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星田オステオパシー

Sony Reader PRS-T3 大好き

まあ、E-ink方式の電子ブックリーダーなんですよね!けどシリーズ最終作の販売が2013年か2014年頃・・キンドルに敗北して終焉を迎えております。

が!

KindleやKoboに無い機能なんかもありまして、まだまだ現役で使いつつメルカリやヤフオクでお買い得の掘り出し物が出ないかと定期的に監視を続けております。

まずは無視できるレベルのデメリットですが
 ★ライトがない(ライトのついてるカバーは売られている)
 ★公式で本を買うことが(今では)出来ない
 ★微妙に画面が暗い

ってところでしょうか。もともと自炊したマンガやら書籍しか読まないし、暗いところでは読まないので・・

では結構致命的なデメリットを
 ★処理が遅い
 ★解像度が1024x768止まり
 ★画面タッチの感度が悪い(使いませんが)

もうこの「処理速度」に尽きます。これであと50%とか処理速度がアップしてる後継機が発売されてたらなぁ・・・まあ、すでに8年ほど前のマシンですし当時としては十分妥協できる性能だったんでしょうけど。中でも問題なのはPDFなんかでも1000ページを超えるようなものは読み込みにやたらと時間がかかり、高解像度のデータはページ送りでも
このように待たされる!これが痛い!というのもですね、大きな独自のメリットの中に「1ページを分割して表示する」という現在のKindleでも存在しない機能があるんですが、これが最高なんです!なのにそういうデータは当然データが大きいので、この「お待ちください」が頻発するんですよねぇ・・あーあ。

タッチの感度が悪いのは例えばテキストファイルを読んでいて、英単語などの意味を調べたい場合・・その単語をタッチしてもなんだか頼りないというもの。まあ、これはKindlePaperWhiteにおまかせしましょう。Kindleには難解な単語の上に簡単な言い回しにした英語ルビを振ってくれるという「Word Wise」なる神機能がありますので、英文を読むのはKindle一択でしょう(しかも調べた単語は自動的に単語帳に登録されて学習できるのだ!)

じゃあメリットです
 ☆目が疲れない(E-ink共通)
 ☆外部SDメモリで容量を拡張できる(KindlePaperWhiteには無い!)
 ☆軽い(Kindleはかなり重たい)
 ☆物理ボタンがある(ページ送りが確実で省力)
 ☆待機画面がカスタマイズ出来る(Kindleは不可能)
 ☆画像ファイルを入れて「スライドショー」が可能(SonyのReaderだけ!)
 ☆大判の書籍でも分割表示が出来る(SonyのReaderだけ!)

こんだけ良いところがあるのになぁ・・SDメモリは本当に素晴らしい!というかKindleがクソ過ぎる。多分データのコピーとかを恐れてのことなんでしょうけど・・おもっクソ黒に近いグレーな節税してるくせに・・・とか思ってしまう。

んでスライドショー、これも(準備に手間がかかるけど)良いっすよ〜
設定画面で「写真」ってところに数字が7376ってありますけど、これがメモリに入れた画像ファイルの数ですね(実はもっと入れてるけど読込中)。どういうい画像かはここでは触れないですけど、延々と1枚を任意の秒数表示してくれるというもの。これがね〜・・実に良い!お気に入りの画像を膨大な数放り込んでおいてスライドショー開始!途中でスリープモードにも出来るけど内部的にはスライドが進むので、一旦画面をタッチするなどして止めましょう。で、スリープモードを解除するとそのまま止まっているので、スライドショーボタンを押せば続きから癒やしの画像がまた楽しめるというわけ(16段階グレースケールで、ですが)。逆に言うと処理速度の問題もあって好みの場所へとジャンプしてとか出来ないので、一旦普通の読書をしたらまた1から再生されるわけなのですが・・まあ、目の負担と電池の保ちを考えたら些細なこと。このスライドショーのためだけにもう一台狙ってるってのもあります

そして画像分割表示。これがナイスな発想なんですよ〜
普通、Kindleなんかだと文字が小さい場合などに「横表示モード」なんつって横おきにして画面を大きく見る方法はあるんですけど、さすがは日本的心遣い・・他に4分割して見る方法が2つ用意されてます。これは大判の書籍が(特に英語の本)二段組になってるのを読みやすくする工夫で、(左右)ってのは英文の・・例えばTRPGのルールブックなんかがそうなんですが、左上左下右上右下・・とページ送りで読めるわけですね。処理速度の問題でE-inkの電子ブックリーダーは拡大縮小がめちゃくちゃ苦手なので、これは本当に素晴らしい仕組み。(上下)の方は日本の縦書き二段組の場合に威力を発揮しますね、この二種類用意されてるのは本当に素晴らしい!
左上

左下。まあ、画面はコミックなんであんまり意味がないんですが、標準ではとても読めないような文字も十分読めるくらいデカくなります(だからこそ処理速度がもうちょっと欲しいんですよねえ)。

とまあ、そういうわけで今となっては手遅れですが、ソニーが電子書籍市場で粘ってくれていればなぁ・・と。

今となってはアマゾンKindleと(まさかの)楽天Koboくらいしかメジャーなのは残ってないですが・・E-inkのタブレットはもっと発展して欲しいところです。別にカラーじゃなくても良いから処理速度がなぁ・・なんかブレイクスルーが無いとE-inkの特性的に無理なんかなぁ

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