本人の話では、周りからだんだんとほんの少しずつ改善してきているが、真ん中の芯が目の奥に残っていてそれがぜんぜん取れないという。
触ってみると、うーん・・本当に先週受けたばかりなのか?
左右の動きがバラバラ、左がぜんぜん動いてない。
頭全体がパンッと膨れたみたいになっていて・・・イメージで言えば水風船が限界まで膨れているような・・・ちょっと怖くなる。
まずは左右の動きを合わせるために左の動きをブロックしている部分を探る。普通、左が動いてない場合ブロックは左にあるのだがモニターしながら緩めていると、右のおでこを緩めていると左に動きが出てくる・・ふうむ・・
さらに顔面の動きを左右で比べて上顎や頬骨などの動きを揃えて行く。
そこそこ左右の動きがついたところで今の感触を尋ねると全体は楽になってるが芯は変化無しとのこと。
本人はよく勉強されていて、シ骨が怪しいとずっと思っているらしく、2年前に口蓋骨の解放で強力な反応があったのもあり、口の中をチェックする。
すると上顎の真ん中のつなぎ目がびっくりするほど硬く隆起しているので驚く。オステの原理に従い、隆起周辺、そしてガタガタの感触の左側の面をリリースして行く。数分で隆起が触られてる方でも分かるくらいに低く柔らかくなる。これが目の奥に響いてる感じがするとコメントをもらう。多少目の奥の固まりは減った気がするがまだあるという。
頭の膨らみがやはり気になるので、動きが出た事だし頭蓋内の排水目的で、静脈洞のリリースを行う。
ここで、目の奥の違和感との関連を閃いて静脈洞交会と小脳テントの緊張を解放した後でコメントを求める。かなり良い感じだという。
だが、固まりの感じは目の奥からもっと中央に寄ってきた感じと言うことでオリジナル筋膜テクニックを閃いた(受けていた方は、あの場のアドリブでやったのかよ!と驚かれるかも知れませんけど)。
後頭部と眉間部分を連動させて追っかけリリースを行う。すると、びっくりすrくらいの解放運動が発生して、自分でも驚く。僕の手はちょうど酔拳の物まねしてるのか?ってくらいにグワングワンと動き続け、後頭部も大きく動き出すのを感じる。
これは・・・手応えアリ・・・受け手の方の感触も良いようで目の奥の固まった感じなどもほとんど無くなったと言う。おおお・・・やった!冷静を装おうとしてもテンションが上がって行くのを抑えきれない。
そこで終了。昨夜メールで非常に調子が良く、自分でいつも気になってる顔のゆがみもほとんど感じられないと言う。
やったぜーっ!!こういうのがあるから続けられるんだなぁ・・と思う。
長々失礼しました。良い方向にインパクトあるケースでしたので~
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