星田オステオパシー

幸福の資本論・・を読んだ

橘玲さんの本は容赦が無くて好きなのでチェックしてるんですけど、ようやく読むことが出来ました(図書館派なので)。

要するに
 お金持ちか
 仕事があるか
 助け合える友達がいるか

の3つが人生の資本であって、これが3つあれば言うことなし(実際は難しい)、2つあれば上々、最低でも1つは欲しい。
もしもすべてがないならば、その人は「貧困」ということになる、というお話。この理屈で、最近の貧困問題から始まって都会でのオーバーワークに自殺増加なんかも説明されてて、実に納得。

ただ、統計で明らかなのは、現代の日本に住んでるということはすでに猛烈に幸運で幸福だってお話。昔は良かった事なんて(思いで補正を排除すれば)、全くないというのには大いに賛成。そういう人はただ、忘れてるだけか、個人的な体験としては良かったことはあるんでしょうけど。

ただ、3つとも無い貧困と定義されてる人でも救いがないわけではないな・・と。先日見ていた動画で生物の進化の歴史をザーッと流すものがあったんだけど、いつの時代も「進化」を遂げて生き残るのは追い詰められて逃げ出した弱者なんですよね!
生物は追い詰められたら、なんとかしちゃうって機能が最初から装備されてるんじゃないでしょうかね?
そうすると、現在、弱者として虐げられてる人こそが次の時代に生き残る進化を遂げる・・んだったら痛快で良いなぁ!

幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社
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