星田オステオパシー

グレンダイザー


 なんとまさかの「グレンダイザー」のテレビアニメが作られるという!マジンガー&グレートと違って今まで全くイジられ無かったグレンダイザーに、とうとう白羽の矢が!まあ業界がネタ切れなんですかね?

 グレンダイザーはねぇ!僕が本放送で見た時の記憶がある最古のアニメの1つでして、フリード星の友人が崖から落ちそうになってるのを助けられるんだか助けるんだか言う話とか、敵ベガ大王の娘(親と全く似ていない)が最終回近くで突然登場してくるとか、ドリルスペイザー(が好きなのに)全然活躍しないな!とかいろいろと思い出があるわけですよ。
 でもねぇ・・今までイジられてこなかった理由もわかります。だって純粋にアニメとして面白くないんですよね!とんでもなく!

 20年くらい前に(30歳を過ぎて)マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザーと3作ぶっ続けで観たことがあるんですけど、アニメとしての面白さが

 マジンガーZ>>>>>>グレートマジンガー>グレンダイザー

 なんですよね。マジンガーZは95話くらいもあって一見マンネリに見えるんだけど、敵側の作戦も結構バリエーションに富んでて飽きさせない作りになってるんですよね。そして何より「戦闘の殺陣が素晴らしい」んですよぉ!他の二作はどういうわけか戦闘が単調で観てて全くおもしろくない!
 ソレに加えてよく言われてる「段々とパワーアップしていく」マジンガーZのスペックというお楽しみもある。有名どころでは空を飛べないマジンガー。スクランダーが配備されるまで飛行タイプの機械獣と戦うのにも「おっぱいミサイルに掴まって飛ぶ」とか「ボスボロットにぶん投げてもらう」とか苦労してる話をちゃんと見せてからの・・スクランダー!って感じでフリがちゃんと効いてるんですよね。個人的には肘から発射されるドリルミサイルの凶悪な破壊力にはシビレましたね・・
 更にマジンガーZはこれは永井豪天才!って感じなんだけど機械獣のネーミングがカッコいい!ガラダK-7とかポセスO2(オミクロンツー)とか!オミクロンって!一方でグレンダイザーは何だ!円盤獣ゴンゴンとか円盤獣ゴスゴスとか!どんどん子供だましになってるって言うね・・

 あとグレンダイザーと言えば最終回!

 本放送の最終回の一話前(つまり1977年2月20日の日曜日、よって4歳10ヶ月)の明瞭な記憶がある。
 「次回、最終決戦だけど次回予告によるとどうも決戦は宇宙空間らしい。ということはパートナーは一緒に行けないじゃないか!とか心配していた。その後、母親と一緒に家業であるお酒の配達に行った事も覚えてる。

 なのに最終回の記憶が無かった。あんなに楽しみにしていたのに!なぜなのか!?
 ずっと疑問だったのだけど30歳過ぎて見返した時に謎が解けた。理由はおそらく
 「びっくりするくらいに面白くなかった」
 からなのだ。機会があったら観てもらいたいけど作画も展開も恐ろしく投げやりでテキトー、いいトシこいて愕然としてしまったくらい。これは子供ながらにショックだったんだろうなぁ・・で、記憶を封印してしまったと。
 あ、ちなみに子供の頃心配していた「パートナーが誰になるか」問題は「兜甲児、博士の娘、マリア・フリード全員が乗れる新メカ」が出てくることで解決されてました。これは評価ポイントではあるな。

 まあ来年はグレンダイザーをチェックせねばならんな!ポイントは
・主人公デュークフリードの顔色(白すぎて気持ち悪い)
・円盤獣のネーミング
・最終決戦の盛り上がり
・グレンダイザー発進シークエンス(超重要)
追記:・OPとED、特にEDは名曲なので使って欲しいなぁ(もともと宇宙円盤大戦争のテーマ曲の歌詞を変えたものなのだが)(ちなみに宇宙円盤大戦争のアニメ自体はクソの中のクソなので観る価値ナシ!)

 あたりかねぇ。

 あっ!あと、デュークフリードの声は故・富山敬さんなんだけど、声つながりなのかどうなのか
 こういうニュースも発見。うわ〜・・これは観に行かねば!「さらば」までってのも分かってるなぁ(^o^)

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