立って、「おりづる」を歌う場面もありました。
　学校生活が平和になるように、周りの人のことをよく知り、周りの人の嫌がることをしないようにしてほしいという副学園長からの話もありました。他人の靴を触ったりしないで欲しい、スクールバスで通う人は騒がないでルールを守って欲しい等々、楽しい学校生活、平和な学校生活になるよう、みんなで支え合ってほしいと思います。

　　　　　　　　　　　　

優しい気持ち…

　今日、学校に５年生の飼育委員の子どもから電話がありました。「飼育委員の当番で、餌やりにいかなきゃいけないんだけど、行っていないので、うさぎが心配です。」
　夕方、飼育小屋に確認に行きました。



　大丈夫です。飼育委員の優しさが詰まった飼育小屋の中で、しっかりとしていました。餌も十分ありました。誰かは分かりませんが、優しい飼育委員の気持ちにほっこりとした先生たちです。これからもよろしくお願いします。